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石巻工房  - KOBO NEWS -  Vol.8

石巻では桜も散り、初夏の気配を感じるこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、こちらでも何度かご紹介させていただいた 21_21 DESIGN SIGHT 企画展「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?」が今月末に終了します。
会場ではトラフ建築設計事務所がデザインしたAA STOOLが展示・販売されております。まだご覧になられていない方は是非足をお運びください。





21_21 DESIGN SIGHT 企画展「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?」

2015年2月20日(金)〜 5月31日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT

- KOBO NEWS -  Vol.8 のコンテンツは以下となります。どうぞ最後までご覧ください。

CONTENTS

■ 2015ミラノサローネの展示に参加しました。
■ interior lifestyle TOKYOに出展します。
■ 東京ショールーム準備中です。
■ カタログが新しくなりました。
■ Column 工房長のサイケデリックな日々 Vol.8

2015ミラノサローネの展示に参加しました。

4月14日(火)〜19日(日)のミラノサローネにおいて、チェコのグラスメーカーverreumとともに展示を行いました。
今回の展示は、ドイツの若き才能のあるデザイナーでありverreumのアートディレクターでもあるSebastian Herknerさんからのオファーにより実現しました。

石巻工房を単なる什器提供者としてではなくコラボレーターとして迎えいれていただき、KOBO TABLEやISHINOMAKI BENCHなどのプロダクトが美しいカラーグラスと共に会場に並びました。




interior lifestyle TOKYOに出展します。

東京ビッグサイトで6月に開催されるinterior lifestyle TOKYOに出展します。
昨年11月のIFFT/interior lifestyle living に引き続き新作のご紹介と、今回は新ラインのプロトタイプも登場する予定です。ご期待ください。

interior lifestyle TOKYO
2015年6月10日(水)〜12日(金)
会場:東京ビッグサイト 西2ホール(ブースNo.2-149)
東京ショールーム準備中です。

石巻工房の東京ショールームが6月17日(水)にオープン予定です。
東京都文京区小石川に物件を借り、オープンに向けて只今準備中です。東京でも石巻工房の家具を実際に見て触れられるようなスペースができますので、是非お立ち寄りください。

twitterやFacebookで順次様子をお伝えしていければと思います。



カタログが新しくなりました。

石巻工房のタブロイド紙を刷新しました。
今回はページ数を増やし、各商品のページや過去の施工事例、2015年のヴィジョンについても取り上げられています。
また、以前は英語表記のみでしたが、日英両表記になりました。

ショールームや展示会などで見かけた際は、是非お手にとっていただければと思います。




Column 工房長のサイケデリックな日々 Vol.8


テーマ「工具」


工具と聞いて最初に思い付くのは、
ポケットに収まる工具、いわゆる”アーミーナイフ(十徳ナイフ?)”ではないだろうか。
ビクトリノックスやウエンガーと言えば、ご存じの方も多いかも知れない。

少年の心にはその小さなボディーに仕込まれたギミックが否応なしにカッコ良く、
それを手にするだけで冒険野郎マクガイバーの気分になれたものである。

もちろん私にも少年時代があった訳だが、
父親がハワイ旅行のおみやげで買ってきてくれたWENGER(ウエンガー)は、
学生服の内ポケットに意味もなくいつも忍ばせていた。
今の御時世なら間違いなく銃刀法違反であり、危ないヤツになっていただろう。

ネット上で”工具”と調べてみたところ、
ウィキペディア先生がかなり熱く語っていて笑ってしまった。
先生曰く、『それぞれが必要になったので、各工具が開発された』だそうだ。
使う側からすれば、
この作業に必要だから買った(用意した)ということになる。

しかし、私の場合はちょっと事情が違う。
その工具に魅了されて”思わず”買ってしまう事があるのだ。
コレクターではないので当然使うために買うのだが、
購入後の仕様頻度は驚くほど少なく、1、2回使って事が足りてしまったものは数知れない。

「必要だからではなく、使ってみたいから買う」(”仕事の流儀”風ナレーション)

もちろん、
一般素人の私がその工具を持っていたところで特に有用性は無いのではあるが、
その工具(ときに金物)を使いたいがために、
わざわざ手直しをするといった、かくして非常に効率の悪いDIYの幕が切って降ろされるのだ。

それは自分への挑戦であり、
この工具を使えば今まで成し遂げられなかった新しい世界に触れることが出来るという根拠なき予感!
技術は後からついてくるものなのだ!
さあ、未知の世界に続くドアを開け放て!

後ろから聞こえてくる、
「別にこのままで良んじゃね?」「なんでもいいけど、ちゃんと片付けてね」
という妻の声はとりあえず無視すると決めている。


男たるもの、負けるとわかっていても戦わなければならない時がある…


ところで、
日本の約半数の家庭では+ドライバーを持っていないらしい。
あったとしても、
どこに仕舞ってあるのか思い出せないのだそうだ。

以前、卸商品のアッセンブル家具を販売しようとした際、
担当者から「プラスネジではなく六角ネジ仕様にして、六角レンチも付属させて下さい」と言われた。
なんで?と聞くと、
「+ドライバーが無いから組み立てられないってクレームが来るんですよ」と。

正直驚いた。
それって本当か?と疑いたくなるが、
”日常的にドライバーを使うことがないので必要性を感じない”
と言われれば、そうかと妙に納得してしまう。

ちょっとした大工道具Setくらいは持っていて欲しいと願わずにはいられないので、
石巻工房では『一家に1台電動工具を!』のウラスローガンを掲げている。
だが、
工具メーカーとのコラボを募っているのは公然の秘密だ。

かくして世の組立て式家具には六角レンチが付属され、
いつの間にか机の引き出しには、
同じ径の六角レンチが数本存在しているという”机の中あるある”が頻発する事となった。

さて、
冒頭のアーミーナイフであるが、
最近のはより洗練されてよりカッコよくなった。
プライヤーツールと呼ばれるそれは、
今まで無かった”挟む”という機能が追加されている。

昔のGERBER(ガーバー社)のもギミックが良かったが、
工房長としてのオススメはLEATHERMAN(レザーマン)につきる。

プライヤーの先が細く、グリップが調度良かったので、
日常使いとしては3人いる子供達の乳歯は全てレザーマンで抜いていた。
今では、抜くことの出来る乳歯は無くなってしまったので出番は少なくなったが、
末っ子の息子が中学に入ったら譲ろうと思っている。

マクガイバーは知らないだろうが何かの時に役に立つに違いない。
所持が見つかれば、銃刀法違反(年齢的に)で取り上げられることも間違いない。

もちろんお父さんは自分用に最新式のを買う。妻には内緒で。

 
株式会社石巻工房 
本メールは info@ishinomaki-lab.org よりinfo@ishinomaki-lab.org 宛に送信しております。
渡波字栄田164-3, 石巻市, 宮城県 986-2135, Japan


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