チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマのことは さんもご存じですよね。
あのダライラマでさえ、後悔することがあると言っていました。アメリカのマインドフルネス指導者であるJack Kornfieldさんのポッドキャストで聞いた、ダライラマとテレビ局のインタビュアーとの対話の内容を、ここでご紹介しますね。
インタビュアー:師のような指導者でも、後悔することはありますか?後悔の気持ちを知っていますか?
ダライ・ラマ:(しばらく目を閉じ、心に触れる時間を取って)ありますよ。後悔の気持ちは今でも胸の中にあります。この気持ちに触れると、今でも痛みを感じます。
インタビュアー:あなたでも後悔するんですか?どんなことで?
ダライ・ラマ:高齢な信者が私の元を訪れ、ある瞑想法を指導してほしいと言いました。その時私は「この瞑想法は若い人向きの方法なので、他の瞑想法をお勧めします」と答えました。
そして後日、その信者が自ら命を絶ったと聞きました。この一生を終え、転生して、若くなり、あの瞑想法を実践するためにです。私は今でも、あの信者の死に対して責任を感じ、あの時の私の言葉を後悔しています。
インタビュアー:(絶句した後)そのような後悔を、師はどのように乗り越えたのでしょう?
ダライ・ラマ:後悔の気持ちを消すことはできません。ですが、後悔の気持ちのせいで、今ここが生きられなくなることほど残念なことはありません。
私が後悔に沈んでいいては、私も、私の周りの人も、幸せになれません。だから私は前を向くことに決めているのです。