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石巻工房ニュース - KOBO NEWS - Vol.11
暑い日々が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今年の夏のお供に、石巻工房の「buona pesca てぬぐい」をご紹介します。



buona pesca(ブオナペスカ)は、イタリア語で“大漁”を意味する言葉です。同柄のバッグとはまた違った爽やかな色合いで、贈り物にもぴったりです。

石巻工房オンラインショップ
http://store.shopping.yahoo.co.jp/ishinomakilab/islb-f-016.html

石巻工房ニュース - KOBO NEWS - Vol.11 のコンテンツは以下となります。

CONTENTS

■ 福島市民家園で「DIY KIT PROGRAM bento」ワークショップが開催されました。
■ ISHINOMAKI STAND UP WEEK でワークショップを行いました。
■ フランス・パリでの展示会「Soleil Jaune」にてDINUが展示されました。
■ AXIS 8月号にDesign Workshop Japan - Switzerlandの記事を掲載していただきました。
■ 資生堂・銀座本社に家具を納品させていただきました。
■ 東北ツリーハウス観光協会+石巻工房「100のバードハウス」キットが、ほぼ日刊イトイ新聞から発売中です。
■ Column 工房長のサイケデリックな日々 Vol.9

■ 福島市民家園で「DIY KIT PROGRAM bento」ワークショップが開催されました。

7月11日(土)・12日(日)の2日間、福島市民家園で開催された音楽イベント「FOR座REST 2015」の中で、東北芸術工科大学と共同開発しているDIYキット「bento」のワークショップを行いました。
「bento」は子ども向けに開発しているDIYキットで、箱のなかのパーツを組み合わせるとさまざまな家具が作れます。箱のなかに説明書は入っておらず、子どもたちは簡単なイラストを見ながら、その家具に必要なパーツを自分で選んで組み立てていきます。
2日間でおよそ140名の方がワークショップに参加し、76個のキットを販売することができました。
東北芸術工科大学との「DIY KIT PROGRAM」は今後も継続し、さまざまな地域でワークショップを行っていく予定です。



主催:東北芸術工科大学 こども芸術の村プロジェクト
協力:株式会社石巻工房
協賛:Fondation Enfance du Japon(財団 日本の子供たち)
■ ISHINOMAKI STAND UP WEEKでワークショップを行いました。

今年のISHINOMAKI STAND UP WEEKでは、2つのイベントに参加しました。

・石巻夕凪ダイニング テーブル作りワークショップ
石巻市中央の「松竹」にて開催された限定レストラン「石巻夕凪ダイニング」のテーブルをワークショップで制作しました。
テーブルはイベントの後も、街中のお店で活用されます。石巻にいらした際はぜひ探してみてください。


・仕事旅行社×STAND UP WEEK
仕事旅行社(https://www.shigoto-ryokou.com/)との企画で、石巻工房1日仕事体験ツアーを行いました。
石巻工房の成り立ちや業務内容についてお話ししたり、実際にISHINOMAKI BENCHの組み立て体験も行い、完成したベンチは「復興バー」に寄贈しました。



ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
■ フランス・パリでの展示会「Soleil Jaune」にてDINUが展示されました。

6月23日〜7月3日の期間にフランス・パリで開催された「Soleil Jaune」にて、工房製品であるDINU(Design:Bahbak Hashemi-Nezhad)が展示されました。
「Soleil Jaune」は社会的連帯経済をテーマとした展示会で、工房を紹介するテキストやワークショップの写真なども一緒に展示されました。


photo:
© L.Zylberman/Graphix-Images
■ AXIS 8月号にDesign Workshop Japan - Switzerlandの記事を掲載していただきました。

5月に東京・石巻で行われたDesign Workshop Japan - Switzerlandの記事を、AXIS 8月号に掲載していただきました。ワークショップで作られたプロトタイプは、10月の展示発表に向けてブラッシュアップが進められています。

■ 資生堂・銀座本社に家具を納品させていただきました。

資生堂・銀座本社に、KOBO TABLEやスツールなどの家具一式を納品させていただきました。特注サイズのテーブルのまわりに、さまざまな種類のスツールが並べられております。素敵にレイアウトしていただき、こちらも嬉しく思います。

■ 東北ツリーハウス観光協会+石巻工房「100のバードハウス」キットが、ほぼ日刊イトイ新聞から発売中です。

東北ツリーハウス観光協会+石巻工房のコラボレーションによる「100のバードハウス」キットが8月4日(火)より、ほぼ日刊イトイ新聞(http://www.1101.com/home.html)から発売されています。
利益は東北ツリーハウス観光協会(http://www.tohokutreehouse.com/)に寄付され、東北にツリーハウスを建てる費用にあてられます。



「100のバードハウス」キット
価格:5,832円(税込・配送手数料別)
※ 8月18日(火)までの限定販売になります。
予定数を上回る多くのご注文をいただいたため、8/8(土)現在販売時期を調整しています。

■ Column 工房長のサイケデリックな日々 Vol.9

「シビックプライド」

“工房長のサイケデリックな日々”のコラムのお題は、
実のところ石巻工房の共同代表でもある芦沢から出されている。

自らテーマを決めて書くというのはどこか気恥ずかしさが伴ってしまい、
毎回「今度のコラムのテーマはなんにする?」と、
尋ねてしまうのだ。
で、
今回のお題目は「シビックプライド」という本を“買って”読んでくれというものだった。
決して彼は買ってはくれないが…(なので私がAmazonで買った 1,900円税別)

言うなれば読書感想文であるが、
そもそもその感想文というのは苦手な分野だ。

小学生の時分を思い出して欲しい。
子供心に、

ナゼ、推薦図書でなければいけないのか?
ナゼ、内容を織り込んで書いてはいけないのか?
ナゼ、感じ方は各自の自由であるはずなのに、その内容で甲乙を付けるのか?

と疑問を感じたことはないだろうか。

大人になってから考えうるに、
推薦書という誰もが知っている(であろう)本なので、
あえて内容は省いて読んで感じたことを書き、
同時に作者が表現したかったことを読解する能力を試す。
だとすると、
そこには正解があるわけで(当然作者しか知り得ないことだけれど)、
それに対する解釈の違いとか、どのように考慮するのだろう?
と考えてしまう。

…などとワケの分からない考察を交えて、
話をハリー・ポッターにすり替えようとしたのだが、
これはこれでコラム1コ分の内容になるのでいつかの機会に取っておこう。

さて、件の「シビックプライド」であるが、
伊坂幸太郎を読んでいる最中だったことと、
あまりにも内容が壮大で正直、頭の中にまるで入って来なかった。
ただ、
私のナナメ読みした解釈からすれば、
全ての都市がクリエイティブになってしまったら、
逆にその全てがツマラナイものになってしまうのではないか?
そもそも、田舎町に住んでいる住民は“それ”を望んでいるのか?
一歩間違えると、
単に“外部からきた人々にとってのクリエイティブさ”になるのではないのか?
ということを感じずにはいられなかった。

ゆうても田舎者の私にとってはそうそう的を外してはいない考察だと思う。

本書でデリバリーという言葉を使って説明している通り、
あたりまえの日常に住んでいる住民に如何にしてその思想を伝えていくかが肝になる話だった。
…だと思う。

大きな街に住んでいればこそ自発的に芽生えがあるプライド的思考も、田舎にいるとそうはいかない。
そうでなくても「隣の芝生(都会)は青い(良く見える)」のだ。
だけれど、
「自分ちの芝を自慢しようとするには、それなりのプロセスを踏まないと途端にダサくなる」
ということらしい。

「井の中の蛙大海を知らず。されど空の青さを知る」

当の蛙は、
テクノロジーの恩恵で今や井の中にいながらにして大海を知ることが出来るようになった。
さて、
その空の青さ(地元の良さ)を知っている住民はどれほどいるのだろうか?

 
株式会社石巻工房 
本メールは info@ishinomaki-lab.org よりinfo@ishinomaki-lab.org 宛に送信しております。
渡波字栄田164-3, 石巻市, 宮城県 986-2135, Japan


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