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NEWS
Höpkeより、アルコール洗浄可能なビニールレザーが発売されました。
 
ドイツのHöpke社が独自開発した防汚機能「Active Line」シリーズに、ビニールレザーのコレクション「SANTO」が加わりました。「Active Line」は、撥水性を利用することで汚れを簡単に落とすことができる防汚機能です。繊維レベルでの加工技術により優れた性能を発揮。その性能は半永久的に保持されます。
 
この技術をビニールレザーに応用。表面加工により、水や油をはじき優れた防汚性を発揮します。表面耐性が高いため、しなやかさを失うことなく消毒や血液、汗、尿などの汚れにも速やかに対応できます。油性マジックなど落とすのが難しい汚れも、アルコール洗浄液を併用することで簡単に落とすことができます。31色展開です。
TOPICS

ストライプ! 

フランスでは、ラグビーワールドカップの熱戦が繰り広げられています。日本代表をはじめラグビージャージーにみられる縞模様は、ラグビーというスポーツの象徴的な柄の一つとなっています。
ストライプの柄としての歴史は中世の頃からといわれています。中世では、2色の縞模様は排斥された者たち(私生児、農奴、受刑者、ハンセン病患者など)や異端者に着せられた服だったそうです。
 
そうした明らかに「区別」をするための柄は、歴史とともにその性格を変化させていきます。「反骨」や「革命」などの意味合いを含みはじめ、また、柵や格子の役割に見立てて悪霊から身を守る「守護的な力」の柄ともされています。日本では、文化文政期頃には、単純明快な縞柄が江戸好みの「粋」とされ、大流行しました。
縞は目立ちやすく、色合いも印象に残りやすい力強い柄です。インテリアの中でも存在感を感じさせる一方で、反面その強さ故、用いるのに勇気のいる柄と思われがちです。
それでも、この9月に発表された秋冬の新作コレクションの中で、ストライプを取り上げているコレクションがちらほら見受けられました。柄の存在感を逆手に取るそのコーディネートは、今とても新鮮に感じられます。
1)RAYURAMA collection / NOBILIS
フランス語で「RAYURE(レユール)」は縞模様のこと。NOBILIS(フランス)の新コレクション「RAYURAMA」は、ストライプ柄の持ち味を十分に活かし、その大胆さを楽しみ味わえる、輸入生地ならではのデザインです。
派手さや華やかさの中でも、品格を失わないのは、色使いと生地の質感を大切にしているから。生地の光沢感や素材感、ストライプの幅やアクセントラインの割合、色相だけでなく彩度にも配慮した絶妙な色の組み合わせなど、ひと匙の工夫の積み重ねで出来上がるデザインは、シンプルなのに個性を放ちます。
RAYURE PROTISSOL
しなやかな手触りでマット感のある落ち着いた雰囲気のサマーストライプ。繊細なカラートーンを使用することでヘリンボーン地の美しさが引き立つ。
 
100%難燃ポリエステル
144cm幅 7色展開
カーテン・クッション・イスバリ向け
RAYURE MALAPARTE
サテンのようなシティ ストライプ。細いラインに落ち着いた色を配置することで、生き生きとした表情が生まれる。
 
100%難燃ポリエステル(トレビラCS)
147cm幅 8色展開
カーテン・クッション・イスバリ向け
 
RAYURE ISCHIA
上品な光沢のあるサテン・ストライプ。均一な輝きは子供っぽさから一線を画し、クリアな色の美しさを堪能できる。「食欲が増す美味しそうな色」がセレクトされている。
 
100%難燃ポリエステル(トレビラCS)
147cm幅 17色展開
カーテン・クッション・イスバリ向け
 
RAYURE GLADSTONE
ウールの美しい質感は、メンズ スーツへのオマージュが込められている。シックな色合いながら程よい華やかさを演出。
 
100%ウール
140cm幅 6色展開
カーテン・クッション・イスバリ向け
 
2)WITHWORTH collection / Clarke & Clarke
このところ、服地柄をインテリアにも取り入れるという流れが見られます。
シャネルツイードと呼ばれるカラフルな糸や装飾糸を織り込んだファンシーツイード風生地を収録するコレクションは多く見られ、人気となっています。
 
メンズのスーツ生地を思わせるデザインも人気のようです。これらのストライプ柄は、時代を超越したデザインとして、落ち着きや品格、上質感などを演出でき、暖かく端正な空間を作り出します。
Clarke & Clarke (イギリス)は、この秋「WITHWORTH」コレクションを発表。コントラクト用としても家庭用としても人気のベストセラーとされる色味を採用し、ストライプのラインのバリエーションにも配慮。組み合わせて使ってもお互いを邪魔せず美しく調和します。
ASHDOWN
クラシックなベルベットのピンストライプ織り地。
柔らかい手触りでありながら非常に耐久性があり、どんなスタイルにも合わせやすい。
 
100%ポリエステル
138cm幅 7色展開
カーテン・クッション・イスバリ向け
 
BOWFELL
スマートで多用途に使えるエッジストライプ。ベルベット地でしなやかさがあり、穏やかな優しい落ち着きを与える。
 
100%ポリエステル
138cm幅 7色展開
カーテン・クッション向け
HALDON
時代を超越した幅広の同系色ストライプ。まとまり感とリズム感を同時に実現できる。地は柔らかな手触りのベルベット。
 
100%ポリエステル
138cm幅 7色展開
カーテン・クッション向け
WILMOTT
同系色と補色を組み合わせた、マルチスケール ストライプ。目を引く柄は凛としてクラシック感が漂う。
 
100%ポリエステル
138cm幅 7色展開
カーテン・クッション向け
3)Handweave Rug Collection / Edel Grund
素朴さと美しい色合いの中に時代を超越したデザインの美しさが宿るモダン・キリム。
ややもすると単純になりがちなストライプ柄も、美しいデザインとハンドメイドという伝統手法によって、より味わい深い柄として生まれ変わります。
ドイツにオフィスを構えモダン・キリムを手掛けるEDEL GRUND社は、貴重で素晴らしい伝統的手法を大切に保護する一方、それを埋もれさせず次世代へとつなげていくために超モダンなデザインにチャレンジし続けています。
 
材料となるウールは手で紡ぎ、草木染で染色しています。滲んだような色合いはシンプルなデザインに深みを与えます。織り上げたものを接ぐためにできるデザインの制約が、ストライプや色の切り替えとなり、思いがけない大胆さを生んでいます。敷物としてだけでなく、アートのように壁に飾り楽しむこともできます。
PICK UP

新作商品や人気コレクションを弊社取り扱いの海外ブランドと併せてご紹介いたします。

the WILLOW /  WOODNOTES(フィンランド)

WOODNOTES(ウッドノーツ)社は、クリエイティブ、アート、ネイチャー、エコロジーをコンセプトとするフィンランドのインテリアブランドです。同社が開発したフィンランド産パルプを原料としたペーパーヤーンは、ラグやテキスタイルとして製品化され、シンプルで美しいフォルムのコレクションとなっています。


2022年に同社は、ペーパーヤーン・カーペットシリーズの新たなデザインとして「WILLOW」を発表しました。製造工程をさらに見直し、着色に使う染料を天然染料とし、ヤナギの樹皮を採用。100%ビーガンのラグが完成しました。

ヤナギは古来から染料として使われてきました。

最も大切なことは、染料となるヤナギが地元で生産されていることです。ヤナギはフィンランドで栽培、収集され、染料として作られ、紙の糸にその色が与えられました。4色展開のナチュラルで優しい色合いは、不規則に入れられたライン柄が美しく引き立てます。スウェーデンのデザイン スタジオ Claesson Kovisto Rune によるデザインです。

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