本メールは、地球市民の会の会員の皆さま、ふるさと納税でご支援いただいた皆様、スタッフと名刺交換を
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 いつも当会をご支援いただき、ありがとうございます。認定NPO法人 地球市民の会メールマガジン9月号です。今月は国内事業より、岩永がメルマガを担当いたします!

  

 地球温暖化に伴う、気候変動により昨今、日本全国で豪雨被害が相次いでいます。

佐賀は災害が少ない県と言われていましたが、2019年の豪雨被害からあまり時間も経たない今年の8月に再度豪雨に見舞われました。佐賀県嬉野市は全国で一番の降水量を観測し、総雨量が平年1年間の降水量の5割を超えるほどでした。

 

 当会としても、佐賀災害支援プラットフォーム(以下、SPF)として、8月の大雨から地元佐賀の災害支援に関わっており、県外のNPOおよび地元行政、社会福祉協議会と連携しての活動の報告です。

―2年に1回ペースで数十年に一度の豪雨―
 
 夏の大雨は一度振り出したら災害級レベルへ。気候変動を身に染みて感じるここ数年の天候です。
 
 今回も土地が低い地域にある市町は冠水、内水氾濫し、床上・床浸水の被害を受けます。2年前から復興した、もしくは復興途中の場所もある中で立て続けに災害が起きました。今回も、2年前と同様の佐賀県武雄市、大町町を中心とした地域です。地域の方によっては、新築、改築した家が再度被害に遭われるという状況になっています。

 踏ん張って再構築してこられた中での2度目の被災は、心のケアも必要になってくるほどです。
 
 その中で、佐賀県庁、佐賀県社会福祉協議会との協議の中で、県内のNPOだけでなく、専門的スキルをもった県外の団体もガイドラインを作成し、コロナ禍でも受け入れ、被災者の方へ少しでも早い支援に繋げる活動を行っています。災害支援となると、広域になり、様々なニーズがあがってきます。そのため、一つの団体での支援活動には限界があるため、他セクターの連携は必須です。当会も県内のCSOを中心とした56団体のネットワークであるSPFとして活動を行っています。基本的には、物資、ボランティア、資金調達などを行っています。
 
 
 物資は、多くの方々の申し出があります。その物資を的確に被災者へ繋げるためのマッチングを行っています。また、社会福祉協議会が開設するボランティアセンターでは多くのニーズとボランティアさんをマッチングされていますが、中には床はがし、床下の乾燥など技術的な部分が必要な支援もあります。その一般的なボランティアさんでは対応できない部分をSPFが県外の技術をもったNPOと繋げたり、ボランティアセンターが扱えない事業所の支援を行っています。記載通り、県内の団体だけではどうしても抜け漏れがでる部分を県外団体さんにカバーしてもらっている状況です。災害時こそ、受援力が必要であり、連携を通した被災者の方への支援の必要性を痛感しながら活動を続けています。
 また、在住外国人支援を行う地球市民の会としても、外国人住民支援をしています。ある外国人住民は床下まで被災。そのお宅に冷蔵庫と洗濯機を届ける際に、お困りごとなどのヒアリングも行いました。
 
 宗教によって食べられないものもあるため、宗教を尋ねたところ、「家族はクリスチャンだけど、僕は(2年前も被災し)2度もこんな目にあって、神様に何か悪いことをしたのかな」とつぶやく姿に、言葉を返すことができませんでした。
 
 今後、武雄市、大町町を中心に、外国人住民への支援にも乗り出していきます。両地域の外国人住民に関する情報をお持ちの方は、地球市民の会までご連絡ください。
嘱託職員(地域おこし協力隊)の募集をしています
 
 前述のように、佐賀では災害が発生しました。地球市民の会では、これらの災害に備え、NPOなどでつくる「佐賀災害支援プラットフォーム」を核に、さらに行政や企業などと災害支援ネットワークの構築に動いています。
 
 また、災害時に情報弱者となるのが、外国人住民です。地球市民の会では、タイ事業で設立した佐賀県内のタイ人やタイが好きな人でつくるグループ「サワディー佐賀」がタイ語での災害情報発信に取り組むことをモデルに、災害時に行政の翻訳対象とならない少数言語ごとにグループをつくり、災害時に母語で情報を受け取れる仕組みづくりに取り組んでいます。現在、ミャンマー語、シンハラ語(スリランカ)のグループもできており、さらなる言語グループや、広域で多言語情報を共有できるプラットフォームの設立を目指しています。
 
 
 これらの活動を核で動いてもらうために、地球市民の会では、嘱託職員を募集しております。佐賀県の地域おこし協力隊の制度を活用するため、佐賀県内への移住が条件となっております。ぜひ、一緒に”仲間”として働きましょう! 詳しくは当会の求人情報をご覧ください。
企業版ふるさと納税の募集が始まります!
 
 地球市民の会では2021年10月より、佐賀県が全国で初めて、NPOで企業版ふるさと納税を集めることができる仕組みをつくったことに合わせ、寄附先の企業を募集しております。県外企業(佐賀県外に本社・本店がある企業)が寄附をいただいた場合、損金算入や税額控除を合わせて、最大で約9割の税額控除となる仕組みです。企業には、お得に社会貢献にご参加いただけます。
 
 今回いただいたご寄附では、日本で暮らす外国人住民の生活全般を支えるセーフティーネット構築事業を実施します。

 

 地球市民の会では、タイのサワディー佐賀を皮切りに、ミャンマー、スリランカのコミュニティ支援を実施し、災害時やコロナ禍でも母語で情報発信や生活相談ができる仕組みづくりをしております。さらにその対象の言語や地域を広げていくために、皆様からの浄財を活用させていただきます。

 

 ぜひ県外企業を経営される方には、ふるさと納税でのご支援をご検討いただければ幸いです。ぜひ企業経営者の方などもご紹介ください。ご支援よろしくお願いします。

 

お問い合わせ先:

認定NPO法人地球市民の会(担当・岩永/山路)

840-0822 佐賀市高木町3-10

Tel0952-24-3334    Mailoffice@terrapeople.or.jp

【コーヒーを飲んでミャンマー農村にエールを】-ミャンマーへより多くのエールを集めたい!
 
 皆様からあたたかいご支援をいただき、ミャンマーの9月8日に目標金額の120万円を達成することができました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました!
 
 120万円の第一目標は達成しましたが、たくさんのご支援が集まれば、それだけミャンマーに送る農村支援金が多くなります。そのため、ネクストゴールとして300万円を設定し、さらに応援の輪を広げたいと思います。300万円のご支援が集まれば、農村支援金として100万円を送金できる計算です。コーヒー豆の在庫にはまだ余裕がありますので、安心してご参加ください。リピートご支援も大歓迎です。

ミャンマ-復興支援基金引き続き募集中

 

 ミャンマーの混乱が落ち着いた後の復興支援のために「ミャンマー復興支援基金」を集めています。最近、日本でミャンマーの報道を目にすることが減ってきていますが、決して、ミャンマーの状況が良くなったわけではありません。すでにチン州国内避難民への緊急支援として、食糧、車両、酸素発生器、医療器具の支援を行ってきました。復興のための資金を、緊急支援に使わざるを得ないこの状況に胸が痛みます。最初に目標としていた500万円は達成しましたが、さらに支援が必要になってくることが予想されるため、目標を1000万円に変更しました。

 

 周囲の方にもご紹介いただけますと幸いです。

お宝商品で支援する

 
ご家庭に眠る「お宝」を、私達が暮らす社会を良くするために活動しているNPO団体様の活動資金として物品支援を集めることができるサービスです。査定額を、アジアの子どもたちの寄付として充てさせていただきます。
 

ふるさと納税で支援する

 

現在、盛り上がりを見せるふるさと納税。

佐賀県は、ふるさと納税を通じたNPO支援の仕組みがあり、地球市民の会をご支援いただけます! 手数料を除いた90%が、地球市民の会に寄付され、社会課題の解決に使われます。

地球市民の会は、国税庁から認定された認定NPO法人です。皆さまからいただいたすべてのご寄付は税額控除の対象となります。詳しくは当会ホームページ(http://terrapeople.or.jp/main/73.html)をご覧ください。

 

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認定NPO法人 地球市民の会  佐賀県佐賀市高木町3-10


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