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文章から単語へ、そして単語から文章へ。


こんにちは。
円(まどか)コンサルティング・斉藤華奈美です。

2月19日頃の時期を二十四節気の「雨水」と呼ぶそうです。
歳時記カレンダーによると、「雨水がぬかるみ、草木が芽吹き始める」頃とあります。

また、この雨水の頃は、中国伝来の古暦で「獺魚を祭る(かわうそうおをまつる)」とも呼ばれ、捕った魚を並べるその様子から、「転じて多くの書物を広げて文章を綴る様子を獺祭(だっさい)ともいう」ようです。

水に関わる生物から紙に綴られる文章が連想されるとは、その想像力に感心しますね。

このように、ある「単語」には、込められた意味が「文章」として含まれているものです。
例えば、ある講演のタイトルの中のある単語に着目すれば、それに込められた意味、意図を考察することができるはずです。

当社では、あるテーマに沿った文章を書いてほしい、といったご依頼をいただくことがあり、例えば、定期的に開催される講演の、毎回異なるタイトルから、その意味や意図を考察することで、ブログとしてまとめる一連の作業が挙げられます。

さて、今回のメルマガでは、その「単語から文章を考察する」作業をご紹介いたしましょう。

ある単語を「言葉どおり」に受け取るにせよ、それに含まれる意図を推測するにせよ、その単語の意味から外れない範囲でできる考察からは、今後の人生、経営の参考にできる事実に多く気づくことができ、大変意義のあるひと時が生まれます。

皆さんも、このメルマガでぜひそのひと時を。
早速、下記をご覧くださいませ。
例えば、タイトルに「アクト」と入った講演に関して、その講演前にどんな内容だろうか、聞けばどんな勉強になる可能性があるかなどについてを考える機会がありました。

実際のご依頼にお応えしたブログ記事として、 「アクトとアクションには違いがあるのです。それは、」という考察を公開しています。

私がつけたこのタイトル、本文の冒頭につながっておりますが、どうでしょう、思わず本文を読みたくなってしまいませんか?

肝心の本文については、まずは「アクト(act)」と「アクション(action)」の辞書から引用した意味の違いをご紹介しています。

「アクト(act):(1回限りの)行ない,([類]action)( ジーニアス英和大辞典)」
「アクション(action):「行動(の全体)( ジーニアス英和大辞典)」

この2つの単語の意味の違いから、本文は次のように続いています。

「つまり『アクト』とは、ある時点で行われた1つの行動です。そのアクトの前後に行われる別のアクトつまり行動と、必ずしも関連があるものではないとも言えそうです。

ここで『アクション』は、ある連続した行動の全体だと言えるのであれば、ある行動とその前後に行われる行動との間には、関連があるべきだと言えるでしょう。」

この後で少々、講演者の背景などに触れつつ、さらなる考察として、

「一般的なことわざとして、『継続は力なり』という “励ましの言葉” もよく聞くものです。しかし、たった1日、ほんのわずかな失敗があっただけで、それまでの継続に影響を与え、それまでの努力が結果に結びつかないこと、意味のないものとみなされることがあるのもよくある体験であり、それらについて納得し、諦め忘れることができるものとは、なかなか言い切れないのではと感じます。

そんな時、何かを行うことと、何かが行われなかったことは関係がないのだ、何かをしなかったとしても、これからする何かは必ず役に立つのだと分かる状況には、救われることも多いのではないでしょうか。」

と展開しています。

つまり、「ある1つのアクトを実行することは間違いなく意味のあるものであり、必ず『結果』が現れるものだ」と考えられることから、「実行すること」の大切さが推測できます。

この結論は、人生と経営においても重要な事柄と言えるはずと考え、この講演の前に参加者にぜひ考えてほしいこととして公開した次第です。

何も事前考察のない状態でいらっしゃったとしても、当然ためになるであろう講演だとは思われますが、しかし、より深い考えを持って出向き、それが正しいのか修正すべきか、またほかに何か自分の参考になる考えは得られないだろうかと楽しみにするのも、良い勉強の機会になるはずだと感じるところです。
編集後記
上記のような「予習考察」、単語の意味を調べ、その意味に沿った事例を探したりしながら、一つの結論を導いてみる作業は、自分の考えを改めて見直したり、経営の指針に役立てたりするのに非常に適した方法だと思われます。

ぜひ皆さんもご自身の考えを「文章で」、ご披露いただければと思います。

共感する人との交流も進むかもしれません。
「書く」ことで新しい事柄に気づくこともあり得ます。
「文章」から生まれる楽しみは大きなものとなるはずです。

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