総会イベント「ニューノーマル時代に問われるNPO/NGOの姿」
新型コロナウィルス感染症の拡大により多くのNGO団体が事業休止等の影響を受けています。
アフターコロナを見据え、今後、地球規模および地域の課題に対してどのように向き合い、どう活動を進めていくのか? このニューノーマル時代における地域課題を解決していくNPOとして今後の方向性や活動を考えるイベントを開催します。
NPO業界の第一線で活動する団体をお呼びし、様々な知見を聞くことで方向性のヒントをもらい、今後の様々な活動に活かしていくことを目的とします。
基調講演①「NPOが仲間とともに活動を展開するための3つのヒント〜不確実性の時代の中で〜」
認定NPO法人テラルネッサンス 創設者 鬼丸 昌也 氏
特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス理事・創設者。1979年、福岡県生まれ。立命館大学法学部卒。高校在学中にアリヤラトネ博士(サルボダヤ運動創始者/スリランカ)と出逢い、『すべての人に未来をつくりだす能力がある』と教えられる。2001年、初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の現状を知り、「すべての活動はまず『伝える』ことから」と講演活動を始める。同年10月、大学在学中に「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」をめざす「テラ・ルネッサンス」設立。2002年、(社)日本青年会議所人間力大賞受賞。地雷、子ども兵や平和問題を伝える講演活動は、学校、企業、行政などで年100回以上。遠い国の話を身近に感じさせ、一人ひとりに未来をつくる能力があると訴えかける講演に共感が広がっている。
基調講演②「時代の転換期に市民組織のあり方が問われている」
日本国際ボランティアセンター(JVC) 顧問 谷山 博史 氏
谷山 博史(たにやま ひろし)氏
日本国際ボランティアセンター(JVC)顧問。日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-Net)顧問。市民社会スペースNGOアクションネットワーク(NANCiS)コーディネーター。
1958年東京生まれ。大学院在学中からJVCにボランティアとして参加。1986年からJVCのスタッフとしてタイ・カンボジア国境の難民キャンプで活動するのを皮切りに、タイ、ラオス、カンボジア、アフガニスタンに計12年間駐在。東京では事務局長や代表理事を務める。2015年から2019年まで国際協力NGOセンター(JANIC)理事長。イラク戦争の検証を求めるネットワーク呼びかけ人、戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人、NGO非戦ネット発起人など多数のネットワークに関わる。今年7月より沖縄県名護市に移住。著書に、『NGOの選択』、『NGOの源流』(共著、めこん)、『福島と生きる』(共著、新評論)、「『積極的平和主義』は紛争地に何をもたらすか?!」(編著、合同出版)、『非戦・対話・NGO』(編著、新評論)、「平和学から世界を見る」(共著、成文堂)など。
日時:2021年5月15日午後3時~5時
実施方法:対面型とオンラインのハイブリッド型
参加費:無料
ぜひとも多くの方のご参加をお待ちしております。ご参加を希望される方は、下記リンクよりお申し込みください。