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石巻工房ニュース - KOBO NEWS - Vol.13


ISHINOMAKI STOOLがイギリス・ロンドンのミュージアムV&A(ヴィクトリア・アンド・アルバートミュージアム)のパーマネントコレクション(永久収蔵品)に選ばれました。V&Aは芸術とデザインを専門分野とし、そのコレクションの質と内容の豊富さにおいて世界に並ぶものがないと言われるミュージアムです。
プロダクトそのものの魅力と共に、震災当時に仮設住宅へのリサーチから生まれた家具であること、キットは初心者でも簡単に組み立てられることなどが評価されました。

http://collections.vam.ac.uk/item/O1312248/ishinomaki-stool-stool-ashizawa-keiji/
石巻工房ニュース - KOBO NEWS - Vol.13 のコンテンツは以下となります。

CONTENTS

■ Design Workshop Japan – Switzerland の展示がJIDAギャラリーで行われました。
■ IFFT interiorlifestyle living 2015に出展いたします。
■ 金沢から引き続き「3.11以後の建築」巡回展が水戸芸術館で開催されています。
■ エル・デコ12月号、コンフォルト12月号に記事を掲載していただきました。
■ Column 工房長のサイケデリックな日々 Vol.11

■ Design Workshop Japan – Switzerland の展示がJIDAギャラリーで行われました。

JIDAギャラリー(JIDA Design Museum in AXIS)にて「Design Workshop Japan – Switzerland」の展示が開催されました。たくさんの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
いくつかの商品化を進めており、ブラッシュアップされたものが本日11月25日(水)からのIFFT interiorlifestyle livingにて展示されます。こちらもぜひ足をお運びください。



■ IFFT interiorlifestyle living 2015に出展いたします。

今年も、IFFT interiorlifestyle livingに出展しております。本日より3日間の開催です。
Design Workshop Japan – Switzerlandよりブラッシュアップを進めたプロダクトと、アングル材を使用した新シリーズを主に展示しております。
今回は10m×5.6mと、石巻工房の過去の展示のなかでもいちばん大きなブースになります。みなさまのご来場をお待ちしております。



IFFT interiorlifestyle living 2015
会期:2015年11月25日(水)〜27日(金)
開催時間:10:00〜18:00 (最終日は 17:00まで)
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)
ブース番号:西1ホール 1-155
■ 金沢から引き続き「3.11以後の建築」巡回展が水戸芸術館で開催されています。


写真 : 木奥恵三

11月7日(土)より「3.11以降の建築」展が水戸芸術館にて始まりました。
展覧会自体は昨年末より金沢21世紀美術館にて開催されいたものの巡回展となります。新たな展示も加わり、アップデートされた展示となるようです。

まだご覧いただいていない方、一度ご覧いただいた方も是非お越し下さいませ。
                            
場所 : 水戸芸術館 現代美術ギャラリー
開催日 : 2015年11月7日(土)~ 2016年1月31日(日)
開館時間 : 9:30~18:00(入場時間は17:30まで)
■ エル・デコ12月号、コンフォルト12月号に記事を掲載していただきました。

ELLE DECORの連載記事CODE OF JAPANに石巻工房を取り上げていただきました。
ISHINOMAKI STOOL がイギリス・ロンドンのミュージアムV&A(ヴィクトリア・アンド・アルバートミュージアム)に収蔵されたことや、石巻工房の活動などが掲載されております。
ELLE DECO:http://www.hearst.co.jp/brands/elledecor
ISHINOMAKI STOOL:http://store.shopping.yahoo.co.jp/ishinomakilab/is-001.html





コンフォルトでは3ページにわたって特集していただき、石巻工房のこれまでのストーリーとともに、家具の可能性について書かれています。写真は東京ショールームにて撮影されました。
CONFORT:http://confortmag.net





■ Column 工房長のサイケデリックな日々 Vol.11

テーマ「DIY」


工房スタッフの武田さんから出された今回のお題は「DIY」。
言わずと知れた、「Do It Yourself」の略である。

直訳すると、“自分自身でやりなさい”ということになるわけだが、
自分自身でやること、やってみることと意訳され、転じて
業者を使わずに何かを作る・自作する、ということを指す。

元ネタは、
第二次世界大戦後のイギリスで、
爆撃を受けた街を復興しようと市民が立ち上がり、
そのスローガンが件の「Do It Yourself」だったそうである。
それがアメリカに渡り、ホービーとしての意味合いで広まっていった…
バイクを直す、料理をする、縫い物をする。これらもまたDIYに分類されるそうだ。
(資料参考:Wiki先生)

余談だが、
工房立ち上げの経緯もまた、大戦後のイギリス市民の活躍に端を発している。

現代において、
翼を使って飛ぶことを忘れてしまったペンギンのように、
現代人は自ら作り出す能力を失いつつある。(と、感じている。)

ペンギンは飛ぶ必要が無くなったから翼が退化し、
代わりに泳ぎはとても上手くなった。
人間はモノを“買う”という行為によってその力は退化し、
代わりにネットを賢く使い、良い物を安く買うスキルは上手くなった。

まわりを見渡せば、様々なモノが買える。
自分で作らなくてもいい便利な状況ともいえるが、
マーケットのステージに無いものは当然ながら買えない。
提供されていないものは、その存在すら知ることはない。

工房の製品を作る際に“ジグ”と呼ばれる補助的な道具がある。
これは毎回製品を作る際に、
如何にして簡単に作るかを考えながら常に改良を加えて自作するものであるが、
そんなものがAmazonで売っているなら喜んで買うだろう。
なにせ安いし、レビューは参考になるし、驚くべき速さで届く。

だが無いものは?

デザインもDIYも、
必要に迫られた時に発揮する知恵の蓄積こそが肝となる。
「求めなけれれば得られないのだよ、ハリー… by アルバス ダンブルドア」なのだ。

さて、
我が社の「デザインの力でDIYの可能性を広げる」というコンセプトはどうだろう。
広義の意味で、
DIYの可能性とは「人と街を興すこと」である。
そして、“機能さえしていれば、見てくれはどんなものでもいい”
という部分を、デザインによってシンプルで美しいものに変えていくことを追求している。

ビスなどを隠さずに見せるといった、一種、潔いデザインもまた一役買っている。
なにせ作り易いのだから。
(と言っても、精度を出すための仕込みには十分な時間を費やしているが)

故に、
真似しようとすれば容易に再現できる要素がある。
その意図は、
「どんどん真似して、自分でも作ってみてください」の一言に尽きる。

自分でも作れるのでは?と思わせ、
作ってみようか?という気にさせ、
必要な物を揃えるためにホームセンターに行ってみよう!と行動させる。

というキッカケを提供していることに気づいてもらうと、私としてはこの上なく嬉しい。

工房製品は、買っていただいてそれで終わりではない。
壊れたら自分で直してみよう、角が邪魔ならノコギリで切り落としてもいい。
傷がついたらヤスリで削って、オイルを塗って違う表情にしてもいい。
その全てがDIYなのだから。


最後に宣伝を1つ。
本日11月25日(水)から東京ビックサイトで開催されるIFFT(東京国際家具見本市)に出展しております。
お時間あれば、あたらしい工房の家具たちを見に来ませんか?
私も居りますので、私に会いに来るという口実でも構いませんよ。

ハイスタライブの次はIFFTで決まりでしょ?

お後がよろしいようで。


 
株式会社石巻工房 
本メールは info@ishinomaki-lab.org よりinfo@ishinomaki-lab.org 宛に送信しております。
渡波字栄田164-3, 石巻市, 宮城県 986-2135, Japan


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