【パスタ調理はほうれん草のゴマ和えの要領】


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平成28年2月2日(火)復活!オルチョ気まぐれ通信14号

 オリーブオイル輸入販売アサクラ/代表 朝倉玲子
                http://www.orcio.jp/
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 ◎本メール通信(復活!オルチョ気まぐれ通信)の筆者・朝倉です。

19年前にイタリアに渡りイタリア家庭料理修業からオリーブオイルの美味しさに目覚め日本に伝える仕事をする!と決め、2000年からオリーブオイル
販売を始めました。

「本物のオリーブオイルの魅力を一人でも多くの人に伝えたい!」
は輸入開始から今も変わらないワタクシ・朝倉の志です。

このメール通信にてオリーブオイルはもちろん、イタリア・食・農・旅などに関わる様々な話題を気まぐれでお伝えしていきます。

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 【本物の素材はうまい!】を通して
 「食のほんとうの喜びとナチュラルライフ」のヒントをみなさんと共有しましょう

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★朝倉玲子 プロフィール http://www.orcio.jp/?page_id=41

★バルゼレッタ(連載) オリーブオイル輸入までの泣き笑い物語
 http://www.orcio.jp/?page_id=33
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〈次回の講習会予定〉 


★2月2日・5・6日 土屋パン教室(東京都国立)

 オリーブオイル使い方講習の基本 6日はベジタリアンメニュ

★2月3日 BIO Mart&Kitchen(名古屋市)
 午前/オリーブオイルの話  午後/小麦とパスタの話

★2月4日 Move(名古屋市)
 午前/オリーブオイルの話  午後/小麦とパスタの話


★その他講習・講演会の予定
 http://www.orcio.jp/?page_id=44


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  気まぐれ通信14号  
【パスタ調理はほうれん草のゴマ和えの要領】



あっというま!もう立春ですね。
一月が流れるように過ぎていきました。

今月号のオルチョ通信
http://www.orcio.jp/common/pdf/tayori/1602.pdf

        ★


寒いと食べたくなるものってありますよね。

鍋や汁もの、スープ、あったかい麺。
いろいろですね。

食材にクローズアップしてみると

旬の野菜がその時に最大限においしく感じるのはおわかりでよね。
この時季だと
イモ類?(私は焼き芋が大好物)
ごぼう(身体を温めるといいます)

雰囲気変わって
濃厚なチョコレートやそれ系のお菓子など。

でしょうか。


        ★


また別の視点から。
感じるおいしさが暑さ寒さに影響することについてです。


ってアサクラアイテムで(^^;)

夏・冬の販売実績!をみてみると
おもしろいことがわかります!


        ★


アサクラパスタはたぶん、
種類の多さではデチェコ(ディチェコではなくデチェコが本当です)


バリラも及ばない(日本国内では)
多種のパスタを扱っていますが、

実は実は。

冬売れるパスタと
夏売れるパスタと

あるんです。

購入のみなさん、意識していないでしょうが。。。。


        ★

暑いとどうしても
食感の軽いもの、味の薄いものが
人間、ほしくなります。

冬は逆!

寒いと食感のよりあるもの、味の濃いものが
美味しく感じるものです。


        ★


イタリアのスーパーマーケットに行くと
ものすごい量の、たくさんの型のパスタが売っています。
棚にズラ~っと並んだ姿は
圧倒されますが、


ペンネやフジッリはもちろん、
リガトーニ、ジェメッリ、ゴミティ、

百合の花の形のジッリ、パッケリ(リガトーニの巨大なの)、
米粒のようなパスティーナ類、

これらは全部ショート麺。



長いのになると

基本のスパゲッティ、スパゲッティーニ、フェデリーニ、
カッペリーニ(髪の毛の細さの)

リングイネ、タリアテッレ、フェットチーネ、

まだまだ、いろいろ


書ききれません。


        ★


こんなに形・長さの違いのあるパスタを

イタリアの人は、
日々あれこれ替えて食べます。

家庭では数種の型のパスタを常備しているのが
普通です。


なんで、こんなに型の違うもんを
毎日替えて食べるのか?

とワタクシ疑問に思い、
数人に質問したことがあります。



『なんでパスタの形ってこんなにあるの?』
『なんで毎日型の違うのを食べるの?』


        ★


内心、

毎日おんなじスパゲッティばっかりじゃ
飽きるからだろうな、と

思っていましたが

答えが意外だったのでびっくりぽんでした。


        ★


その答えは、みながみな口をそろえ、

『それぞれ味が違うから』

と言うのです。


        ★

ほ~~
味が違うのか。

最初はピンときませんでしたがね。

イタリアに長くいることにより
その意味が
食べ続けてわかるようになっていきました。


        ★



人はものを食べておいしいと思う時、

舌で感じる
そのものの味もさることながら、

歯で噛むときの噛みごたえ、
のど越し、
などの食感も含めて味わっています。


パスタの型の違い
たとえ同じ粉で作られたパスタでも
形が違うと
全く別物の食材・味になるのです。



        ★


話を元に戻しますと・・・・

夏売れるパスタは断然
ロングパスタなら
フェデリーニやスパゲッティーニ等細い類。

そして
ショートなら
ゴミティなどの生地の薄いタイプがおいしく感じ

ワタクシは何も言いませんが、
お客様はそれを選ぶ。


        ★


冬になると

今度は逆
太いスパゲッティ、平麺の分厚いタリアテッレ、

ショート麺だと
リガトーニなどの生地の厚いものが
よく売れるのです。


       ★


味が違うから、と
イタリア人はきっぱり言いのけましたが
ワタクシ達日本人は、

無意識で
選んでいるということ、

なんですね~


       ★


パスタといえば
『ソース』にあえなくちゃ、です。

野菜炒めのカラカラの具にパスタを絡める
今までの方法は

日本の焼きそばや焼きうどんの流れ。
それでもいいですが

やっぱり、パスタは
パスタ(麺)の表面にリキッド状のソースが絡んで

おいしいのです。

       ★


(野菜)炒めたものとパスタを合せているのから脱却!
本格的パスタ料理をご家庭で!


要領は「ほうれん草のゴマ和え」です。


ほうれん草をゆでますが
塩少々を入れて野菜の味を引き出しますね。
(色よく仕上げる意味もあります)


パスタは少々の塩ではだめで
塩を入れ込み、粉の味と旨みを引き出します。

そうしないと、
沢山のソースで旨みの帳尻を合わせなければなりません。
(たくさんのソースが必要になるってこと)


        ★


一般パスタでもお湯量の1%が必要です。
2リットルなら20gの塩です。

アサクラパスタは低温乾燥の柔らか麺なので
1%では多いので半分の0.5%でOKです。

そして歯ごたえのある堅めの
アルデンテにパスタをゆでます。


その後、

ゴマ和えなら、ほうれん草の水けを切り
あらかじめ作っておいたゴマソース(すりごま、醤油やみりんなど)
と和えますね。


パスタは
フライパンに作ったリキッド状(液体部分のある)のソースの中に麺を入れ
よく混ぜ混ぜして

麺表面全体にソースを絡めておしまい。
混ぜてから調味料で味を足すことはしません。

まさにゴマ和えのほうれん草の要領です。




       ★



それではこの時季に相応しく
超かんたんなレシピを一つ。


クリスチャンの自然栽培の古代小麦ファッロの
タリアテッレ(幅広の平麺)は今だからこそおいしい。
http://www.orcio.jp/?p=3533


塩味ベースのシンプルなソースこそ
粉の味わいがよくわかりますが、
クリーム系もよく合うのがタリアテッレです。


つくり方は

①お好きなキノコを薄くスライスし、
オルチョとコンチェント(アサクラの塩)でよく炒めます。

②キノコの味がよく出たら水をひたひた加え蓋をして中火で煮ます。

③3~4分煮たら塩味をみて足りなければ補い、
豆乳や牛乳または生クリームクリームを入れて火を止めます。

④アルデンテにゆでたタリアテッレをクリームキノコソースに入れて
強火でよく混ぜ合わせて出来上がり。

⑤皿に盛りパルミジャーノレッジャーノチーズを
添えてもよし。

またショート麺の生地の厚い
リガトーニのカルボナーラはいかがですか?

(レシピは印字できます)
http://www.orcio.jp/common/pdf/ricetta/rigatoni_alla_carbonara.pdf


この季節ならではの素材とソースと
じょうずにマッチングして
おいしいパスタ料理をお召し上がりください!





■□■□■最後に・・・・・■□■□■□■□

雪が少ない分思わぬ弊害が!
冬の運動不足解消の雪かきをする機会が
全くない!

楽っちゃ楽なんですが、
外は寒いし曇天だし、出る気にもなりません。
運動不足気味。

2月はそこそこに降ってもいいよ。。。

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