本メールは、地球市民の会の会員の皆さま、ふるさと納税でご支援いただいた皆様、スタッフと名刺交換をされた方にお送りしています。配信解除を希望する方は最下部の「配信停止」ボタンよりお知らせください。

いつも当会をご支援いただき、ありがとうございます! 

 

認定NPO法人地球市民の会のメールマガジン12月号です。今月は、国内事業担当・秀島が担当します! 今回は、以前7月のメールマガジンでも紹介しました地球市民の会が取り組む子どもの居場所づくり事業の進捗状況、佐賀県全体で取り組まれている子どもの居場所づくりの取り組みについてお話します。

◆子どもの居場所づくりへの関わり

以前のメルマガでもお伝えしましたが、2017年度から佐賀市内の校区を対象に子どもの居場所づくりを佐賀市と連携して行ってきました。昨今、子どもの貧困の問題や昔のように遊びに行く場所が少なく、地域内や子ども同士でも関係の希薄化が危ぶまれています。そこで、地域の子どもは地域で育てることを目標に、地域の子ども支援に関心のある方や町づくりを行っている方々と実行委員会をつくり、地域+学校+行政+NPOの連携事業を展開しています。

◆毎回60名程度のこどもが参加

居場所づくりの活動は、校区の子どもたちで主に小中学生の子ども達を対象にして行っています。昨年の11月からスタートした居場所は今年の11月で1年を迎えました。だれでも気軽に来ることが出来るようなオープンな居場所になっており12月の開催を含めて全10回行いました。毎回約60名程度と多くの子どもたちが来ており、1回目からリピーターで毎回楽しみに来てくれているこどもたちが多くいます。

イベント当日は民生児童委員さん、実行委員の皆さんが朝早くから100人分の食事の準備をして下さっています。大学生も毎回10名以上がボランティアとして参加してくれており、学生にとっても子ども達にとっても、人とつながる居場所になっています。昨年のスタート時から参加してくれている学生も多くおり、子どもの居場所でのボランティア経験が将来教育関係の仕事につくきっかけになった学生もいます。


この誰でも受け入れている居場所の活動を行っていく中で、特にサポートが必要だと思われる子ども達に対しては、少人数制の放課後の居場所づくりを週に1回程度行っています。

こちらの活動では一緒に料理をしたり、話を聞いたり、本人が好きなことをしています。どんな状況にある子ども達にとっても安心して自分らしく過ごせる場所になるように努めています。

 

*居場所ではよく料理をしますが、多めに作って家に持って帰って食べてもらうようにしています。

◆サツマイモを焼き芋にしてホクホク


最近の活動としては、2018年12月8日土曜日に今年最後の居場所づくりを行いました。44名の子ども達が参加をし、実行委員スタッフ、校区の民生児童委員さん、佐賀大学の学生ボランティアを合わせた17名で運営しました。
子ども達は室内ではボードゲームやカードゲーム、将棋、オセロを楽しみ、外ではけん玉、縄跳び、鬼ごっこ、ドッジボールと元気よく身体を動かして遊びました。

 

食事は牛丼、味噌汁、ポテトサラダ、白和え、漬物を100人分準備して子ども達に振る舞いました。食材においても毎度たくさんの支援を頂いています。今回は石丸精肉産業株式会社さまから国産牛肉の寄附、佐賀子ども未来応援プロジェクトさまよりジャガイモ、サツマイモの寄付を頂きました。お肉たっぷりの牛丼は大人気でお代わりをする子ども達も見られました。外遊びの際にお借りしている神社では地域の方に習いながらドラム缶に火を起こし、頂いたサツマイモを焼き芋にしました。子ども達はサツマイモの自然な甘さに驚きながら美味しそうに食べていました。

◆佐賀県全体での子どもの居場所づくりへの取り組み 

佐賀県では、子どもたちが放課後等における学習や食事などを通して、大人や地域とつながることで、安心して過ごせる居場所づくりを進めることにより、子どもの貧困対策の一層の推進を図っています。「さが・こども未来応援プロジェクト」は、「どんな境遇の子どもたちも見捨てない!」という誓いのもと立ち上がった、未来へ向けての佐賀県での新しい取り組みです。地球市民の会もプロジェクトの一員となって活動しています。

子どもの貧困に立ち向かうために、学習支援、貧困対策、ひとり親生活支援などにおいて、行政や企業、支援機関、NPOなどあらゆる関係機関がネットワークをつくることが大切ですが、それでも支えきれない、網の目から漏れる子どもたちや親を支えることを、このプロジェクトでは目指しています。

プロジェクトでは助成金の交付や、研修会、講演会を通してそれぞれの「居場所」の運営と「居場所」を担う方々のスキルアップ、研修やノウハウの提供など地域の「居場所」と「居場所」同士が学び繋がることにより、持続可能な地域の「居場所」と人づくりを行っています。
これまで行われた研修会で循誘の子どもの居場所の取り組みについても取り上げていただき、多くの方に居場所の大切さや地域で協力していくことの重要性について知っていただくきっかけになっています。

◆ 佐賀こども未来応援プロジェクトによる物資支援「こどモノ」

昨年、同プロジェクトでは、インターネットで寄付を募る「クラウドファンディング」により、約1,470万円を超える、思いのこもったご寄付が集まり、ふるさと納税の返礼品を「子どもの居場所」にプレゼントするメニューをご指定いただいています。

そのご寄付より「佐賀県産のお肉」「佐賀県産のお米」「佐賀県産のお野菜」「教材」「おやつ」を県内の居場所活動をしている場所にお届けをされています。サツマイモなどのご寄付をいただいたのも、この活動の一環です。


さが・こども未来応援プロジェクトが運営している子どもの居場所ポータルサイトには、佐賀県内の子どもの居場所に関する様々な情報が分かりやすく載せられています。


例えば子どもの居場所の説明、子どもの居場所を利用したい人向けには県内の居場所一覧を、子どもの居場所をつくりたい人に立ち上げのノウハウやQ&Aなどを、子どもの居場所を応援したい人向けには県内の居場所がどういった応援を希望しているかの情報が掲載されています。今回はそのポータルサイトに当会の子どもの居場所づくりのことを掲載していただきました。子どもの居場所について少しでも興味がある方は是非ご覧ください。

◆地域で安心できる居場所づくりを

これまで行ってきた子どもの居場所づくりは地球市民の会の力だけでは行うことができることではありません。子どもの居場所は中心となって活動している地域を深く知る実行委員会の皆さん、地域の子ども達を見守る民生児童委員のみなさんや、当日お手伝いをして下さる地域の方々、大学生、食材の寄付をして下さる方、事業を支えてくださる行政、他団体の方々、多くの方の協力があるからこそ子ども達が安心して楽しく過ごすことが出来る居場所になっています。

この居場所に関わる人々をつなげ、全員が一致団結して子ども達のために行動を起こしていけるような働きかけをしていくことが地球市民の会の役目だと感じています。

来年度はもっと多くの地域の方に子どもの居場所について理解してもらい参加していただけるよう、より地域に根差した「居場所づくり」を目指し実行委員会、地域のみなさん、学校の先生方、行政の方、関わる方と連携し取り組んでいきたいと思っています。

◆子どもの居場所のお手伝いをしていただける方随時募集中です!

料理のお手伝い、子ども達と遊んだり、宿題を見たり(午前中の料理のお手伝いのみ、

子ども達のお世話のみのお手伝いでも大丈夫です。)

◎次回の開催について

期日:1月12日(土)

時間:12時~16時 

ボランティアスタッフ集合:11時30分

(料理のお手伝いを希望される方は10時ごろ)

ボランティアスタッフをご希望の方は事前にご連絡ください。

ご質問がある方、見学をご希望の方もお気軽にご連絡下さい。

担当 地球市民の会スタッフ 秀島彩女(ひでしま あやめ)

℡:0952-24-3334 メール: hideshima@terrapeople.or.jp

 

今年も皆様の温かいご支援をありがとうございました。

来年度も当会へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

◆バースデードネーションを開催中!
 

 12月に誕生日を迎えるミャンマー代表・柴田と、奨学金担当・山路の誕生日に合わせて、お祝い代わりのご寄付をお願いする「バースデードネーション」を開催中です! そして、本日25日は、柴田の誕生日。ぜひともご支援をよろしくお願いします!

 今年度より、新事業地であるチン州からも、タンボジ寮では学生を受け入れています。ミャンマーでは最貧地域であるチン州。村では満足に文房具も手に入らず、より良い勉学の環境を求め、故郷から離れたシャン州で勉学に励んでいます。

 そのほか、多くの子どもたちが、あなたの支援をお待ちしています。ぜひ彼らのために、あなたの温かいご支援をいただけませんか? よろしくお願いします。
ふるさと納税を通して国内外の社会課題解決の応援をしませんか?

 
地球市民の会では、ふるさと納税の「佐賀県NPO支援」を活用し、国内外の社会課題の解決に取り組んでいます。

 皆さまからいただいたご寄付は、例えば、困窮家庭などの子どもたちに対する学習支援や食事支援、居場所づくりに活用したり、日本の寮が閉鎖され、帰国を余儀なくされるタイ人留学生のホームステイ事業に充てたり…。「世界中のすべてのものの幸せを自分の幸せと感じられる社会」という当会の理念のもと、一つでも社会課題を乗り越えるために活用させていただいております。

 創設者である故・古賀武夫の言葉を借りれば、「世直しの会」である地球市民の会として、取り組みたい、いえ、取り組まなければいけない課題は数多く残されています。ふるさと納税を通じて、一緒により良い世界をつくっていきませんか?

 返礼品大幅リニューアル中!

【クレジットカード・ビットコインで500円から寄付できます!】

インターネット上で簡単に、ワンコインから地球市民の会に寄付していただけます!

人間の翼の製作秘話も載った古賀武夫伝記本発売!

40年前、異国との関わりが珍しかった時代に佐賀で先駆けて英語道場、そして地球市民の会を設立。異風者(いひゅうもん、佐賀弁で『変わり者』の意味)と揶揄されながらも、地球市民育成教育、国際交流、国際協力、怒涛のボランティア人生を全うした男、当会創設者「古賀武夫」の疾風の如く駆け抜けた60年の人生を収めた伝記本が発売となりました!

* 地球市民の会は、国税庁から認定された認定NPO法人です。皆さまからいただいたすべてのご寄付は税額控除の対象となります。詳しくは当会ホームページ(http://terrapeople.or.jp/main/73.html)をご覧ください。

 

認定NPO法人地球市民の会
〒840-0822 佐賀市高木町3-10
Tel:0952-24-3334
Fax:0952-26-4922
Mail: office@terrapeople.or.jp
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