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皓星社メールマガジン 
第15号
2022年8月26日
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このメルマガは、株式会社皓星社の「ざっさくプラス」最新情報や、新刊案内等を配信します。弊社サイトから購読を申し込まれた方や、これまでご縁があった方にお送りしています。

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  目 次

   ★第15号をお届けします

   ☆【連載】松本麗華のお悩み相談室 再開第1回松本麗華
   ★【連載】長澤延子生誕90周年 母よ、黒い旗で遺骸を包み…… 第3回(福島泰樹)

   ☆【最終回】よめば羊もよってくる 第6回(しいねはるか)
   【連載】趣味の日本近代出版史 第15回(河原努)

   ☆ざっさくプラスニュース

   ★出版ニュース

   ☆近代出版研究所だより

   ★【イベント開催】学校では教えてくれない性の話 第3回

   ☆【イベント開催】連続トークイベント アナキズムのひろばvol. 1(全5回)

   ★【イベント開催】『〈記憶の継承〉ミュージアムガイド』(皓星社)

     公開オンラインイベント 第1回

   ☆「皓星社友の会」のご案内

   ★編集後記

    

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★第15号をお届けします

 

皓星社メールマガジン第15号をお届けいたします。

このメルマガでは月に一回、弊社の本やデータベースの新着情報とともに、近代出版研究所の活動報告も配信してまいります。

お知り合いの方々へぜひ転送、拡散をお願いいたします。

 

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☆松本麗華のお悩み相談室

再開第1回 性的指向が違う人を好きになってしまったら

松本麗華

 

再開第1回は、元さん(18歳男性)からのご相談です。松本さんの回答は、メールマガジンアーカイブ公開日に掲載となります。
《ご相談》
大好きだった同性の先輩と喧嘩したままで仲直りできずにいます。先輩は2つ年上です。私が悩んでる時に面白い動画を送って勇気づけてくれ、とても好きになりました。私は先輩を恋人だと思い込んで執着・束縛してしまい、嫌われて疎遠になりました。……

 

…続きはこちらから 

 

お悩みは、以下のURLから公募でも承っております。

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長澤延子生誕90周年 母よ、黒い旗で遺骸を包み…… 
第3回 浮き雲、15歳の詩

                                福島泰樹(歌人)

  

「折鶴」「寂寥」に続く昭和21年11月、延子14歳の詩は、5連33行からなる詩「冬」。第1連を引く。
 
緑なる夢のあえかに消ゆるごとく
黄金なす秋は早くもかくれ去ったーー
しかすがに あかき入陽は
あらわなる樹々のなめらかな肌えにふるえつゝ
かすかにも奏でる白きものへの前奏曲の
ヴァイオリンの絲をはや断ってしまった           「冬」
 
 この口調に聴き覚えはないか。北原白秋の嘆息、室生犀星の咳き、さらには、上田敏、日夏耿之介、堀口大学、鈴木信太郎らの「名詞名訳」の調べを。

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よめば羊もよってくる 
第6回 ひとりぶんの力と 、ぜんたい

しいねはるか

  

ひとりぶんの力。ラッパーのECDが言っていた言葉。時々思い出す言葉。
先日いただいた本『本を贈る』(2018年、三輪舎) 。そのなかに《全体》という言葉があった。
ひとりぶんの力、ぜんたい。何かある度に思い浮かべる言葉。

 

一人一人が自分を切り離すことなく、自分にとっての意味を見出していく。それぞれに工夫しながら、のびのび生きる。そんな世界を想像しながら、少しずつ暮らしのなかに取り入れてきた。仕事をしたり、作品を作ったり、のんびりしたり。

 

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★趣味の日本近代出版史

第15回 ガム屋になった本屋さん――出版業を捨て他業種でさらに成功したラジオ科学社・柴田寛

河原努(皓星社)

 

■「○○になった××屋さん」
私の母校である公立大学は高校の校舎に毛が生えた程度の敷地と大きさで、図書館もとても小さかった(卒業後に新図書館が完成した……)。故に蔵書量も全部の書架に目を通せるほど。“点”ではなく(90年代末なのでOPACは導入されていた)“面”で蔵書を把握したかった私は、授業の合間によく図書館へ行って書架を見てまわった。そうした中で印象に残っている一冊に小泉俊一著『図書館長になったそば屋さん』(筑波書林、平成7年)がある。といっても、中を読んで感心したから印象に残ってる訳ではない(実は読んでいません)。配架されている本が不自然に膨らんでいたのを訝しんで手に取ったら、司書の女性に宛てた学生からのラブレターが挟まっていたのだ。

 

…続きはこちらから

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☆ざっさくプラスニュース

 
【先月からの新規登載情報】
〇独自登載分

 

「古本屋―その生活、趣味、研究―」創刊号(昭和61年1月)~終刊第10号(平成2年4月)
※古書店・青木書店店主の青木正美が出した雑誌で、国会図書館未所蔵。反町茂雄、三橋猛雄、品川力、出久根達郎を始め、数多くの古書店主が寄稿。全10冊
#ざっさく新規登載
 
〇東京大学法学部附属明治新聞雑誌文庫所蔵雑誌目次総覧
大空社から刊行されている『東京大学法学部附属明治新聞雑誌文庫所蔵雑誌目次総覧』(150冊)をもとに、少しずつですが明治大正期の雑誌の増強を行っています。約3ヶ月分の登載情報です。
「活少年」第1號(1899年6月)
「櫻洲之靑年」第1號(1899年1月)~第3號(1899年7月)
「中央教育」第12号(1894年8月)~第33号(1895年11月)
「遷喬」第1号(1893年1月)、第19号(1896年12月)
 
…続きはこちらから

 

新規登載情報につきましては、Twitter皓星社ざっさくプラスアカウント(@zassakuplus)でも随時お知らせしております。どうぞご覧ください。

 

Zoom商談・使い方ガイダンス 承ります】

Zoomを使ったご案内を無料で受け付けております。

ご契約機関様には使い方のご案内を、導入をご検討中の機関様には商品説明をさせていただきます。画面を共有し、具体的な検索例をご紹介しながら進めますので、その場でのご質問にもお答えできます。周知期間として終了後の一週間程度アクセス数を増やすなど、個別の対応も承っております。1回30分からご予約いただけます。

 

ご予約や、トライアルのお申込みはこちらから。

 

【閉鎖するデータベースのデータ、お引き受けします】

ざっさくプラスは、閉鎖予定のデータベースのデータを引き取り、続けて公開します。かねてより、図書館関係者の方から「科研で作られたデータベースで、非常に有益なものなのに、教授の退官時や公開サイトの閉鎖時に消滅してしまうものが多い」という声を聞いておりました。そうしたデータを消さず、拾い上げたいと考えています。方法は主に以下の2通り。

 ①データを引き取り「ざっさくプラス」に登載。(無償)

 ②独立したデータベースとして引き取り連携検索して検索結果を「ざっさくプラス」と共に一覧表示。(費用等応相談)

 

どちらも検索結果に元のデータベースのデータであることを示すアイコンを表示します。

詳しいお話をお聞きになりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

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★出版ニュース

 
【新刊
マウロ・バハティエラ 行動するアナキスト、ジャーナリスト
フリアン・バディーリョ・ムニョス著、渡辺雅哉訳、8月17日刊行、定価2,000円
「20世紀初頭のマドリードにおけるアナキズムの草分け、スペイン内戦の著名な従軍記者」マウロ・バハティエラ(1884‐1939年)。惨殺され、忘却の淵へと追いやられた「マドリード最後の抵抗者」の生涯を『CNTの歴史』『FAIの歴史』の著者が丹念に掘り起こす。
 
【近刊
絵本のことば 詩のことば
内田麟太郎著、9月2日刊行予定、予価1,800円
ことばそのものから物語が生まれ、ことばそのものから詩が生まれる。ふるさとのこと、父と母のこと、絵本のこと、詩のこと……。絵詞作家・内田麟太郎のエッセンスが詰まったエッセイ集。父のことを書き下ろした「内田博と童謡詩精神」を含む、39篇を収録。
 
全国タウン誌総覧―地域情報誌・ミニコミ・フリーペーパー・8700誌
柴田志帆編著、9月7日刊行予定、予価15,000円
日本国内の各地域で作られ地域の情報を発信する“タウン誌”8700タイトルの書誌情報を収集・統合して地域別に排列。「刊行期間」「誌名変遷」などの項目に加え「所蔵機関」の項目を設けて利用者の便を図った。「誌名」「出版者名」の2種類の索引を用意し、編著者による「タウン誌の歴史」「『全国タウン誌総覧』の作り方」と小林昌樹(元国立国会図書館)による解説「『全国タウン誌総覧』の意義とタウン誌の効能」を付す。
 
歌誌月光74号
9月7日刊行予定、予価1,000円
歌人・福島泰樹主宰の「月光の会」が発行する短歌雑誌。今号は、長澤延子生誕90年・『長澤延子全詩集』の刊行を記念して延子の郷里である桐生市有鄰館で開催された福島泰樹短歌絶叫コンサートの模様を台本と公演レポートで紙上再現。福島泰樹による延子の作品を辿る【延子絶叫】は第2回。
 
※定価は全て税別表示です。

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☆近代出版研究所だより

 

近代出版研究叢書・資料編」を発刊しました!

なかなか積み上がらない近代出版史、近代書誌学、読書史の基礎的なツールを世に出すものとして「近代出版研究叢書・資料編」を発刊します。第1弾は弊社・河原努が編纂した同人誌「出版年鑑」掲載全訃報一覧―昭和平成期 著作家・学者・出版人7000人』(定価2,000円、B5判176頁)です

「昭和5年(1930年)から平成30年(2018年)の約90年にわたる『出版年鑑』から年間史の訃報部分に掲載された訃報を抜き出し、名前ヨミの五十音順に排列したもの。収録人数は延べ7, 128人」。河原の「『出版年鑑』の年間訃報欄について」と所長・小林昌樹さんの解説を付す。

皓星社のウェブストアで購入可能です。

 

近代出版研究 創刊号
4月7日刊行、定価2,000円
創刊号は、“江戸時代の書肆がどうして明治以降に生き残れなかったのか”という問題を論じた研究座談会、“「図書館」という言葉がどうやってできたのか” を説明した画期的な論文の再掲の他、「立ち読み」や「独学書」「奥付」の歴史などを取り上げました。
寄稿者には、近代日本出版史、図書館学、西洋書誌学、民俗学の研究者に加え、弊社刊『古本マニア採集帖』に登場した在野研究者・出版人ら、ユニークな執筆陣が揃いました!
 
刊行から一週間経たずして神田神保町・東京堂書店の週間ランキングで総合1位を獲得しました! 下記の媒体でも紹介されました。

新文化

産経新聞

共同通信

日本の古本屋メールマガジン

仏教タイムス

カレントアウェアネス-E

本の雑誌

出版業界紙「新文化」6月2日号では、1面の「この人この仕事」欄で所長の小林昌樹さんが取り上げられました。

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【イベント開催】学校では教えてくれない性の話 第3回

 

maki@libro-koseisha.co.jp

 

お話しいただくのは、公立中学校の保健体育科教員として、30年以上包括的性教育の実践を積み重ねてきた樋上典子さん。樋上さんは特別支援学校での生徒の性被害をきっかけに、性教育の必要性を痛感。以降、「性教育に踏み込むことは子どもにとって不適切だ」などというバッシングを受けながらも、「からだを知ることは自分を守ること」という理念を掲げ、精力的にこのテーマに取り組んできました。

イベントでは性教育を人権教育と位置付け、以下の3つのねらいに沿って人とのつながりを考えます。

 

・科学的に身体のしくみを知ることで自己肯定感をもたせ、自分を大切にする気持ちを育てる

・いろいろな関係性の中で、自分をどう生かしていくかを考え、他の人を大切にする気持ちを育てる

・自分の将来を見据えながら、おとなとして賢明な選択ができる力を付ける

 

第3回は、避妊と中絶、性行動が暴力につながってしまう場面を考えます。自己中心的なDV、 ストーカー等の事件が絶えません。支配する関係でなく、対等で尊重し合える関係とは何かについて、中高生を対象としたデートDVの事例を紹介しながら学びます。きちんとした知識を学び、 自らの性行動についてしっかり考えることこそが、自分とパートナーを守ることにつながります。

 

【イベント予定】
・第1回 7/16(土) 日本の性教育と多様な性
(終了しました)

・第2回 8/7(日) あなたの誕生と大人になるからだ(終了しました)

第3回 9/4(日) 人間の性~心地よく生きるために〜     

【日時】

〈第3回〉 2022/9/4(日) 18時半開場/19時開演
【場所】
Readin’ Writin’ BOOK STORE
〒111-0042 東京都台東区寿2-4-7
(東京メトロ銀座線「田原町」徒歩2分)
【対象年齢】
小学校高学年程度から大人まで
【入場料】
大人1500円/中学生以下500円(会場参加、オンライン参加とも)
会場参加の特典として、THYME性暴力被害者支援情報プラットフォーム(@THYME_for_us)さん作成のオリジナル啓発しおり「THYMEパスポート」をプレゼント予定です。
【登壇者】
樋上典子(ひがみ・のりこ)
1958年、東京生まれ、都立養護学校(現特別支援学校)9年、足立区内の中学校で30年、保健体育科教員として勤務。性教育の必要性を感じ、目の前の子どもたちに35年間実践。大学の研究者らとプログラムを組んで包括的性教育実践を行っている。現在は関東学院大学非常勤として学生に性の学びを届け、中学校時間講師として勤務。
4年間かけて研究者らと創り上げた「実践 包括的性教育」(エイデル研究所)を今秋刊行予定。
 
…申し込み方法など詳しくはこちら
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【イベント開催】連続トークイベント アナキズムのひろばvol. 1(全5回)
 
2021年10月に弊社で刊行した『アナキズムを読む』の関連イベントです。
収束が見えないコロナ禍、大国の横暴や不誠実極まりない政治情勢などをきっかけに、分断・抑圧・格差が際立って明らかとなり、不自由を強いられる日常のなかで、私たちはどう生き、将来をどう思い描いたらいいのか。
現下の社会情勢をふまえ、注目すべき本や各地で取り組まれる諸活動などを手がかりに、何かと生きづらい世の中で、いかに自由に、自分らしく生きていくか、「支配のない状態」を意味する「アナキズム」の可能性を探る連続トークイベントを開催します!(全5回)

【日時】
〈第1回〉 2022/9/16(金) 19時~20時30分
【場所】
読書人隣り+オンライン(配信会場:千代田区神田神保町1-3-5冨山房ビル6階)主催:アナキズムを読む会、読書人
【料金】
2000円(会場視聴、オンライン共通)
オンライン配信方法:「YouTube Live」(9/23(金)迄アーカイブ配信)
【登壇者】
・田中ひかる 1965年生まれ。明治大学法学部教員。専門は社会思想史。著書に『ドイツ・アナーキズムの成立―『フライハイト』派とその思想』(御茶の水書房、2003年)、編著に『アナキズムを読む―〈自由〉を生きるためのブックガイド』(皓星社、2021年)など。
・岡野まゆ 1994年生まれ。ジュンク堂書店池袋本店人文書担当。2017年入社。実用書を担当後、2019年より現職。ウェブサイト「好書好日」(朝日新聞社)の「じんぶん堂」で読書エッセイを寄稿。
 
…申し込み方法など詳しくはこちら
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【イベント開催】『〈記憶の継承〉ミュージアムガイド』(皓星社) 公開オンラインイベント「 災禍の歴史と民族の文化にふれる」第1回 満蒙開拓平和記念館
 
2022年3月に弊社で刊行した『〈記憶の継承〉ミュージアムガイド』では、戦争、差別、 災害などの歴史や記憶の継承を目的として運営されている23の施設を紹介しています。過去を語り継ぐものたちの声は、私たち一人ひとりが“今という困難な時代をどう生き、 どんな未来を志向するか?” を考えるきっかけやヒントになってくれるでしょう。
刊行に関わっていただいた忘日舎さんで、刊行記念イベントとしてご紹介した施設運営にかかわる方々と取材メンバーによる連続企画「災禍の歴史と民族の文化にふれる」 をスタートいたします。
第1回は、満蒙開拓平和記念館館長の寺沢秀文さん、事務局長の三沢亜紀さんをオンラインでお招きします。聞き手は取材・執筆・撮影を担当したライターの寺田和代さん。本書では掲載しきれなかったお話を、さらにお聞きいただきます。満蒙開拓平和記念館の現在・過去・未来への取り組みなど、貴重なお話を聞ける絶好の機会です。
 
【日時】
〈第1回〉 2022/9/30(日) 18:30~20:00 (90分)
【場所】
会場+オンライン(配信会場:忘日舎 東京都杉並区西荻北3-4-2 )
会場は手狭のため、会場視聴をご希望の方はお早めにお申し込みください。
【料金】
1500円(会場視聴、オンライン共通)
 
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「皓星社友の会」のご案内
 
ご好評をいただいている「皓星社友の会」、7月から2022年度(2022年7月〜2023年6月)が始まりました!
友の会は、2020年コロナ禍における「ざっさくプラス」の無償公開を機に、弊社の書籍やデータベースをご愛読・ご愛用くださる会員の皆様の便宜と、皆様と弊社スタッフの間で交流を図ることを目的とし設立いたしました。
 
【ご参加の条件】
上記の趣旨にご賛同くださる個人の方。(法人様のお申込みは受け付けておりません)
弊社の新商品(書籍・データベース)や、「ざっさくプラス」のバージョンアップに際して、アンケートやヒアリングにご協力いただける方。
【特典】
・友の会割引 弊社のすべての出版物を、15%引、送料無料でご購入いただけます。
・皓星社主催のイベント参加割引
・ざっさくプラス利用権(基本プラン)
・ご希望の雑誌の目次をざっさくプラスに搭載(時期は相談)。雑誌を貸していただける場合は、入力データを提供します。
・お誕生日プレゼント(お好きな本を1冊プレゼントします。値段を問いませんが、一部例外があります)
【価格】
一般:年間12,000円    学生:6,000円 (税別)
※学生割引を希望する方は、ご所属大学ドメインのメールアドレスでお申し込み下さい。
【ご契約期間】
ご契約は、毎年7月1日から1年間とさせていただきます。7月以降もお申し込みいただけますが、年度途中参加でも金額は変わりません。また、年度途中退会の場合も、返金は行いません。
 
…詳しくはこちら
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編集後記

この夏は長野に小旅行に行ってきました。お目当ては茅野にある蓼科親湯温泉という老舗旅館。大正時代から続く趣ある保養所なのですが、最大の魅力はその蔵書量! ラウンジ、廊下、果ては客室の小棚……隅から隅までおよそ3万冊の本で埋め尽くされています。聞くと、人文書で有名なみすず書房の社主・小尾俊人が茅野市出身、また岩波文庫の創業者・岩波茂雄も隣市諏訪出身なことから、出版事業へのリスペクトを込めこのようなもてなしが生まれたそうです。高原気候な蓼科は文人にも人気で、太宰は新婚旅行としてこの地を選んだ、と館のパンフレットで知ったりも。宿泊した日は荒れ模様の天気でしたが、雨音を聞きながら一日中ぼんやりと頁をめくったのも良い思い出になりました。(楠本)
 
書物蔵さんにくっ付いて同人誌即売会のコミックマーケット(コミケ)に初参加しました。普段参加する文学フリマ東京とはまた違う空気で、いろいろ勉強になりました。新刊『「出版年鑑」掲載全訃報一覧』は好調でしたが、それに続いたのが書店で購入可能な『近代出版研究 創刊号』というのは意外な結果。これに気を良くしてではないですが「近代出版研究叢書・資料編」の第2弾を検討中です。挨拶してくださった皆さん、どうもありがとうございました。(河原)

 

宇田智子さんの『増補 本屋になりたい』(ちくま文庫、2022)を読んでいたら、大串夏身著『レファレンスと図書館』(弊社刊、2019)が紹介されていた。増補前の版は2015年刊行なので、このたび書き加えられたものだろう。偶然の出会いが嬉しい。この本は名古屋出張の帰りがけに、ちくさ正文館で買った。レジに差し出すと店員さんに「本屋にはならないほうが良いですよ」と言われた。にこにこ顔で。「ちょっと手遅れですね」こちらもにこにこで答えた。(晴山)

 

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第15号をご一読いただきありがとうございました。

 
 本をめぐるリレー連載【よめば羊もよってくる】が今号で最終回第6回を迎えました。弊社のこれまでのカラーとは少し違ったこの連載、いかがでしたでしょうか? 読書という行為、本を売ること、作ること……様々な角度から切り込むことで、百者百様の本との向き合い方を追いかけた連載になりました。
しいねさんの「一人一人が自分を切り離すことなく、自分にとっての意味を見出していく」という言葉は、まさにその通りであり、ぴったりな最終回となったと思います。これまでご執筆いただいた皆様、誠にありがとうございました。
 
そして、次回の河原努【趣味の近代日本出版史】は、近代出版研究所所長の小林昌樹さんから「これを連載で取り上げてみてくれないかしら? 二見書房と三笠書房を対比して書けない?」と手渡された二見書房社長・堀内俊宏の自伝本『ふたつの坂』を取り上げる予定です。

 

 

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