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皓星社メールマガジン 
第28号
2023年9月29日
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このメルマガは、株式会社皓星社の「ざっさくプラス」最新情報や、新刊案内等を配信します。弊社サイトから購読を申し込まれた方や、これまでご縁があった方にお送りしています。

 

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  目 次

   ★第28号をお届けします

   ☆【寄稿】関東大震災文学のススメ (児玉千尋)

   ★【連載】大検索時代のレファレンス・チップス 第8回(小林昌樹) 

   ☆【連載】趣味の日本近代出版史 第27回(河原努)

   ★ざっさくプラスニュース

   ☆出版ニュース

   ★近代出版研究所だより

   ☆【イベント開催】凸凹ヴィレッジのBOOKフェス 

   ★【イベント開催】きのもと秋の本まつり

   ☆【イベント開催】神保町ブックフェスティバル

   ★【イベント開催】『新しい女は瞬間である 尾竹紅吉/富本一枝著作集』刊行記念トークイベント“2023年のアナキズム×アート×フェミニズム”

   ☆「皓星社友の会」のご案内

   ★編集後記

    

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★第28号をお届けします

 

皓星社メールマガジン第28号をお届けいたします。
このメルマガでは月に一回、弊社の本やデータベースの新着情報とともに、近代出版研究所の活動報告も配信してまいります。
お知り合いの方々へぜひ転送、拡散をお願いいたします。
 

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☆【寄稿】関東大震災文学のススメ 
                           児玉千尋(大学図書館司書)

 

■初めに
メルマガに何か書きませんかということで、6月に発売された『シリーズ紙礫17 文豪たちの関東大震災』出版までの経緯や、関東大震災に関する文学作品の面白さを力説したいのだが、『調べる技術』の小林昌樹さんが連載しているメルマガを読まれる方なら、調査方法にも興味があるかもしれないので、私の調べ方も紹介しておく。といっても、小林さんのような裏技はない。時間と体力でひたすら突き進むのみである。
 

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★大検索時代のレファレンス・チップス 

第8回 言葉の来歴(語誌)を調べる方法――附・用例検索の方法、長期トレンド検索法

                         小林昌樹(図書館情報学研究者)

 

■たとえば「図書」

Book、書籍、書物、本と同義語とされる「図書」という言葉がある。これは図書館学の専門語でもあるが、もちろん一般語でもある。ネット上で専門用語集もただで引ける辞書データベースDB「コトバンク」で検索すると、「絵図と書物。多く、書物・書籍の総称として用いられる。ほん。ずしょ。」(精選版 日本国語大辞典)といった一般語としての意味や、図書館学用語としての意味もわかる。けれど、なぜ「絵図」と「書物」の意味だったのに、現在「書物」の意味にしか使わないようになっているのかの説明はない。

 

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☆趣味の日本近代出版史

第27回 作家・子母沢寛の名付け親――萬里閣の小竹即一

河原努(皓星社)

 

■「一問一答 小竹即一論」

webコラム連載「玩物創始」の図版用にと恩師・稲岡勝から送られてきた資料の返送準備中のこと。せっかく郵送するのだから新刊チラシなどを同封しようかと考えたが、適当なものが何もない。「さてさて」と思って自分の机に目を落とすと、出版人資料のコピーが目に入った。しばらく前に「ざっさくプラス」登載用に購入した『副業雜誌』『新職業』からコピーした「一問一答 小竹即一論」というインタビュー記事だ。

 

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★ざっさくプラスニュース

 
【先月からの新規登載情報】
 
〇独自登載分
 
「素面」第1号(昭和36年10月)~第76号(昭和55年12月)
※添田知道を中心とした素面の会の機関誌で、添田の追悼号となった76号で休刊。井伏鱒二、荒畑寒村、佐多稲子、木山捷平、和田芳恵、金子光晴、池波正太郎、辰野隆、中西悟堂、坂口謹一郎らも寄稿。国会図書館未所蔵。
 

「文体」第1号(1977年9月)~第12号(1980年6月)
※平凡社発行の季刊文芸誌で、後藤明生・坂上弘・高井有一、古井由吉が編集。創刊号は安岡章太郎と大江健三郎の対談のほか、宇野千代、大岡昇平、吉行淳之介、森敦、別役実、水上勉、三浦哲郎、富士正晴、丸谷才一らが寄稿。全12冊。

 

「ももんが」創刊号(昭和32年1月)~12月号別冊(平成18年12月)
※田中隆尚主宰の同人誌で、田中没後は川原間一→片桐幸雄が編集人。森銑三、外山滋比古、中平解、矢島祐利、高田漣五郎、梅崎光生、片岡寿雄、向田豊作らが執筆。50年分601冊から9069文献を登載。31巻3号のみ欠。

 

「季刊 湯川」第1巻第1号(1977年1月)~第3巻第1号(1980年11月)
※湯川書店のPR誌。加藤周一、寿岳文章、宇佐見英治、小川国夫、肥田晧三、生田耕作、塚本邦雄、有田佐市、秦恒平、野田理一、郡司正勝、杉本秀太郎、池内紀、中井英夫、永田耕衣、多田智満子らが寄稿。全7冊。

 

「対話」創刊号(昭和31年10月)~第9号(昭和48年8月)
※対話の会の同人誌で、創刊号と2号は高橋和巳が編集者、小松実(小松左京)が発行者。高橋たか子、石倉明、豊田善次、橘正典、太田代志朗、井波律子、柴山哲也、深津恭二、梅原猛らが執筆。8号は高橋の追悼号。全9冊。

 

〇NDLデジタルコレクションからの追加分

 

「種田山頭火ノオト」1(1981年12月)~10(1994年11月)[デジコレ]
※種田山頭火研究会新南陽分室発行の研究誌。11号からNDL「雑誌記事索引」に採録されているが、NDLデジタルコレクションから欠号を補い全号通しての検索が可能に。12号までか。

 

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【閉鎖するデータベースのデータ、お引き受けします】

ざっさくプラスは、閉鎖予定のデータベースのデータを引き取り、続けて公開します。かねてより、図書館関係者の方から「科研で作られたデータベースで、非常に有益なものなのに、教授の退官時や公開サイトの閉鎖時に消滅してしまうものが多い」という声を聞いておりました。そうしたデータを消さず、拾い上げたいと考えています。方法は主に以下の2通り。

 ①データを引き取り「ざっさくプラス」に登載。(無償)

 ②独立したデータベースとして引き取り連携検索して検索結果を「ざっさくプラス」と共に一覧表示。(費用等応相談)

 

どちらも検索結果に元のデータベースのデータであることを示すアイコンを表示します。

詳しいお話をお聞きになりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

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出版ニュース

  

【既刊】

 『新しい女は瞬間である 尾竹紅吉/富本一枝著作集
足立元編、8月18日刊行、定価2,700円

尾竹紅吉(本名・富本一枝、1893~1966)は、男性中心主義の美術の世界で筆をとり、また10代で参加した『青鞜』誌上では、女を愛し、バーや遊郭を取材するなど、その自由奔放なふるまいから「新しい女」として世間のバッシングを受けた。その後も、陶芸家・富本健吉の妻として、子を育てる母として、社会に立ち向かうことを決して諦めなかった姿は、今なお私たちの胸を強く打つ。
彼女を今日の芸術家としてよみがえらせたい。日本近代美術史・文学史における再評価をこえて、彼女の存在や声がより身近な存在として現れるように。
尾竹生誕130周年の今年、時代を先駆け、美術と言葉の領域を力強くとびこえてみせた思考を、詩・小説・エッセイなど多彩な作品を通して追う。

 

シリーズ紙礫18 血の九月』 
皓星社編集部編、8月24日刊行、定価2,000円

関東大震災は、被災者が朝鮮人を襲った人災として記憶される。シリーズ紙礫第18弾は、関東大震災における朝鮮人・日本の社会主義者たちの虐殺を描いた作品を集めた。震災直後に書かれた数少ない朝鮮人・社会主義者の虐殺を真正面から取り上げた表題作、かわぐちかいじが大杉栄・伊藤野枝虐殺を描いた「謀殺大尉」、中川五郎が虐殺を唄い継ぐ「朝鮮人虐殺三部作」(YoutubeへのQRコード付き)で構成される。歴史に恥じない行為は、歴史を直視することから始まる。

 

『黒旗水滸伝 大正地獄篇』

竹中労著、かわぐちかいじ画、8月24日刊行、各巻定価3,000円

時は大正。無政府主義者・大杉 栄、神出鬼没の和田久太郎、浅草十二階下を彷徨う美的浮浪者・辻潤、関東大震災の死屍累々……。大杉殺し、真犯人は甘粕正彦か? ステッキ銃を手に大逆を企てる難波大助。黒旗の下に集いし美女・豪傑・怪人・革命家、窮民の街に次々と役者は揃って、熾き火はチロチロ赤い舌を這わす。1975年から、『現代の眼』誌上に連載された幻の傑作、待望の復刊!

 

 『歌誌月光80号
福島泰樹(主宰)他編、8月25日刊行、定価1,000円

歌人・福島泰樹主宰の「月光の会」が発行する短歌雑誌。今号の特集は、発生から今年で100年を迎える【関東大震災】。大正十二(一九二三)年九月一日午前十一時五十八分四十四秒、相模トラフ沿いの断層を震源とする大地震(M7.9)が発生。被害は、関東を中心とする一府六県に及び死者行方不明者十四万人、全壊焼失家屋は七十万戸、数百万の罹災者を出した。「流言蛮語」はなぜ起きたのか? 無辜の人々はなぜ虐殺されたのか? あれから100年を経た日本を、会員による短歌・論考で見つめる。
そのほか、重信房子による短歌連載「自由への星」第6回を収録。

 
【書評情報】
児玉千尋編、6月30日刊行、定価2,000円

「小説推理」2023年11月号 東雅夫「今月のベスト・ブック 幻想と怪奇」

※「巻末には懇切な震災関連雑誌記事リストと作家紹介ページ(震災時の年齢付き!)が付されていて、便利なことこの上ない」との評価をいただきました。

 

※価格は全て税抜き表示になります。

 

【フェア情報】
調べる技術』著者の小林昌樹さんに選書して頂いた「「調べる技術」の小林昌樹が選んだ「調べの本」50選」フェアを、現在下記の書店様で開催中です。各書店様では小林さんが各書籍につけたコメントポップをまとめた冊子も無料配布しています。今後、フェア実施書店は増えていく予定です。開催をご希望の書店様、ぜひご連絡ください!

 

開催店舗様(開始順)

・東大生協本郷書籍部 様

・丸善 津田沼店 様

・慶應義塾生協三田書籍部 様

・啓文堂書店 高尾店 様

・紀伊國屋書店 国分寺店 様

・ジュンク堂書店 立川高島屋店 様

・東大生協駒場書籍部 様

 

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★近代出版研究所だより
 

「近代出版研究叢書・資料編」第3弾を発刊しました!

なかなか積み上がらない近代出版史、近代書誌学、読書史の基礎的なツールを世に出すために発刊中の「近代出版研究叢書・資料編」。その第3弾は弊社・河原努が編纂した同人誌『出版文化人物事典稿2023/放談・出版ジャーナリズムに出版史を求めて』(定価2,000円、B5判124頁)です!皓星社のウェブストアで購入可能です。

今年の冬コミに合わせた第4弾も準備中! 


『近代出版研究 第3号』、来年4月刊行予定で準備中です。常連寄稿者に加え、嵯峨景子さん、山中智省さん、
安野一之さんといった方々も寄稿予定。これまでにも増して、バラエティに富んだモノになりそうです。

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☆【イベント開催】

凸凹ヴィレッジのBOOKフェス

当日は、朝日出版社さん、 カンゼンさん、 暮ラシカルデザイン編集室さん、 303BOOKSさん、 夏葉社さん、ナナロク社さん、 ねこねっこさん、 ビーナイスさん、 雷鳥社さんと一緒に、店頭で本を販売いたします!

【日時】10/7(土) 11時〜17時

【場所】志津ステーションビル3階

(最寄り:京成電鉄志津駅、ときわ書房志津ステーションビル店の横フロアです)

 

 

きのもと秋の本まつり

滋賀県長浜市の江北図書館駐車場で開催予定の、きのもと秋の本まつりに出店します! 中小出版社が15社ほど出店する予定です。関西でのイベントへお邪魔するのはなかなかありませんので、お近くの方はぜひ皓星社の出版物を見にいらしてください。イベントではコーヒーやカレーの「おいしいもの屋台」、版画スタンプで蔵書票を作るワークショップ、ホルン二重奏のミニコンサートも。

【日時】10/9(祝・月)10時30分~16時、雨天決行

【場所】長浜市木之本町・江北図書館前駐車場

 

 

神保町ブックフェスティバル

恒例のブックフェス! 今年も参加します。こちらも定番になりつつある、皓星社内での古本市も同時開催! 古本市には昨年出品してくださった書物蔵さん、神保町のオタさん、鈴木宏宗さんに加え、兵務局さん、松﨑貴之さんも出品予定です。

【日時】10/28(土)・29(日)10時~18時

【場所】神田すずらん通り、さくら通り、神保町三井ビルディング公開空地

 

 

『新しい女は瞬間である 尾竹紅吉/富本一枝著作集』刊行記念トークイベント
“2023年のアナキズム×アート×フェミニズム”

生涯を通して、地理的・精神的な意味合いにおいても周縁から社会を見つめ続けてきた一枝。
生誕から130年以上が経った今、同じ苦しみを抱えたまま私たちは生きています。変革を許さない社会に疑問を持つあなたへ。努力し続けつつ何者にもなれない99.9%のうちの一人であるあなたへ。そんなあなたにこそ、一枝の言葉はきっと力になるはずです。

イベントでは、編者の足立元さんをお迎えし、一枝という人間の魅力に迫ります。お越しいただいた皆様には、本書の編纂にあたりページ数の都合から泣く泣く削ったという未収録作品の資料もお配りします。

「なぜいま、尾竹紅吉/富本一枝?」「アートの世界から考えるフェミニズムって?」「書き続けるというアナキズム的自己実現」など、本書を片手に一緒に考えてみませんか? 東京文学フリマの日の夜ですので、ぜひお誘い合わせの上お越しください!

 

【日時】11/11(土)19時半〜(トーク50分+質疑応答〜)
【場所】IRREGULAR RHYTHM ASYLUM

東京都新宿区新宿1-30-12-302 ☆現地参加のみ
【登壇者】トーク:足立元さん(編者)、聞き手:楠本夏菜(皓星社)
【費用】500円(資料代)+カンパ制
【お申し込み・詳細】こちらから

 

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「皓星社友の会」のご案内
 
ご好評をいただいている「皓星社友の会」、2023年度(2023年7月〜2024年6月)を募集中です!
友の会は、2020年コロナ禍における「ざっさくプラス」の無償公開を機に、弊社の書籍やデータベースをご愛読・ご愛用くださる会員の皆様の便宜と、皆様と弊社スタッフの間で交流を図ることを目的とし設立いたしました。
 
【ご参加の条件】
上記の趣旨にご賛同くださる個人の方。(法人様のお申込みは受け付けておりません)
弊社の新商品(書籍・データベース)や、「ざっさくプラス」のバージョンアップに際して、アンケートやヒアリングにご協力いただける方。
【特典】
・友の会割引 弊社のすべての出版物を、15%引、送料無料でご購入いただけます。
・皓星社主催のイベント参加割引
・ざっさくプラス利用権(基本プラン)
・ご希望の雑誌の目次をざっさくプラスに搭載(時期は相談)。雑誌を貸していただける場合は、入力データを提供します。
・お誕生日プレゼント(お好きな本を1冊プレゼントします。値段を問いませんが、一部例外があります)
【価格】
一般:年間12,000円    学生:6,000円 (税別)
※学生割引を希望する方は、ご所属大学ドメインのメールアドレスでお申し込み下さい。
【ご契約期間】
ご契約は、毎年7月1日から1年間とさせていただきます。7月以降もお申し込みいただけますが、年度途中参加でも金額は変わりません。また、年度途中退会の場合も、返金は行いません。
 

…詳しくはこちら

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☆編集後記

 

今月は関東大震災から100年、書店でも防災や反差別の関連書籍フェアを見かけた方も多いのではないでしょうか。1日夜は、都人権部検閲に対する申し入れデモに友人と参加してきました。アーティスト・飯山由貴さんの作品内での朝鮮人虐殺事件の扱いについて、都は「企画展の趣旨にそぐわない」とし、今年は官房長官が虐殺の事実自体を否定するなど、歴史修正の動きが強まるばかりです。この話題だけでなく、さまざまな差別問題を受け同じ怒りを持って人が集まる光景に心励まされる一方、この感情が狭い共同体のみで反響する状態からさらに具体的な成果へ一歩進められるか途方もない気持ちになる日もあります。

デモ列で前を歩いていた方が、平凡社から出たばかりの『伊藤野枝セレクション』を掲げていました。青鞜社で最も若く仲の良かった野枝、紅吉、小林哥津(小林清親の娘)の三人。紅吉は「野枝さんは頭から爪先まで勉強家で努力家で、精力家だった」(「痛恨の民」)と回想しています。

歴史がいかに意図的・政治的な判断によって改変され得るか。常に徒労感に耐え手応えのない日々の中で、友人と横たわった空には星の光が微かに見えました。(楠本)

 

そろそろ四捨五入すると50歳になるのですが、この年にして初めて出張(それも二泊三日)をしました。旅行をしないので、東海道新幹線に乗ることすら初めて。前職は出社して原稿を書いて帰るの繰り返しの二十年で、そもそもデータベース編集者には宿泊を要する出張先が無い! 行った先では宿泊施設と書庫の往復に明け暮れ、駅ビルで昼飯を食べた以外は余計なところには行かず、まっすぐ東京へ戻ったのでした……。出張の成果は来年に出版できると思います。

また、ご縁があって佐渡の郷土史家の方のご本をお引き受けすることになったのですが、今回の連載で取り上げた小竹即一が佐渡の人なので草稿をお送りしたところ、いろいろ調べてくださいました。小竹は地元でも今は知られていないようで、生家の寺院もいまは無住状態とのことでした。(河原)

 
野草ハンター茸本朗さんのYouTubeで「スベリヒユ」という野草がたいへん美味しいとの情報を得て、庭に生えていたものをおひたしにして食べてみました。これが、すごく美味しい! 若干のぬめりと歯応えがあり、系統としてはツルムラサキが近いですが、私はこちらの方が好みですね。雑草抜きは気分転換になり、食べて美味しく、しかも食費の節約にもなり一石三鳥。秋の野の遊びにいかがでしょう(晴山)
 

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第28号をご一読いただきありがとうございました。

 

10月はイベントが目白押し。7日(土)は千葉県佐倉市での「凸凹ヴィレッジのBOOKフェス」、9日(月・祝)は滋賀県長浜市での「きのもと秋のほんまつり」に参加してきます。そして月末の28日(土)・29日(日)は、弊社のある神田神保町で開催される「神保町ブックフェスティバル」です! すずらん通りのワゴンセールでは謝恩価格本を販売、弊社事務所では恒例となった近代出版研究所周辺有志の古本市を行います。直接皆さんと交流できる機会ですので、是非お立ち寄りください!

 

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松本麗華さんのお悩み相談室のご相談も募集しておりますので、こちらよりご投稿ください。

 

 

 

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