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NEWS

ショールームにアートワークを展示しました。

リソースでは、アートワークの取り扱いも行っています。
アートワークは、実物と画像やプリントアウトなどの媒体とでは全く違った見え方をします。ぜひショールームへ足をお運びください。
TOPICS

1月、ドイツではインテリア関連の大きな展示会が開催されました。
Heimtextil(フランクフルト)、Domotex(ハノーバー)、imm cologne(ケルン)の様子をお伝えします。

Heimtextil 2020 
ハイムテキスタイル 

ハイムテキスタイルは、世界中から約3,000社が出展する世界最大のホームテキスタイル・コントラクトテキスタイルの国際見本市です。ハイムテキスタイルで発信されるテキスタイルトレンドは業界の指針となっています。

ハイムテキスタイルは今年で50周年。長い歴史の中で名実ともにインテリア・マーケットの重要な地位を築いてきました。会場となっているのはフランクフルトメッセ。経年の中で増築されてきたホールをつなぐ窓からふと見える景色は、その歴史を感じさせ味わい深いものです。

特別展示となるトレンド・スペースはカラフルに彩られ、遊び心あふれる空間に。隣り合わせて設置されたリサイクルをテーマとしたコーナーは、学びも多い充実した展示となりました。

各社の展示は変わらず盛況。画一的な流行のようなものだけに終始せず、得意とする技術やデザインを生かしたモノづくりといった姿勢を感じさせる出展が多くみられました。

Alonso Mercader (スペイン)
ツイードやざっくり織った布のような模様をエンボスしたビニールレザー。
革を模した「本革風」ばかりでなく「布っぽさ」に寄せたデザインも増えてきた。

englisch dekor(オーストリア)
ムラ感やステッチなどのテクスチャーを加えたなめらかなビロード調生地。無地をベースに、少し質感をプラスしたイスバリ生地が増えている。


imatex(イタリア)
ナチュラルカラーの人気は継続中。生地のクオリティの高さが感じられ、ベージュやグレーの色の持つ美しさを改めて感じさせられる。

SATI(イタリア)
心惹かれる美しい色使いとカラーバリエーションの豊富さもイタリア・ブランドならでは。様々な素材の生地で多色展開しているベーシック・コレクションが充実

Simta(イタリア)
今期はナチュラルカラーのコレクションが充実。風をはらむような柔らかさが美しい。イスバリは防汚機能を付加した商品が豊富。

Höpke(ドイツ)
幾何学模様は変わらず人気。今年は、模様の組み合わせ方や色使いなどでエスニック&フォークロアテイストを加えたバリエーションがみられた。

Trimmings by DESIGN(イギリス)
クラシカルなスタイルには欠かせないタイバックやフリンジ。糸の光沢の放つ華やかさにうっとり。美しいものは美しい。

DOMOTEX 2020 
ドモテックス 国際フロアカバリング見本市 

ドイツ中部ハノーバー国際見本市会場で開催される見本市で、床材とそれにまつわる資材等が出展します。伝統的手織り絨毯から機械織りカーペット・フローリング材・LVT・機械工具・クリーニングまで幅広くカバーしています。
世界のデザイン・素材・テクニックなどの最新トレンドが集まり、専門性も高く情報収集に絶好のプラットフォームです。

11にわたるホールの中で、ひときわ存在感を放っているのは手織り絨毯のホール。ペルシャ絨毯、キリム、ギャッベなどの一点ものの多くは、会期オープンと同時にバイヤーが押し寄せ買い付けていきます。

コレクションとして展開する商品では、このフェアを新作発表の舞台とするメーカーが多く、最新のデザインとクオリティをいち早く見ることができます。

PAULIG(ドイツ)
独特な質感のウールラグのブランド。天然素材の製品は近年さらに注目を集めている。
サブブランド「HARO」はよりコントラクトに向けたデザイン展開となっている。

Africa collection の新柄がドイツ・デザイン・アワードを受賞。
規則正しく糸の太さを変える技術は、単調なようでも大変なテクニックが必要な手仕事だ。

TASIBEL(ベルギー)
サイザル製ラグのトップブランド。
素材の美しさを十分に引き出し、丁寧にしっかりと作られており、重歩行エリアにも対応できる安心感があり、他メーカーを一歩も二歩もリードする。

サイザルにウール糸を組み合わせ、ソフトでラグジュアリーなコレクションも人気。
ここ数年流行を見せている「シャネル風ツイード」柄を発表。ナチュラルなテイストでありながら素材の美しさが品格を与える。

imm cologne 2020 
ケルン国際家具インテリア見本市

ケルンメッセで開催される世界最大級の規模を誇る「imm cologne」は、世界のインテリアデザインの発信の場となっているいます。トップブランド家具メーカー
の最新インテリアから若⼿デザイナーや先進的なデザインコンセプトまで、様々なインテリアスタイルとデザインテイストが紹介されます。
シーズンの新商品がいち早く紹介され、世界の最新トレンドを⾊濃く反映していることからも、業界関係者にとって重要なイベントとなっています。

環境問題を意識した「Sustainable /サスティナブル」という考え方は、インテリアの世界にも着々と広がっています。無垢材や大理石・石・ガラス・ウール・リネンなどの天然素材が好まれ多く使われており、加工技術の進化やデザインの工夫でフレッシュな表情を見せています。

一方で、IT技術の進歩によって生活の中にスマート制御システムが広がっている中で、スマート化に対応する照明・水回り・収納などの出展も増えてきているようです。シンプル・コンパクト・スタイリッシュといったデザインの傾向は、家電のみならずインテリアの中にも広がってきているようです。

Jan Kath(ドイツ)
多くの来訪者を集める人気ブースとなっている。
宇宙をテーマとした壮大で美しいハンドノット・カーペット。どっしりとした厚みにクオリティの高さが伝わってくる。

ハンドノットの実演。
方眼の図案の下で、ピンと張った縦糸に色糸を結びつける。ロットを添わせてパイルの高さを調整する。
気の遠くなるような手作業と緻密な手仕事によって美しいカーペットは生み出される。



WOODNOTES(ウッド・ノーツ)
パルプを原材料としたオリジナル素材のテキスタイルブランド。
エコであるだけでなく、和に通じるスタイリッシュなデザインが人気。防汚性・耐久性の面でも申し分なく安心して使える。
木とガラスを素材とした家具も発表。
ブラインド、ラグ、カーペットと併せてスタイルの提案をしている。
色展開もより洗練され、ナチュラルカラーであっても奥行きがあり、単調にならないアクセントが加えられている。

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