コーチングにおいては
コーチがニュートラルに
クライアントのテーマに
向き合うことが
大切と言われています。
ニュートラルの意味は
ほとんどの辞書の類で
中立、中間とあります。
言い換えると
どこにも偏っていない
ということです。
もちろんコーチングでも
この意味で
使われるわけですが
では、具体的に
偏らないとは
どういうことか?
そもそも偏らないなんて
あり得るのか?
皆さんは、
どう考えますか?
ここでいう偏りとは、
もちろん思考の偏りです。
まず大前提として
思考に偏りのない人なんて
誰一人いませんよね。
皆それぞれに
自分なりの価値観を
持っていて
他の人から見たそれは
必ずどこかに偏っています。
自分の思考と
大きく異なる人と接すれば
その偏りはより大きく
見えるはずです。
そして、それは
相手から自分を見たときも
同じこと。
そう、偏りとは
あくまで相対的なもの。
ということは、
中立、中間なんてものが
そもそも存在し得ないのでは
ないかと思うのです。
だから、
ニュートラルというのを
真ん中にいること
と定義してしまうと
それは誤りだと思うのです。
なぜならば、
そもそも誰しもその人なりに
どこかに偏っている以上
その人が思う真ん中は
必ず偏っているはずです。
だから、
真ん中にいようと思って
自分なりの
真ん中にいるつもりでいると
偏った場所を
真ん中と思い込んでしまうという
ジレンマに陥ります。
わかりますかね??
ややこしいですよね?(^_^;)
では、ここから
私の考えるニュートラルを
説明してみますね。
まず、
上で書いたような
思い込みを防ぐために
自分の思考は
他の人から見たら
必ずどこかに偏っていると
自覚することが
スタート地点ですよね。
そして次に
自分が具体的に
どのように偏っているのか
すなわちどんな自分だけの
思考を持っているのかを
知り、自覚する。
そして同時に
自分とは違う思考パターンを
知り、尊重し、受け入れる。
要は、
自己理解、他者理解ですね。
で、
私の考えるニュートラルとは
これを徹底して
やり続けることです。
つまり、
自分だけの価値観や基準、
思考パターンを尊重すると同時に
世の中には他に
ありとあらゆる価値観、基準
思考パターンがあることを知り
それらを否定せず尊重し
受け入れていくこと。
言い換えれば自分自身が
全方位的に
あらゆる立ち位置に立つことが
できるようになること。
そうすれば、
あらゆる方向に散らばっている
価値観を
受け入れられるようになれば
自然とその真ん中が
見えてきますよね。
そう、あくまで
真ん中というのは
相対的なものであり
結果論。
ここでもまた
自分から見えている世界が
十分広くないと
依然真ん中は偏ったまま。
だから、
上で書いた作業に
終わりなどないのです。
ということで
私の考えるニュートラルとは
自分と違う価値観を
どこまで行っても尊重し
受け入れ続けること。
それは、
とてつもなく難しいことであり
決して終わることのないこと。
でも、
これをやっていくと
絶対今より楽になっていくと
思うのです。
ありとあらゆる価値観を
受け入れていくというのは
それまで
否定的に見ていた自分すら
肯定していくということに
他なりませんよね。
自他ともに
とことん尊重していく生き方。
それが
ニュートラルだと
私は考えます。
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