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皓星社メールマガジン 
第17号
2022年10月28日
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このメルマガは、株式会社皓星社の「ざっさくプラス」最新情報や、新刊案内等を配信します。弊社サイトから購読を申し込まれた方や、これまでご縁があった方にお送りしています。

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  目 次

   ★第17号をお届けします

   ☆【連載】長澤延子生誕90周年 母よ、黒い旗で遺骸を包み…… 第4回(福島泰樹)

   【連載】趣味の日本近代出版史 第17回(河原努)

   ☆ざっさくプラスニュース

   ★出版ニュース

   ☆既刊紹介

   ★近代出版研究所だより

   ☆【イベント開催】神保町ブックフェスティバル

   ★【イベント開催】連続トークイベント アナキズムのひろば(全5回)

   ☆「皓星社友の会」のご案内

   編集後記

    

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★第17号をお届けします

 

皓星社メールマガジン第17号をお届けいたします。

このメルマガでは月に一回、弊社の本やデータベースの新着情報とともに、近代出版研究所の活動報告も配信してまいります。

お知り合いの方々へぜひ転送、拡散をお願いいたします。

 

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長澤延子生誕90周年 母よ、黒い旗で遺骸を包み…… 
第4回 「雲」 十五歳最後の詩
                                福島泰樹(歌人

 

 「うき雲」で延子はこう歌った。
 「あゝ私はまだ/こんなに若いのになあ/ポカリポカリと何処へ行く 雲よーー」
 この虚無感はなんだろう。
 
 15歳の少女はまた、空を見上げる。
 
また心は平穏を失った
吸いつけられたように
仰ぐ大空に雲は行く           「雲」
 
 「うき雲」に続く詩は「雲」だ。

 

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趣味の日本近代出版史

第17回 二見書房と三笠書房と――堀内俊宏『ふたつの坂』から

河原努(皓星社)

 

■二見書房2代目社長の自伝本

この連載で取り上げるテーマは全て自分で選んできたが、先日、近代出版研究所所長の小林昌樹さんから「これを連載で取り上げてみてくれないかしら?」と一冊の本を手渡された。
・堀内俊宏『ふたつの坂』(私家版、昭和51年)。
堀内俊宏(本名・俊一)は二見書房創業者の長男で、2代目社長。『出版文化人物事典』の堀内の項目は、二見書房の事実上の社史といってよい堀内著『おかしな本の奮戦記』(二見書房、昭和63年)をもとに書いた。一方で小林さんによると『ふたつの坂』は堀内の自伝本らしい。
 

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ざっさくプラスニュース

 
【先月からの新規登載情報】
〇独自登載分
 
「麒麟」第1号(昭和47年8月)~第5号(昭和51年12月)
※東京神田の古書展早出組の古書マニア(麒麟の会)の同人誌で、国会図書館未所蔵。大衆文芸を対象に、遠藤憲昭、井上敬二郎、秋山正美、島崎博、八木昇、種市登、藤田清美、中嶋光一、佐々木信敏、岩本史郎らが寄稿。別冊は欠。
 
「私小説研究」創刊号(2000年3月)~第10号(2009年3月)
※法政大学大学院私小説研究会が発行した年刊研究誌。編集委員に梅澤亜由美、姜宇源庸、齋藤秀昭、藤田知浩、風里谷桂、松下奈津美、山中秀樹ら。本多秋五、津島佑子、小島信夫、大西巨人らのインタビューも。全10号。
 
「植物と文化」第1号(昭和46年8月)~第20号(昭和52年10月)
※八坂書房の季刊誌で、編集兼発行人は八坂安守。植物と生活・民俗・文化・人間・技術・風土などをテーマに、上野益三、杉本つとむ、大森志郎、松田修、中田幸平や草野心平、金井直、村野四郎らが寄稿。20号で休刊。
 
「マージナル」第1号(1988年4月)~第10号(1994年11月)
※現代書館が発行した雑誌。編集人は中川六平で、中川の他、朝倉喬司、紀和鏡、森田一朗が編集委員。千本健一郎、上島敏昭、大月隆寛、佐伯修、草森紳一、岡村青らが執筆。坪内祐三の寄稿(9号)も。10号で終刊。
 
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Zoom商談・使い方ガイダンス 承ります】

Zoomを使ったご案内を無料で受け付けております。

ご契約機関様には使い方のご案内を、導入をご検討中の機関様には商品説明をさせていただきます。画面を共有し、具体的な検索例をご紹介しながら進めますので、その場でのご質問にもお答えできます。周知期間として終了後の一週間程度アクセス数を増やすなど、個別の対応も承っております。1回30分からご予約いただけます。

 

ご予約や、トライアルのお申込みはこちらから。

 

【閉鎖するデータベースのデータ、お引き受けします】

ざっさくプラスは、閉鎖予定のデータベースのデータを引き取り、続けて公開します。かねてより、図書館関係者の方から「科研で作られたデータベースで、非常に有益なものなのに、教授の退官時や公開サイトの閉鎖時に消滅してしまうものが多い」という声を聞いておりました。そうしたデータを消さず、拾い上げたいと考えています。方法は主に以下の2通り。

 ①データを引き取り「ざっさくプラス」に登載。(無償)

 ②独立したデータベースとして引き取り連携検索して検索結果を「ざっさくプラス」と共に一覧表示。(費用等応相談)

 

どちらも検索結果に元のデータベースのデータであることを示すアイコンを表示します。

詳しいお話をお聞きになりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

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出版ニュース

 
【出版目録】
先月、20年ぶりとなる出版目録『皓星社出版目録2022』を発行しました!
現在在庫のある書籍300点弱を、書影・紹介文付きで収録しています。
今回は諸般の事情で省きましたが、次版では「書名索引」「著者名索引」を付けます。
 
ご希望の方はこちらから
送料は無料です。
 
【メディア紹介情報
全国タウン誌総覧―地域情報誌・ミニコミ・フリーペーパー・8700誌』が「日本の古本屋メールマガジン第357号」で取り上げられました!
編著者の柴田志帆さんが、連載「自著を語る」で同書の編集余話を執筆しています。是非ご一読ください。
 
【近刊
阪本博志編、10月31日刊行予定、予価2,000円(+税)
阪本博志(帝京大学教授)編。女中という仕事は、大正後期から昭和戦前期にかけて最盛期を迎え、1970年以降、高度経済成長期に姿を消した。「シリーズ紙礫(かみつぶて)」第16弾は、一般家庭に住み込みで働いていた「ねえや」、すなわち若い独身女性たちが登場する小説作品をあつめた「女中文学」アンソロジーです。
 
歌誌月光75号
11月7日刊行予定、予価1,000円(+税)
歌人・福島泰樹主宰の「月光の会」が発行する短歌雑誌。今号は、生誕100年を迎えた中井英夫を特集。中井の未発表詩「星の追跡」を掲載する他、連載「月光インタビュー」では福島が中井との交流を語る。また、重信房子の新連載「自由への星」もスタート。
 
ポスト資本主義社会のデザイン 生活のデザインを生活者自身の手に取り戻すために
野口尚孝著、11月9日刊行予定、予価3,500円(+税)
「持続可能な社会」と「経済成長」の間での対立的矛盾の中で、デザイナーが考えるべきこととは? 高度成長期に育ち、 工業デザイナー、そしてデザインの思考過程を主とする研究に取り組んできた筆者が、マルクスの資本論を手がかりに資本主義社会への疑問と矛盾の分析を試みる、まさに戦後デザイン史の「生き証言」である。
 
小林昌樹著、12月9日刊行予定、予価2,000円(+税)
ちょっとした「調べもの」をする際に、キチンと答えを出すにはどうすればよいのか? 国会図書館で15年にわたり、レファレンスサービス(利用者の調べ物相談)に従事した著者が、その実践的な技術を大公開! これまでほとんど「見える化」されてこなかった考え方や予備知識、さまざまなコツをわかりやすく解説する。
 

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☆既刊紹介

皓星社出版目録2022』の刊行を記念して、先月から始まった既刊紹介「編集者が選ぶ弊社この一冊」。パワハラ職場からの転職経験を持つ楠本が、今回皆さんにどうしてもご紹介したいのがこちら。
 
今野晴貴著、2016年3月26日刊行、定価 1,200円(+税)
 
「残業分の給料が支払われない」「初めに提示された条件と実際の働き方が違う」「人手が足りなくてなかなか休めない」「上司から売上目標を強いられている」……働く中でこのような悩みにぶつかった時、皆さんはどうしますか?
本書は、若者の労働・貧困問題に取り組むNPO法人POSSEの代表であり、2013年には「ブラック企業」の存在を世に広め、同年の流行語大賞のきっかけにもなった今野晴貴さんが「なぜ働くのか?」「労働者の持つ権利には何があるのか?」を一から丁寧に教えてくれる中学生向けの解説書です。
社員の一員として働く時、成果を出すためにがむしゃらに頑張ることも大切ですが、無理をして心や体が疲れてしまっては元も子もありません。労働者であることは、同時に雇い主と「契約」を交わしていることでもあり、この契約の内容が正しくあるために私たちには沢山の権利が保証されているのです。
今野さんはこれらの権利について、政治学者・思想家の丸山眞男の『「である」ことと「する」こと』という有名な考えを使って説明します。つまり、いくら労働法によって労働者の権利が保障されていても、その権利の存在を理解し主体的にアクションを起こさなければ、ブラック企業に立ち向かったり不当な扱いから抜け出すことは現状ではとても難しいのです。
就活中やアルバイト先を探している学生さん、その保護者の方はもちろん、現在進行形で仕事の悩みを抱えている方には直接届けに行きたいほどおすすめの一冊! 内田春菊さんによるカバー・中身のカット、そしてポップな蛍光ピンクの装丁も目を惹きます。
 

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★近代出版研究所だより

 

【『近代出版研究 第2号』のお知らせ

『近代出版研究 第2号』の編集作業が少しずつ動き出しました。第2号は「雑著・雑本」の小特集を予定。藤元直樹さんからは『インテリジェンスVol.22(2022年3月)に発表された「グラフ雑誌史再考」の続稿大正初期グラフ雑誌カタログ―忘れられた第一次ブーム」をご寄稿いただきました! 著者曰く「前稿「グラフ雑誌史再考」では、まとまった期間の刊行と公共機関での所蔵が確認できた分野を代表する雑誌を取り上げグラフ雑誌史の稜線部分の素描を試みたが、今回は、現物の存在がほとんど確認できず、記録や研究も見当たらない、裾野部分の輪郭を探ってみたい」
 
【近代出版研究叢書

近代出版研究叢書・資料編」を発刊しました!

なかなか積み上がらない近代出版史、近代書誌学、読書史の基礎的なツールを世に出すものとして「近代出版研究叢書・資料編」を発刊します。第1弾は弊社・河原努が編纂した同人誌「出版年鑑」掲載全訃報一覧―昭和平成期 著作家・学者・出版人7000人』(定価2,000円、B5判176頁)です

皓星社のウェブストアで購入可能です。

 

【『近代出版研究 創刊号』のお知らせ】 ※残部僅少です! お早めに

近代出版研究 創刊号
4月7日刊行、定価2,000円
創刊号は、“江戸時代の書肆がどうして明治以降に生き残れなかったのか”という問題を論じた研究座談会、“「図書館」という言葉がどうやってできたのか” を説明した画期的な論文の再掲の他、「立ち読み」や「独学書」「奥付」の歴史などを取り上げました。
寄稿者には、近代日本出版史、図書館学、西洋書誌学、民俗学の研究者に加え、弊社刊『古本マニア採集帖』に登場した在野研究者・出版人ら、ユニークな執筆陣が揃いました!

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【イベント開催】神保町ブックフェスティバル
2019年以来3年ぶりに開催される「神保町ブックフェスティバル」に合わせて、弊社もイベントを行います。
 
・神田神保町すずらん通りに並ぶ出版社のワゴンセールに参加する西日本出版社さんのご厚意で、西日本出版社さんのワゴンの一角をお借りして破損などの訳あり本を特別価格で販売、新刊本なども一部定価でご購入いただけます! 場所は東京堂書店さんの辺りです。
皓星社の事務所では、『近代出版研究』執筆陣の書物蔵さん・神保町のオタさん・鈴木宏宗さん・稲岡勝さん(+弊社河原)に不用となった本をご提供頂き、昨年同様に古本市を行います。当日は近代出版研究所の小林所長と所員の森洋介・弊社河原が店番をしております。
 
【日時】10月29日(土)30日(日) 10:00-18:00
    (事務所での古本市は 10:00-16:00)
【場所】西日本出版社さんのワゴンは 神田神保町すずらん通り
    (事務所での古本市は 千代田区神田神保町3-10宝栄ビル603 東京メトロ神保町駅、A2番出口より徒歩2分)
     ※専大通りにあります、一階に大勝軒というラーメン屋の入ったビルです。
 
読者の皆様とお目にかかれる数少ない機会、各会場でお待ちしております!

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【イベント開催】連続トークイベント アナキズムのひろば(全5回)
 
2021年10月に弊社で刊行した『アナキズムを読む』の関連イベントです。
収束が見えないコロナ禍、大国の横暴や不誠実極まりない政治情勢などをきっかけに、分断・抑圧・格差が際立って明らかとなり、不自由を強いられる日常のなかで、私たちはどう生き、将来をどう思い描いたらいいのか。
現下の社会情勢をふまえ、注目すべき本や各地で取り組まれる諸活動などを手がかりに、何かと生きづらい世の中で、いかに自由に、自分らしく生きていくか、「支配のない状態」を意味する「アナキズム」の可能性を探る連続トークイベントを開催します!(全5回)

【日時】
〈第3回〉 2022/10/28(金) 
女のための反骨の作法~中村きい子『女と刀』(ちくま文庫)を読む
出演:斎藤真理子(翻訳者)、姜信子(作家)
【場所】
読書人隣り+オンライン(配信会場:千代田区神田神保町1-3-5冨山房ビル6階)主催:アナキズムを読む会、読書人
【料金】
2000円(会場視聴、オンライン共通)
オンライン配信方法:「YouTube Live」
 
第4回・第5回も下記の日時で開催予定です。
 
〈第4回〉 2022/11/9(水)
生き延びるための蜂起〜高島鈴『布団の中から蜂起せよ』(人文書院、本年10月刊予定)をめぐって
出演:高島鈴(ライター、アナーカ・フェミニスト、社会史研究者)、成田圭祐(「IRREGULAR RHYTHM ASYLUM(イレギュラー・リズム・アサイラム:IRA)」運営

〈第5回〉 2022/11/18(金)
愉快なまちづくりの方法
出演:松本哉(「素人の乱5号店」店主)、大谷悠(まちづくり活動家・研究者) (司会:田中ひかる)
 
…申し込み方法など詳しくはこちら
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「皓星社友の会」のご案内
 
ご好評をいただいている「皓星社友の会」、7月から2022年度(2022年7月〜2023年6月)が始まりました!
友の会は、2020年コロナ禍における「ざっさくプラス」の無償公開を機に、弊社の書籍やデータベースをご愛読・ご愛用くださる会員の皆様の便宜と、皆様と弊社スタッフの間で交流を図ることを目的とし設立いたしました。
 
【ご参加の条件】
上記の趣旨にご賛同くださる個人の方。(法人様のお申込みは受け付けておりません)
弊社の新商品(書籍・データベース)や、「ざっさくプラス」のバージョンアップに際して、アンケートやヒアリングにご協力いただける方。
【特典】
・友の会割引 弊社のすべての出版物を、15%引、送料無料でご購入いただけます。
・皓星社主催のイベント参加割引
・ざっさくプラス利用権(基本プラン)
・ご希望の雑誌の目次をざっさくプラスに搭載(時期は相談)。雑誌を貸していただける場合は、入力データを提供します。
・お誕生日プレゼント(お好きな本を1冊プレゼントします。値段を問いませんが、一部例外があります)
【価格】
一般:年間12,000円    学生:6,000円 (税別)
※学生割引を希望する方は、ご所属大学ドメインのメールアドレスでお申し込み下さい。
【ご契約期間】
ご契約は、毎年7月1日から1年間とさせていただきます。7月以降もお申し込みいただけますが、年度途中参加でも金額は変わりません。また、年度途中退会の場合も、返金は行いません。
 
…詳しくはこちら
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編集後記

 

今月は「アナキズムのひろば」第二回(石川優実さん×中谷いずみさん)に参加しました。その中で印象的だったのがイベント最後の質疑応答で、ある方が石川さんに「これから新しく先導として活動したい問題はありますか?」(意訳です)とお尋ねになり、そこから映画業界のハラスメントの話題に。質問者が「是非やって下さい、応援します」と締めた直後、石川さんと会場にいた女性達から「あなたがやるんですよ」という言葉がぱっと飛び出しました。
イベントが終了後もそのやり取りがずっと忘れられなかったのは、知らないうちに自分も同じ「手伝う」「応援する」というスタンスにいたのではと気付かされたからです。ハラスメントに限らず被害の告発は、常に被害者が矢面に立たされ、時にはバッシングとして二次被害を受けることもあります。それでも声を上げずにいられないのは、後の世代に間違った文化を残したくないという強い思いからであり、その運動に賛同はあれ「手伝う」というフリーライドの意識はむしろ無責任で人を傷つけることもあるのだと、改めて感じました。間違いに声を上げることに当事者も外野もなく、また正解やマニュアルもありません。まずは考えを言葉にして、自分から声に出すことの大切さを思いました。(楠本)
 
今週末に神保町ブックフェスティバルが近づいてきました。3年ぶりの開催となりますが、コロナ禍で中止だった昨年は、代わりに有志出版社によるイベント「神保町ブックフリマ2021」がありました。弊社は事務所を開放して自社出版物の販売や、小林昌樹さんの公開イベント「実演!レファレンス・チップス~調べもの相談受け付けます~」、一箱古本市などを行ったのですが、普段なかなかお目にかかれる機会が無い読者の方々と交流でき、よい刺激を受けました。それに味を占めて、今年も事務所を開放して一箱古本市を行います。是非遊びに来てください!(河原)
 
庭の一画の畑に、今年もニンニクを植えました。1畝に60片植えたので、1個あたり5片のニンニクに成長すると、来年は300片のニンニク!を食べられる計算に。これだけあればアヒージョもペペロンチーノも食べ放題、余ったら醤油漬けにすれば長く保存できます。無心になって畑をやると肩に入っている変な力が抜け、いい気分転換になります。今年もあと2ヶ月、息切れせずに走り抜けたいものです。明日は神保町ブックフェスティバル、ぜひお越しください。(晴山)
 

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第17号をご一読いただきありがとうございました。

 

 

今号、 松本麗華さんのお悩み相談室はお休みです。次号以降に掲載予定です。ご相談も募集しておりますので、こちらよりご投稿ください。

 
メールマガジンの配信日である今日、10月28日(金)に3年ぶりの神保町ブックフェスティバルが始まりました。準備は週の初め頃から進められていて、駅からの道のりも毎日少しずつ華やかになってきました。弊社も明日明後日とひっそりと参加しますので、ブックフェスティバルに来られるようでしたら、是非弊社にも足をお運びください!

 

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神田神保町3-10-601, 千代田区, 東京都 1010051, Japan


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