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Volume 10, Number 2 | March 2013 Published bi-monthly
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NEWS

 黒田総裁が辞任

黒田東彦総裁は3月18日付でADBを辞任しました。黒田総裁は2005年2月の着任以来、第8代総裁として8年余にわたってADBを率い、2009年には世界金融危機後という困難な状況下において、ADBの通常資本財源の第5次増資(2009年)交渉を成功裏に導くなど、数々の功績を残しました。

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→黒田総裁の略歴(英文)はこちら


域内成長率見通しを発表、東南アジアの堅調がアジア全体を牽引

ADBは3月5日、『アジア経済統合モニター』(Asian Economic Integration Monitor)の最新号を発表、本年のアジア途上国経済について、日米欧の景気の足踏みが引続き懸念要因としつつ、内需の伸びと輸出の復調に支えられ、東・東南アジアなどで成長率改善が見込まれるとの見通しを示しました。モニターはまた、アジアにおける貿易・金融統合、労働移動や地域インフラの現状に対し考察を加えているほか、経済協力枠組みの動向を分析、特に近年加速が進む2国間FTAを束ねるものとしての多国間FTAの可能性について言及しています。

→英文リリースはこちら
→フル・リポート(英文PDF)はこちら

→関連動画(英文、2分47秒)はこちら

→プリンシパル・エコノミストのインタビュー(英語、2分35秒)はこちら

 

玉置代表が着任 

駐日代表事務所(JRO)の松波克治・駐日代表は昨年12月に退任し、後任として玉置知己(たまき・ともみ)がこのほど着任しました。玉置代表は、1995年に入行後、1998年までADBの対フィリピン国別支援戦略の策定、教育、医療プロジェクトの経済分析等に従事しました。その後、国際協力銀行(東京、北京)、国際金融情報センターでの勤務を経て、2007年にADBに復帰。以降、東南アジア局、および中央・西アジア局にて、これら地域のADB加盟国のマクロ経済分析やADBのオペレーション戦略の策定にかかわりました。直近では、対トルクメニスタン国別支援戦略の策定チームを率いるなど、幅広い経歴を有しています。出身は大阪府で、英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)にて経済学修士を取得しました。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

イベント
2月2~3日(大阪)
ワンワールドフェスティバルに参加
JROは、大阪で開催されたワン・ワールドフェスティバルに本年もブース出展しました。寒い中にも関わらず、例年通り多くの来場者による熱気で会場は盛り上がり、関西を拠点とする各種団体やNGO、一般の皆様と親交を深めることができました。

 

 

お問合せ

  • 本ニュースレターに関するお問合せ・ご感想は、望月まで:amochizuki@adb.org
  • その他のお問合せは、前まで:tmae@adb.org
  • ADB出版物についてのお問合せは、河津まで:kkawazu@adb.org

 

JRO連絡先
アジア開発銀行駐日代表事務所
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