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国連開発計画(UNDP) 駐日代表事務所 ニュースレター37号(2015年10月23日)

UNDP駐日代表事務所が定期的に発刊するニュースレターです。世界の開発や平和構築現場でのUNDPの活動や日本とのパートナーシップ、日本政府拠出によるUNDPの開発プロジェクト、日本人職員の活躍などを紹介しています。

持続可能な開発目標(SDGs)採択


ニューヨークの国連本部で9月末に開催された国連持続可能な開発サミットで、2016年から15年間の国際的な目標となる 『持続可能な開発目標(SDGs)』が採択されました。UNDP駐日代表事務所では、SDGsの日本語ページを新設いたしました。SDGsについての概要、1~17の各目標にかかげられる地球上の課題についてなど計19ページに渡って紹介しております。SDGsページは こちらから。

近藤哲生UNDP駐日代表がNHK視点論点で「国連創設70周年とSDGs」を解説


近藤哲生UNDP駐日代表が、2015 年9月23日放送のNHKの全国放送・視点論点で「国連創設70年と持続可能な開発目標(SDGs)」を解説しました。当日の原稿全文をUNDPウェブサイト上に公開しました。 こちらから。

ヘレン・クラークUNDP総裁および中満泉UNDP危機対応局長の来日報告

2015年8月27日から29日、ヘレン・クラークUNDP総裁は、日本政府他の共催による「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」(略称:WAW! Tokyo 2015)に参加するために来日しました。また中満泉UNDP危機対応局長も同シンポジウムに参加するために来日しました。クラーク総裁はシンポジウム出席の他に、安倍晋三内閣総理大臣との昼食会に出席し、岸田文雄外務大臣との会談を行いました (続きは こちら から)。

UNDP駐日代表事務所 新次席代表のご紹介

UNDP駐日代表事務所に先月、鍋島徳子新次席代表が着任しました。鍋島次席は上智大学卒業後、外務省職員として在モントリオール日本国総領事館、在ルクセンブルク日本国大使館、本省国際協力局等で勤務しました。2004年から約4年間はパリのユネスコ事務局に出向した他、ユネスコ日本政府代表部勤務時代には、広島の原爆ドームや古都奈良の文化財等の世界遺産登録にも尽力をしました (続きは こちらから)。

UNDP邦人職員リレーエッセイ「開発現場から」 UNDP東ティモール事務所 石田裕一さん

僕は今、UNDP東ティモール事務所の民主的ガバナンス部の東ティモール国家警察能力向上プロジェクトで、プログラムアナリストとして働いています。21世紀最初の独立国として、2002年に独立した同国では、ガバナンス・行政が特に大切だと言われています。各省庁や機関の行政運営能力がつけば、スムーズに開発を進めることができます。保健、教育、インフラ整備などすべては強いガバナンスの構築から始まります。また、紛争後の平和構築の過程を経て開発に移行するなかで、国内の治安維持は極めて重要です。紛争後の国家で、その大きな役割を担うのが警察です (続きは こちらから)。
NY発 UNDPの援助最前線レポート: TICAD VIに向け、ニューヨークでUNDPやJICAがアフリカ開発について議論

9月28日、ニューヨークにて国際協力機構(JICA)の呼びかけにより、「産業開発とアフリカ開発アジェンダ2063の実施を通じたアフリカの構造転換」サイドイベントが開催されました。これに先立ち、国連ニューヨーク本部では、9月25日から27日の間「持続可能な開発(SDGs)に関するサミット」が開催され、2030年までの新たな開発目標が採択されました。第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)が2016年にケニアで開催されることも既に発表されており、サイドイベントは、新たな目標に向かってアフリカ開発を考える重要な機会となりました (続きは こちらから)。
NY発 UNDPの援助最前線レポート: 未来を担う若者と新たな開発目標を考える

UNDPニューヨーク本部ジャパンユニットの二瓶直樹です。2012年8月に現職をスタートした後、ニューヨークや出張先の日本で、学生向けにUNDPや世界の開発問題について講義する機会をたくさん頂きました。今回のレポートは、将来を担う日本の若い世代にお話してきた、2016年から15年間で実現を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」について、お届けいたします (続きは こちらから)。

ユニバーサル・ヘルス・カバレッジへの道筋~UNDPと日本政府の取り組み

第70回国連総会期間中の9月28日、ニューヨークにて、日本政府はフランス、リベリア、タイ、セネガルの各国政府、世界保健機関、世界銀行、世界エイズ・結核・マラリア対策基金と共に「UHCへの道筋~ポスト2015期の開発における公平な国際保健と人間の安全保障の推進」をテーマにした保健イベントを開催しました (続きは こちらから)。
UNDP&東北大学「災害統計グローバルセンター」プロジェクト進捗報告

今年3月に仙台で開催された第3回国連防災世界会議において、UNDPと東北大学災害科学国際研究所は共同プロジェクト「災害統計グローバルセンター」を発表しました。8月4日に協力連携に関する覚書の署名交換が行われたことを受け、8月26日から9月3日にかけ、両機関の関係者による協力準備調査がインドネシアとミャンマーにおいて実施されました (続きは こちらから)。

バングラデシュの農村女性の暮らしと生計を向上する取り組みで資生堂がBCtAに参加

UNDPは開発に貢献し、商業的にも成功する民間ビジネスを通じた開発目標の達成を促進する「 ビジネス行動要請(Business Call to Action: BCtA)」を関係機関・政府とともに推進しています。130社を超える参加企業のうち、日本からはこれまでに9社が参加していましたが、2015年9月、新たに資生堂がBCtAに参加しました。同社は、バングラデシュ農村部の女性を対象に、衛生、栄養、健康を改善するための啓発ワークショップを開催するとともに、現地のニーズに応えたスキンケア商品を開発し、現地の女性を雇用してこれを販売しています。同社の取り組みについては こちらから。

東ティモール事務所「警察に民間の力を」

UNDPが2013年から実施し日本政府が支援している東ティモール国家警察能力向上­プロジェクトでは、警察内の人事、調達、車両整備、広報、IT分野において、高度な技­術や知識が維持されるために、民間からの雇用を促進し、そのスタッフの能力強化を行っ­ています。これまで約3年間で、専門技術を持つ民間出身者9人がUNDPによって警察­で雇用されました。本映像では、警察官と民間出身者がどのように職場で融合し、互いの­専門を生かしながら業務をしているかを日本語字幕付きで紹介しています。変わりゆく東­ティモールの国家警察の様子をぜひご覧ください。

東ティモール事務所「安全が重要」

日本政府が支援しているUNDP東ティモール国家警察能力向上事業では、車両整備部署の能力強化を支援しています。山が多くて道路環境の悪い東ティモールでは大型の車が必­要で、燃費の悪さ、高額な部品、車の故障などの理由で警察予算の約20%が自動車関連­に使われています。警察車両を適切に管理し、メンテナンスをしていくことは極めて重要­です。UNDPはメンテナンス計画や運転マニュアルの作成、車両情報(走行距離、年数­、整備状況、燃料消費量など)をデータベースに登録し管理できるように支援しています­。さらに、車両整備場で働く自動車整備士たちの安全を確保し、事故が起きない安全な現­場環境作りを支援しています。
通常の生活:ウクライナ東部で前に向かって

ウクライナ東部の武力紛争は、ドネツク、ルハンスク両州の政治的、社会的、経済的構造に大きな影響を及ぼしました。突然自宅を追われ、国内避難民となった人々も多くいます。ルハンスク州のナイデノフさん一家もそうでした。給与も良く、改築したばかりで、ベッド・ルーム3室がある広々とした住宅での生活から、避難したクリミアではほかの家族と狭いアパートで共同生活をし、寄付された衣類を身に着け、息子2人にリュックサックさえ買ってあげることができない状態です。同様の話は、ウクライナ東部を出て行く何千もの人に起きています。200万人以上が、家も、仕事も、将来への希望も失っているのです。UNDPは日本政府とパートナーシップを結び、ナイデノフさん一家のような家族が前を向き、新たな生活を始められるように、包括的なプログラムに取り組んでいます (続きは こちらから)。
ソーシャルグッド・サミット2015 東京ミートアップを開催しました

UNDP主催のソーシャルグッドサミット2015 東京ミートアップを9月28日に都内で満員御礼で開催いたしました。テクノロジーやアイディアで社会課題や障害を取り除き、暮らしやすい世界を目指す若きエンジニア、起業家たちが次々とプレゼンテーションをし、新たな発見や学び、ネットワーキングの場となりました。当日の模様はNHK BS「国際報道2015」でも放映されました。10月下旬までの期間限定で USTREAMでもご覧いただけます。

グローバルフェスタ JAPAN 2015に出展しました

10月第1週の週末にお台場で開催されたグローバルフェスタ JAPAN 2015にUNDPも2日間出展し、職員がUNDPや国連職員の仕事からアフリカ開発、持続可能な開発目標(SDGs)まで、多岐にわたる活動紹介をしました。多くのみなさまにご来場いただき、多くの質問もいただきました。また、近藤哲生UNDP駐日代表の前任地・チャドの民族衣装を着てみよう!の企画にも多くの皆様に御参加いただき、ありがとうございました。2日間で撮影したお写真は掲載ご許可いただけた方の分はFlickr写真特集でご紹介しています。たくさんの笑顔写真、ぜひご覧ください。 こちらから 。

発行元:国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所
住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5の53の70 UNハウス8階
公式ウェブサイト: www.jp.undp.org
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