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石巻工房ニュース - KOBO NEWS - Vol.9
このたび、多くの皆さまのご要望を受けて「石巻工房 東京ショールーム」を開設いたしました。

古い印刷工房をリノベーションしたショールームは、小さな工房も併設しております。 1階は石巻工房の代表的な家具の展示と工房スペース。2階ではリビングやダイニングといった暮らしのシーンのなかで、石巻工房の家具をご覧いただくことができます。

オープンは6月17日(水)となります。みなさまにお目にかかれますことを心待ちにしております。



住所:東京都文京区小石川3-31-7
営業日:月曜日〜金曜日 10:00〜19:00
定休日:土・日・祝日
※事前予約制となります。下記の電話またはメールにて受け付けております。
※駐車場はございませんので、近隣の駐車場をご利用ください。

tel : 03-5689-5597(芦沢建築設計事務所直通)
mail : info@ishinomaki-lab.org

石巻工房ニュース - KOBO NEWS - Vol.9 のコンテンツは以下となります。
今回から隔月で、代表の芦沢もコラムに参加します。ぜひ最後までお目通しいただければと思います。

CONTENTS

■ Design Workshop Japan-Switzerlandが開催されました。
■ ドイツ・ベルリンで石巻工房家具が展示されます。
■ interior lifestyle TOKYOに参加します。
■ Column デザインとは旅であり、旅とはデザインである Vol.1

■ Design Workshop Japan-Switzerlandが開催されました。

SIA(The Swiss Society of Engineers and Architects)とJDP(公益財団法人日本デザイン振興会)が2013年に締結したデザインプロモーション協力事業に関する覚書にもとづき、両国のデザイナーによる交流プロジェクトが2015年2月から始まりました。

まず2月にスイスでワークショップが行われ、5月18日(月)〜21日(木)の期間に東京と石巻において2回目のワークショップが開催されました。文化交流のみならず、実際の商品化、ビジネス的な側面も踏まえた上での意見が交わされます。
家具や布製品、照明など様々なプロトタイプができあがり、最終日のプレゼンテーションはかなり完成度の高いものとなりました。アイデアの検討からデザインが形になるまでのスピード感は、石巻工房ならではのものといえるかもしれません。

ワークショップの成果は10月24日(土)〜11月3日(火)の期間に、JIDAギャラリーと石巻工房ショールームで展示予定です。





Photo:Chang Kim Photography

ドイツ・ベルリンで石巻工房家具が展示されます。

4月のミラノサローネにて展示されたプロダクトが、6月にドイツ・ベルリンにて展示されます。

ドイツ在住のデザイナーJacob Brinck氏が昨年デザインワークショップのため来日した際、弊社代表の芦沢と出会ったことをきっかけに石巻工房を知り、今回の企画が動き出しました。
Jacob氏の所属するデザインチーム llot llovのギャラリーであるBAERCKにて、2015年6月12日(金)〜7月27日(月)の期間に展示されます。
また、同時期に DMY-International Design Festival(2015年6月11日〜6月14日)が開催され、ベルリンの街中では様々なイベントが行われるそうです。お近くの方はぜひ足をお運びいただければと思います。


会期:2015年6月12日(金)〜7月27日(月)
オープニング:2015年6月12日(木)19:00〜
会場:BAERCK store(Mulackstrasse 12, 10119 Berlin)

Facebookにイベント紹介のページがございます。
https://www.facebook.com/events/762550553862791/

interior lifestyle TOKYOに出展します。

東京ビッグサイトで6月に開催されるinterior lifestyle TOKYOに出展します。
昨年11月のIFFT/interior lifestyle living に引き続き新作のご紹介と、今回は新ラインのプロトタイプも登場する予定です。ご期待ください。



interior lifestyle TOKYO
2015年6月10日(水)〜12日(金)
会場:東京ビッグサイト 西2ホール(ブースNo.2-149)

毎号巻末に工房長のコラムをお送りしていましたが、
新たに今回から、隔月で代表の芦沢もコラムに参加します。ぜひご覧ください。
■ Column デザインとは旅であり、旅とはデザインである Vol.1(芦沢啓治)

このタイトルは、元日本代表サッカー選手・中田英寿が引退したときに発表したコラムのタイトル「人生とは旅であり、旅とは人生である」の引用である。さらに言うと、私はそのコラムが読んだときに複雑な気分になったのを覚えている。この後、中田は“旅人”と呼ばれることになった。人生を探す旅人。「本気で(まじで)?」私の率直な感想である。

彼が旅人として名を馳せ、死ぬ間際に口に出すならわかる。もちろん彼はサッカーを通じて誰もが経験できない旅をしてきたことは認めるが、人生を振り返るには若すぎじゃないかと思ったわけだ。
これ以上はやめておこう。選手としての中田はむしろ大ファンだったし、正直に言えばもう少し彼の勇姿が見たかった。旅人としての中田ではなくて。そんなこともあって妙に印象深いコラムでありタイトルである。ややシニカルではあるけれどポンと頭に出てきたゆえ、今回引用させてもらうことにした。

さて肝心の内容は──。もちろんデザイン=旅を証明することではない。
デザイナーやアーキテクトが旅から大きなインスピレーションを得るとは、よく聞く話。相互に関係はあることは事実だ。少々個人的な話も付け加えておく。旅行好きなのは大学生のころからだが、私が本気で建築設計を職業としたのは、単純に旅行できる職業だと思い込んだことも理由の一つである。
実際それは間違っていない。鉛筆1本で世界に渡っていける職業なのではないかと。タイプライターさえあれば世界のどこにいても飯が食える作家のように。ただ実際は、それほど単純ではなかったということだ。建築であればむしろ土地に縛られる。デザインの仕事も、やはり距離は越えがたい壁として残る。しかしながら、願いは叶いつつある。ここ1〜2年は、自分の建築やデザインの仕事のみならず石巻工房によって移動する日々が続いている。むしろ今は机の前にしばらくいたいと思うほどだが、その話はまた別の機会にしたいと思う。

では、実際のコラムの内容は何か。様々な旅先、大半は出張先で見つけた小さなデザインについて書きたいと思っている。旅先で発見する小さなデザインには、驚くほど大きなヒントが埋め込まれている。往々にして、それらは製品やクラフトと呼ぶにはラフ過ぎるが、単なるモノとして扱うにはあまりにも愛らしすぎる。そしてそのデザインから透けて見えてくる文化がある。何よりもそうしたモノたちこそが、石巻工房のインスピレーションなのだ。
そんなことを共有したく、コラムを書いていきたい。だが、ここから本題に入るには今回は書きすぎた。次回予告として、1枚の写真をあげておく。



 
株式会社石巻工房 
本メールは info@ishinomaki-lab.org よりinfo@ishinomaki-lab.org 宛に送信しております。
渡波字栄田164-3, 石巻市, 宮城県 986-2135, Japan


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