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皓星社メールマガジン 
第14号
2022年7月29日
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このメルマガは、株式会社皓星社の「ざっさくプラス」最新情報や、新刊案内等を配信します。弊社サイトから購読を申し込まれた方や、これまでご縁があった方にお送りしています。

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  目 次

   ★第14号をお届けします

   ☆【連載】在野研究者のレファレンスチップス 第14回(最終回)(小林昌樹)
   ★松本麗華のお悩み相談室を再開します(松本麗華)
   ☆【連載】趣味の日本近代出版史 第14回(河原努)

   ★ざっさくプラスニュース

   ☆出版ニュース

   ★近代出版研究所だより

   ☆【イベント開催】学校では教えてくれない性の話 第2回

   ★「皓星社友の会」のご案内

   ☆編集後記

    

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★第14号をお届けします

 

皓星社メールマガジン第14号をお届けいたします。

このメルマガでは月に一回、弊社の本やデータベースの新着情報とともに、近代出版研究所の活動報告も配信してまいります。

お知り合いの方々へぜひ転送、拡散をお願いいたします。

 

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在野研究者のレファレンスチップス

第14回(最終回) 天才魔術師と同じ魔法が使えるようになるために――「当たり前」を超えて

小林昌樹(図書館情報学研究者)

 

■そんなの当たり前

前回、NDLサイトに秘蔵された「調べ方案内」を見つけるには、NDLがHP上に用意した独自分類を下りていって見つけたりせず、単にGoogleから直接「トピック語+調べ方」で引けばよい、と書いたところ、ネットで、そんなの当たり前とのご指摘をいただいた。おやおや、まさにその通り、でも、そのツッコミは短慮だよ……。
そんなの当たり前、しかし、その当たり前をどこまで意識化し言語化できるかが、本連載のそもそもの意義だったなぁと改めて気づいたことだった。
 

…続きはこちらから 

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松本麗華のお悩み相談室を再開します

松本麗華

  

こんにちは、大変ご無沙汰しています。松本麗華です。
今から4年ほど前、皓星社の晴山生菜さんから、
「麗華さんは、オウム真理教や事件、お父さまの文脈で語られてしまう。でも麗華さんは元々カウンセラーですよね。本来の麗華さんを出していきましょう」
というお話をいただきました。
この企画は皓星社webコラム「松本麗華のお悩み相談室」となり、第一回「『もう死にたい』と言われたら」は2018年4月25日に掲載されました。
これまで勉強してきたことや、経験してきたことを振り返りながらも、様々なご相談にお答えできたら――と、そう思っていました。

 

…続きはこちらから

 

お悩みは、以下のURLから公募でも承っております。

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☆趣味の日本近代出版史

第14回 九州の名門書店・小倉宝文館の孫娘だった中尾ミエ、そして研ナオコの芸名の由来

河原努(皓星社)

 

■歌手の中尾ミエは書店の娘

歌手の中尾ミエ(75)が(筆者註・令和4年5月)13日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。子供の頃の苦しい生活を振り返った。
福岡県出身だが「うちも典型的な2代目で、遊びほうけて身上をつぶしちゃった人ですから。だからもうあたしが働かざるを得なかったから」と中尾。黒柳が「引っ越すたびにうちが小さくなっていったんですって」と話すと、「そうそう。東京に出て来てね、顔を売る度に家が小さくなっていっちゃって」と明かした。
「しかも長生きしちゃった。93まで生きましたからね。結局6人も子供がいるのに、あたしが最後まで一緒に暮らして。本当に幸せな人だと思いますよ。自分はただ商売つぶして、あと娘が生活の面倒みてくれて」とも語った。
 
この、「商売をつぶし」てしまった中尾ミエの父こそ、戦前、福岡で有力書店だった小倉宝文館の店主だったのだ。
 

…続きはこちらから

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☆ざっさくプラスニュース


平素より、「ざっさくプラス」をご活用下さり、ありがとうございます。
このたび、J-DAC様の「社会文化史データベース 性風俗稀少雑誌コレクション」との連携を開始いたしました。
「ざっさくプラス」と「社会文化史データベース 性風俗稀少雑誌コレクション」の双方を契約されている機関様では、ざっさくプラスの検索結果から「社会文化史データベース 性風俗稀少雑誌コレクション」の本文ページへ、ダイレクトに遷移することができます。
「社会文化史データベース 性風俗稀少雑誌コレクション」は、1950年代~70年代に刊行された大衆娯楽雑誌・性風俗雑誌・サークル会誌29誌、458冊を収録している学術機関向けのデータベースです。

詳細は以下のリンク先からご確認ください。
 
【先月からの新規登載情報】
〇独自登載分

 

「新建築」第1巻第1号(1925年8月)~第75巻第14号(2000年12月)
※新建築社の月刊建築誌。不二出版からの復刻版総目次から戦前分3171文献を、NDLデジタルコレクションから2000年12月までの23662文献を登載。雑索欠号補充により全期間を通しての検索が可能に(継続刊行中)。
 
「IS」1(昭和53年6月)~80(1998年6月)
※ポーラ文化研究所の季刊PR誌。1~27号は原本目次、28~80号は雑誌総目次から登載。特集主義で「鏡」「擬態プレイ」「あやうい文体」など。72号からはNDL「雑誌記事索引」に採録されており、雑索欠号補充により全号通しての検索が可能に。
 
「季刊テレビ研究」1(1958年10月)~3(1959年7月)
※テレビ黎明期にみすず書房から発行されていたテレビ研究誌で、国会図書館未所蔵。編集人は森谷巌。飯島正、並河亮、志賀信夫、内村直也、波多野完治、荻昌弘、岡本愛彦、和田勉らが寄稿。3号(奥付では「テレビ芸術」に改題)で休刊か。
 
「雨亭通信」1(昭和60年4月)~10(昭和63年3月)
※坂本一敏が発行した書物雑誌で、国会図書館未所蔵。八木福次郎、尾上政太郎、城市郎、梶原正弘、稲村徹元、長谷川卓也、斎藤夜居、大久保久雄らが寄稿。10号で終刊。
 
「季刊クライシス」創刊号(1979年10月)~第40号(1990年1月)
※「季刊クライシス」編集委員会が編集・発行した雑誌。編集委員会には代表いいだももの他、伊藤誠・沖浦和光・北沢洋子・佐藤進・柴谷篤弘・竹内良知・鄭敬謨・津村喬・中山茂・針生一郎らが名を連ねる。40号で休刊。
 
…続きはこちらから

 

新規登載情報につきましては、Twitter皓星社ざっさくプラスアカウント(@zassakuplus)でも随時お知らせしております。どうぞご覧ください。

 

Zoom商談・使い方ガイダンス 承ります】

Zoomを使ったご案内を無料で受け付けております。

ご契約機関様には使い方のご案内を、導入をご検討中の機関様には商品説明をさせていただきます。画面を共有し、具体的な検索例をご紹介しながら進めますので、その場でのご質問にもお答えできます。周知期間として終了後の一週間程度アクセス数を増やすなど、個別の対応も承っております。1回30分からご予約いただけます。

 

ご予約や、トライアルのお申込みはこちらから。

 

【閉鎖するデータベースのデータ、お引き受けします】

ざっさくプラスは、閉鎖予定のデータベースのデータを引き取り、続けて公開します。かねてより、図書館関係者の方から「科研で作られたデータベースで、非常に有益なものなのに、教授の退官時や公開サイトの閉鎖時に消滅してしまうものが多い」という声を聞いておりました。そうしたデータを消さず、拾い上げたいと考えています。方法は主に以下の2通り。

 ①データを引き取り「ざっさくプラス」に登載。(無償)

 ②独立したデータベースとして引き取り連携検索して検索結果を「ざっさくプラス」と共に一覧表示。(費用等応相談)

 

どちらも検索結果に元のデータベースのデータであることを示すアイコンを表示します。

詳しいお話をお聞きになりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

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★出版ニュース

 
【新刊
福島泰樹主宰、6月30日刊行、定価1,000円
歌人・福島泰樹主宰の「月光の会」が発行する短歌雑誌。今号は、旧満州に生まれ引揚経験などを歌った会員・冨尾捷二の追悼企画をはじめ、ウクライナ詠などを掲載。月光インタビューでは前号に続き、「不特定多数の私」をキーワードに福島泰樹の作歌姿勢に迫る。そのほか今号より、福島泰樹による詩人・長澤延子の作品を辿る新連載【延子絶叫】がスタート。 
 
原田京子著、7月20日刊行、定価1,000円
父が植民地朝鮮の企業で働く「裕福」な家に育った少女は、その罪悪感から目をそらすことなく、自身と日本の贖罪の思いで、退職後韓国の福祉施設で単身ボランティアとして働くことを思い立った。本書はその二年間の出来事を日記に綴り、日本のキリスト教の同信のともに書送った書簡からなる。さらに帰国後は、高麗博物館でボランティアとして奉仕し、吹き荒れたヘイトスピーチに心を痛め、理事長に推されて奮闘した「わたしと韓国」を見つめた心の記録である。
 
白石正人著、7月20日刊行、定価2,000円
抒情の噴泉!白石正人第二句集
「列島を麒麟の舌がねぶる梅雨」
このスケールを、字数にして十三字、音数にして十七音でやってのける。日本列島を麒麟の長い舌が舐めている像が、梅雨の気分とともに鮮やかに浮かびあがってくる。俳句芸術が生み出した勲といおう!」――福島泰樹「跋」より
 
【近刊
マウロ・バハティエラ 行動するアナキスト、ジャーナリスト
フリアン・バディーリョ・ムニョス著、渡辺雅哉訳、8月17日刊行予定、予価2,000円
「20世紀初頭のマドリードにおけるアナキズムの草分け、スペイン内戦の著名な従軍記者」マウロ・バハティエラ(1884‐1939年)。惨殺され、忘却の淵へと追いやられた「マドリード最後の抵抗者」の生涯を『CNTの歴史』『FAIの歴史』の著者が丹念に掘り起こす。
 
※定価は全て税別表示です。

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☆近代出版研究所だより

 

近代出版研究叢書・資料編」を刊行します!

なかなか積み上がらない近代出版史、近代書誌学、読書史の基礎的なツールを世に出すものとして「近代出版研究叢書・資料編」を発刊します。第1弾として弊社・河原努が編纂した同人誌「出版年鑑」掲載全訃報一覧――昭和平成期 著作家・学者・出版人7000人』(定価2,000円、B5判176頁)を8月13日の「コミックマーケット100」の「東ペ30a サークル「書物蔵」」で頒布します。

「昭和5年(1930年)から平成30年(2018年)の約90年にわたる『出版年鑑』から年間史の訃報部分に掲載された訃報を抜き出し、名前ヨミの五十音順に排列したもの。収録人数は延べ7, 128人」。河原の「『出版年鑑』の年間訃報欄について」と所長・小林昌樹さんの解説付。

残部は皓星社のウェブストアで取り扱う予定です。

 

近代出版研究 創刊号
4月7日刊行、定価2,000円
創刊号は、“江戸時代の書肆がどうして明治以降に生き残れなかったのか”という問題を論じた研究座談会、“「図書館」という言葉がどうやってできたのか” を説明した画期的な論文の再掲の他、「立ち読み」や「独学書」「奥付」の歴史などを取り上げました。
寄稿者には、近代日本出版史、図書館学、西洋書誌学、民俗学の研究者に加え、弊社刊『古本マニア採集帖』に登場した在野研究者・出版人ら、ユニークな執筆陣が揃いました!
 
刊行から一週間経たずして神田神保町・東京堂書店の週間ランキングで総合1位を獲得しました! 下記の媒体でも紹介されました。

新文化

産経新聞

共同通信

日本の古本屋メールマガジン

仏教タイムス

カレントアウェアネス-E

本の雑誌

出版業界紙「新文化」6月2日号では、1面の「この人この仕事」欄で所長の小林昌樹さんが取り上げられました。

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【イベント開催】学校では教えてくれない性の話 第2回

 

maki@libro-koseisha.co.jp

 

お話しいただくのは、公立中学校の保健体育科教員として、30年以上包括的性教育の実践を積み重ねてきた樋上典子さん。樋上さんは特別支援学校での生徒の性被害をきっかけに、性教育の必要性を痛感。以降、「性教育に踏み込むことは子どもにとって不適切だ」などというバッシングを受けながらも、「からだを知ることは自分を守ること」という理念を掲げ、精力的にこのテーマに取り組んできました。

イベントでは性教育を人権教育と位置付け、以下の3つのねらいに沿って人とのつながりを考えます。

 

・科学的に身体のしくみを知ることで自己肯定感をもたせ、自分を大切にする気持ちを育てる

・いろいろな関係性の中で、自分をどう生かしていくかを考え、他の人を大切にする気持ちを育てる

・自分の将来を見据えながら、おとなとして賢明な選択ができる力を付ける

 

第2回は、受精から出産までのメカニズムを、実際の動画などを見ながら科学的に学びます。射精や月経、妊娠の仕組みについて、皆さんは正しく説明できますか? 今回の授業で扱う内容について中学生へ実際に聞いてみると、全問正解率は実に2%だと樋上さんは言います。「性感染症の予防」「予期せぬ妊娠の防止」そして「性的虐待の回避」は正しい知識なくしてはあり得ないのです。

 

【イベント予定】
・第1回 7/16(土) 日本の性教育と多様な性
(終了しました)

第2回 8/7(日) あなたの誕生と大人になるからだ
・第3回 9/4(日) 人間の性~心地よく生きるために〜     
※曜日にご注意ください。

【日時】

〈第2回〉 2022/8/7(日) 18時半開場/19時開演
【場所】
Readin’ Writin’ BOOK STORE
〒111-0042 東京都台東区寿2-4-7
(東京メトロ銀座線「田原町」徒歩2分)
【対象年齢】
小学校高学年程度から大人まで
【入場料】
大人1500円/中学生以下500円(会場参加、オンライン参加とも)
会場参加の特典として、THYME性暴力被害者支援情報プラットフォーム(@THYME_for_us)さん作成のオリジナル啓発しおり「THYMEパスポート」をプレゼント予定です。
【登壇者】
樋上典子(ひがみ・のりこ)
1958年、東京生まれ、都立養護学校(現特別支援学校)9年、足立区内の中学校で30年、保健体育科教員として勤務。性教育の必要性を感じ、目の前の子どもたちに35年間実践。大学の研究者らとプログラムを組んで包括的性教育実践を行っている。現在は関東学院大学非常勤として学生に性の学びを届け、中学校時間講師として勤務。
4年間かけて研究者らと創り上げた「実践 包括的性教育」(エイデル研究所)を今秋刊行予定。
 
…申し込み方法など詳しくはこちら
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「皓星社友の会」のご案内
 
ご好評をいただいている「皓星社友の会」、7月から2022年度(2022年7月〜2023年6月)が始まりました!
友の会は、2020年コロナ禍における「ざっさくプラス」の無償公開を機に、弊社の書籍やデータベースをご愛読・ご愛用くださる会員の皆様の便宜と、皆様と弊社スタッフの間で交流を図ることを目的とし設立いたしました。
 
【ご参加の条件】
上記の趣旨にご賛同くださる個人の方。(法人様のお申込みは受け付けておりません)
弊社の新商品(書籍・データベース)や、「ざっさくプラス」のバージョンアップに際して、アンケートやヒアリングにご協力いただける方。
【特典】
・友の会割引 弊社のすべての出版物を、15%引、送料無料でご購入いただけます。
・皓星社主催のイベント参加割引
・ざっさくプラス利用権(基本プラン)
・ご希望の雑誌の目次をざっさくプラスに搭載(時期は相談)。雑誌を貸していただける場合は、入力データを提供します。
・お誕生日プレゼント(お好きな本を1冊プレゼントします。値段を問いませんが、一部例外があります)
【価格】
一般:年間12,000円    学生:6,000円 (税別)
※学生割引を希望する方は、ご所属大学ドメインのメールアドレスでお申し込み下さい。
【ご契約期間】
ご契約は、毎年7月1日から1年間とさせていただきます。7月以降もお申し込みいただけますが、年度途中参加でも金額は変わりません。また、年度途中退会の場合も、返金は行いません。
 
…詳しくはこちら
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★編集後記

 

今月より、樋上典子先生のトークイベント〈学校では教えてくれない性の話〉が始まりました。性教育の中には、タイトルの通り学習指導要領では取り扱わないと定められている項目が存在するのを皆さんはご存知でしょうか? 文科省の定めるこの「歯どめ規定」を理由として、子どもたちは(そして幼かった頃の私たちも)自らの身体と向き合う機会を奪われ続けてきました。成人年齢が18歳に引き下げられるなど、子どもたちが自分の意思で選択を迫られる場面は今後ますます増えていく一方、大人は十分な知識を提供できているでしょうか? 〈学校では教えてくれない〉シリーズでは、性教育に限らず心地よく生きるための知識を様々な角度から問い直します。どうぞご期待ください。(楠本)

 

8月のコミケで新刊『「出版年鑑」掲載全訃報一覧』を頒布します。以前に出した『昭和前期蒐書家リスト』は筆名だったので、初めて本名で出す冊子になります。以前、参加している同人雑誌『二級河川』を身内の回覧誌から一般向けに売り出すにあたって、本名を出すのは嫌だなと「本名をもじって、少し勘が良ければ本名の類推がつく」筆名をつけたのでした。創作なら筆名を続けるのもありかと思いましたが、レファレンスツールや出版史がらみの記事をカタカナ名前で出すのもちょっと違うかなと思い、やむを得ず本名にしました。所長からは「そろそろ本名で書く時期が来たんだよ」と言われました。(河原)

 

次号から松本麗華さんの「お悩み相談室」が再開、その準備の最中に秋葉原無差別殺傷事件を起こした加藤さんへの死刑執行の報に接した。死刑執行のニュースが流れるたびにくらい気持がおとずれる。国家による殺人を許している、自分もその一部だということが残念でならない。再審請求中の執行だったということにも異議がある。全てを闇に葬るのではない道が、国民によって選ばれてほしい。/今号で、看板連載の「在野研究者のレファレンス・チップス」は最終回です。メルマガを通読してくださった方の調べ物スキルはかなり向上したはず。小林さん、ありがとうございました。(晴山)

 

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第14号をご一読いただきありがとうございました。

 

今号、福島泰樹さんによる【母よ、黒い旗で遺骸を包み……】はお休みです。次号以降に掲載予定です。

 

小林昌樹さんの【在野研究者のレファレンス・チップス】はついに最終回の第14回を迎えました。「15年間ほどレファレンス・カウンターに出たが、実際に訊かれた質問の99%は私の知らないことだった」と振り返る小林さんですが、そこで身に付けたあたりの付け方や引き出し方をこんなにも面白く、そして何より分かりやすくまとめた記事は唯一無二だと言っても過言ではないかもしれません。そして最後にもありましたように、この連載は書籍化作業が進行中です! 噂によると書き下ろしチップスもあるんだとか……? どうぞお楽しみに!

 

本をめぐるリレー連載【よめば羊もよってくる】は次回で最終回となります。ご執筆いただくのは、整体の仕事と音楽活動を両立するしいねはるかさん。著書『未知を放つ』などの執筆を通して感じた、「からだの部分とぜんたい」、また「世の中や社会や政治、仕組みとぜんたい」などについてご寄稿いただきます。

 

 

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