本メールは、地球市民の会の会員の皆さま、ふるさと納税でご支援いただいた皆様、スタッフと名刺交換を
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いつも当会をご支援いただき、ありがとうございます。 

認定NPO法人 地球市民の会メールマガジン12月号号外版です。いよいよ年の瀬が押し迫ってきました。皆さん、2021年のふるさと納税はもうお済みですか? ふるさと納税などを活用して実施する国内事業の報告とも合わせて、国内事業担当・山路がお届けします。
12月号外版の内容
  • 誰一人取り残さない防災ワークショップを開催しました
  • 自分の国の料理をつくることも支援に
  • 12月はふるさと納税強化月間です!

誰一人取り残さない防災ワークショップを開催しました

 
 佐賀県では、2019年に続き、今夏も佐賀豪雨が起きました。六角川の氾濫により、多くの家屋が浸水する被害がありました。このような災害の時、取り残されるのが外国人住民です。「高台に避難」「避難指示や特別警報」などの災害用語は難しく、「日本語の壁」があることに加え、スコールなど大雨がよく降ったり、地震など日本で起きる災害への知識・経験がなかったり、防災訓練をしたことがなかったりなど、知識量の違いもあり、支援が必要です。このような方々のために、地球市民の会は、タイ人グループ、サワディー佐賀や、一般社団法人ユニバーサル人材開発研究所などと連携し、災害時の多言語発信として、タイ語をモデルに、ミャンマー語とスリランカのシンハラ語の情報発信を行いました。一方で、留学生や技能実習生など、外国人住民は20~30代が多く、「支援者」にも回ることができます。
 
 これらを踏まえ、11月14日に実施したのが「誰一人取り残さない防災ワークショップ」です。
 
 今回、NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会(大阪市)の土井佳彦代表理事と事務局の村上典子氏に講師としてご参加いただきました。
 
 午前中は、参加いただいた方たちのご紹介。タイ人、ミャンマー人、中国人、カンボジア人、日本語教室の関係者、パトラン(ランニングをしながら防犯パトロールをする活動)、災害支援の団体など、本当にユニークな団体がご参加いただきました。
自分の国の料理をつくることも支援に
 
 お昼の時間は、炊き出しの訓練を実施しました。こちらは、災害が起きてキッチンが壊れたとしても、カセットコンロなどで対応できるように。そして、自国の料理を作ることで、被災された方への支援活動ができないか、などを考えて実施しました。参加者に事前に呼び掛けたところ、タイ人がグリーンカレーを作ってくれました。せっかくなので、日本のカレーもつくり、豚肉を使ってみたところ、宗教やアレルギーを気にして、いろんな言語で説明をしてくれました。
 
 みんなが協力してくれ、とても楽しい炊き出し訓練となりました。
 そして後半は、それぞれのグループに分かれ、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール11「住み続けられるまちづくりを」にちなんで、「佐賀の災害対応、2030年はこうなっていたい 自分にできること できそうなこと」をテーマにディスカッションを行いました。
 
 
 外国人住民からは、災害時の不安の声も出てきました。一部を紹介します。
  • (避難が)面倒くさい。緊張する。知らない人ばかり。
  • 避難所に行って周りがいっぱい日本人のところに行きにくい。
  • 地震の時の避難場所が分からない。
  • 台風や水害のときの準備をどうしておけば良かったのか分からない。
  • 災害情報が(日本語で)来てもよく分からない。情報量の差。
 これらの課題に対し、
  • 日本人とのコミュニケーションのための機会を持つ。
  • 普段から交流が大切。
  • 避難場所に持っていくものを調べる、用意する。
 などの「できること」が共有されていました。外国人住民にも日本人側にも学びのある、とても有意義なワークショップになったと思います。
※ワークショップは、佐賀未来創造基金の休眠預金コロナ緊急助成を活用させていただきました。ありがとうございました。
 
 地球市民の会としては今後、国内事業の地球市民共生事業の中で、さらに少数派の外国人グループの設立支援や、ネット上で生活相談などができる場づくり、災害時に県域を越えて連携できるプラットフォームづくり、などを進めていきます。
 
 こちらの財源は、佐賀県が全国で初めて創設した、企業版ふるさと納税を活用して寄附を募っております。県外企業(佐賀県外に本社・本店がある企業)が寄附をいただいた場合、損金算入や税額控除を合わせて、最大で約9割の税額控除となる仕組みです(詳しくはこちらのリンクをご参照ください)。外国人が安心して九州で暮らしていける仕組みづくりをしていければと思います。こちらも応援よろしくお願いします。
 

企業版ふるさと納税のお問い合わせ先:

認定NPO法人地球市民の会(担当・岩永/山路)

840-0822 佐賀市高木町3-10

Tel0952-24-3334    Mailoffice@terrapeople.or.jp

ふるさと納税強化月間です!
 

地球市民の会は、佐賀県のふるさと納税NPO支援の仕組みを活用し、佐賀県内の社会課題の解決のために、ふるさと納税を通じた寄附を募っております。年間の所得額が分かり、ふるさと納税の税額控除の上限額の分かる12月は、ふるさと納税の強化月間です!

 

 

 ふるさと納税は、寄付金のうち2,000円を超える部分については住民税の控除などが受けられる上に、返礼品を受け取れる制度(総務省からの通知により、佐賀県内の方には返礼品を送れませんので、ご了承ください)です。控除については、2021年中の寄附が対象となりますので、寄附をご検討の方は、31日までのお手続きをよろしくお願いします。

 

 31日までにお申し込みができる決済システムは以下となります。ご注意ください。

・クレジットカード払い(GMOペイメントゲートウェイ)
・楽天ペイ
・Amazon Pay
・メルペイ
・PayPal
・d払い
・auかんたん決済
・ソフトバンクまとめて支払い
・ネットバンク支払い

※コンビニ支払いやゆうちょ払込取扱票の場合、12月20日が期限です。

 

 佐賀県内の方には返礼品を送ることが出来ませんが、税額控除の対象とはなります。お申し込みはこちらから。

 

 地球市民の会と一緒に、社会課題を解決しましょう!

お宝商品で支援する

 
ご家庭に眠る「お宝」を、私達が暮らす社会を良くするために活動しているNPO団体様の活動資金として物品支援を集めることができるサービスです。査定額を、アジアの子どもたちの寄付として充てさせていただきます。
 

地球市民の会は、国税庁から認定された認定NPO法人です。皆さまからいただいたすべてのご寄付は税額控除の対象となります。詳しくは当会ホームページ(http://terrapeople.or.jp/main/73.html)をご覧ください。

 

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認定NPO法人 地球市民の会  佐賀県佐賀市高木町3-10


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