◆ミャンマー・タンボジ寮の10年生が卒寮しました！

ミャンマー・タンボジ寮10年生の卒寮式が3月16日、現地で開かれました。18期生となる5人が、2年間暮した寮を卒寮しました。
タンボジ寮は「農村のリーダーを育成する」をコンセプトに、優秀でありながらも経済的に恵まれない子どもたちが暮らす寮です。さとおやの皆様の温かいご寄付により運営をしております。子どもたちは学校に通いながら、循環型農業（有機農業）を実践。朝5時半から農作業を行って学校へ行き、夕方に下校後も畑の管理や家畜の世話をします。夕食後は、日付が変わるころまで、勉強をします。ミャンマーは、日本のセンター試験のような10年生試験の成績次第で、進学できる大学が変わってきます。「自分の未来を変えたい」―。そんな思いで2年間、農業と勉強に打ち込んできた子どもたちです。
タンボジ寮は正式名を「啐啄（そったく）寮」と言います。「啐」はひなが外に出ようと卵の殻をつつく音、「啄」は母鳥が殻をつつき割る音を意味し、外と内から同時に殻をつつくことで、ひなはこの世へと生を受けることができるのです。
日本からご支援をいただいたさとおやさん、彼らに厳しくも優しく指導したセンター長のマ・ラインを中心としたスタッフ。多くの人の支えにより、5人は巣立っていくことができました。

ミャンマー・タンボジ寮の卒寮式

現地からの報告によると、卒寮生5人は一人ひとりがスピーチ。お世話になった方々への感謝の言葉、これから頑張っていきたいことをハキハキと発表していました。日本のさとおやさんからは、金銭面の支援だけでなく、手紙の励ましももらえて、とてもありがたかったというスピーチもありました。

◆九州で今見られるのは佐賀だけ！　ミャンマー映画イベントについて
　

地球市民の会のホームである佐賀の地で、在日ミャンマー人家族の実話を描いた映画『僕の帰る場所』を上映することになりました！そしてなんと、この映画を監修された藤元監督をご招待してのトークイベントも開催します！

この映画は、難民として日本に住む在日外国人家族の状況を背景に、二つの国の間で揺れる家族の愛の物語です。また、出演者たちは演技経験のないミャンマー人たち。自然な演技と独特な撮影方法から密着ドキュメンタリー映画と錯覚してしまうほどです。

佐賀での上映期間は4月5日～11日の1週間、シアター・シエマにて上映されます（※上映時間はシアター・シエマへお問い合わせください）。佐賀上映ののち、九州他地域での上映予定は決まっていません！ぜひ観ていただきたい一作ですので、この機会にぜひご覧ください！

4月6日は、当会のミャンマーシャン州駐在員の鈴木亜香里が一時帰国し、また映画を監修された藤元監督を他県からお呼びし、鈴木より監督へ映画の裏話や、ここでしか聞けない、映画におさまりきらなかった物語を伺う、トークイベントも開催します！

6日は、映画と合わせてトークイベントへもぜひご参加ください◎

＜映画上映詳細＞

上映期間：4月5日（金）～11日（木）※上映時間はシアター・シエマへお問合せください

場所：シアター・シエマ　（佐賀市松原2-14-16 セントラルプラザ3F）

映画料金：一般料金1,700円、シニア（60歳以上）1,100円、学生1,500円、特別前売り1,300円

＜上映記念トークイベント詳細　『藤元明緒監督×地球市民の会　鈴木亜香里』＞

イベント日時：4月6日（土）13:50～14:50　※12:00からの映画上映終了後

場所：シアター・シエマ　（佐賀市松原2-14-16 セントラルプラザ3F）

料金：1ドリンク制（500円）　※映画料金別、当日支払いのみ

前売りチケットはシアター・シエマ、地球市民の会にてお買い求めいただけます。
また、前売りチケットは上映期間中いつでも使用することができます！6日のイベントへご参加される方は、イベント参加費として別途1ドリンク500円を当日会場にてお支払いいただきます。※イベントだけのご参加でも構いません

＜お問合せ先＞

シアター・シエマ（前売りチケット・映画に関するお問合せ）

〒840-0831　佐賀市松原2-14-16 セントラルプラザ3F

TEL: 0952-27-5116 (10:30～20:00)

認定NPO法人 地球市民の会（前売りチケット・トークイベントに関するお問合せ）

〒840-0822　佐賀市高木町3-10

TEL: 0952-24-3334 (平日9:00～17:30)

MAIL: isayama@terrapeople.or.jp

◆都内で開催予定の『ミャンマー祭り』に出店します！

毎年、東京都内で開催されている『ミャンマー祭り』。ミャンマーに関係する企業・団体が大集合し、毎年6万人ほどのミャンマー好き・ミャンマー関係者な人が集まるイベントです。

今年は地球市民の会も初出店が決定しました！

ミャンマー祭りでは、ミャンマーの様々な物販ブースをはじめ、伝統芸能のステージイベントやミャンマーを食で味わうブースも出店されます！

地球市民の会のブースでは、当会が長年事業を続けてきたシャン州の素敵な小物と、よそではなかなか手に入らないチン州のアイテムも販売する予定です！！また、ミャンマーチン州駐在員の神崎涼子が帰国し、一緒にミャンマー祭りを盛り上げる予定です♪

お近くの方はぜひお立ち寄りください☆また、当日会場にてブースをお手伝いいただける方がいらっしゃいましたら、一度地球市民の会までお問合せください！

＜ミャンマー祭り2019開催概要＞

日時：2019年5月25日（土）午前10時～午後6時

　　　2019年5月26日（日）午前10時～午後4時

会場：浄土宗大本山　増上寺　（東京都港区芝公園4-7-35）

※入場無料、雨天決行

＜地球市民の会ブース当日ブースお手伝いのお問合せ＞

佐賀県佐賀市高木町3-10

TEL：0952-24-3334　（平日9:00～17:00）

E-MAIL：isayama@terrapeople.or.jp　（担当 諫山）

【クレジットカード・ビットコインで500円から寄付できます！】

インターネット上で簡単に、ワンコインから地球市民の会に寄付していただけます！

【人間の翼の製作秘話も載った古賀武夫伝記本発売！】

40年前、異国との関わりが珍しかった時代に佐賀で先駆けて英語道場、そして地球市民の会を設立。異風者（いひゅうもん、佐賀弁で『変わり者』の意味）と揶揄されながらも、地球市民育成教育、国際交流、国際協力、怒涛のボランティア人生を全うした男、当会創設者「古賀武夫」の疾風の如く駆け抜けた60年の人生を収めた伝記本が発売となりました！