【共感しているつもりになってない?本当の「共感」とは何か
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   さん、こんにちは!今回もメールを開封していただき、有難うございます。マインドフルネス、セルフコンパッション、アドラー心理学を使って、自由で優しい心を育てるメンタルヘルス講師、ジュバ智子です。

前回のメルマガでは、共感の持つ力についてお話しました。今回のメルマガでは「真に共感する」とは一体どういうことなのか、お話したいと思います。

 

私がお伝えしているアドラー心理学の創始者、アルフレッド・アドラーは、「共感とは相手の目で見、耳で聞き、心で感じること」と語っています。

 

言葉として聞くと簡単に聞こえますが、決して簡単なことではありません。なぜかと言うと、私たちはすぐに

 

もしも自分だったら

 

と考えてしまうからです。ですが、本当の共感というのは、「もし自分だったら」と考えるのではなく、

 

もしも自分がこの人だったら

 

と考えること。

 

もちろん完全に自分と相手を同化させることはできませんが、可能な限り相手の立場に身を置いて考えることが必要なのです。

 

「もしも自分だったら」と「もしも自分がこの人だったら」の違いはとても大きいので、具体例を出して説明してみますね。是非この違いをしっかりとつかんでみて下さい。

例えばあなたに、中学1年生の子供がいるとします。その子は初めての中間試験でしくじってしまい、今とても落ち込んでいます。あなたはこの子に共感したいと思っています。

 

まず、「もしも自分だったら」の視点で考えてしまうケ-スを考えてみましょう。

 

「もしも自分だったら」の視点が出てくると、相手に共感しているようで、実は自分のものの見方/やり方を相手に押し付ける結果になりがちになります。「大人のあなた」がしゃしゃり出てきてしまうんですね。結果として

 

  • 私だったらもっとしっかり準備してたよ!詰めが甘かったんじゃないの?
  • 私だったらこのくらいの失敗では凹まないよ!もっと前向きになりなさいよ!

 

みたいな言葉が出てきます。

 

一応相手の立場に自分を置いているので、自分は共感しているような錯覚に陥るのですが、これは共感ではないことは、これらの言葉を見ればお判りになると思います。

一方で、「もしも自分がこの人だったら」という視点を使うとどうなるでしょうか。想像力を思い切り駆使して、自分が相手の中に入ったら世界がどう見えるか、考えてみます。

 

例えば、こんな風に子供の状況を想像できませんか?

 

 

あなたは中学生生活を始めたばかり。制服を着ると自分がちょっと大人になったような気がしますが、心の中はまだ小学校の6年生です。

 

親のように子供たちをいつも世話してくれていた小学校の担任の先生に変わって、中学校では時間割に従って教科担当教師が授業をしては去っていきます。新しい、中学生らしい科目も増えました。それだけでも大きな変化、不安を感じる環境の中、あなたは一生懸命、毎日通学しています。

 

そして、クラブ活動というものが始まって、「先輩/後輩」という今まで知らなかった新しい「上下関係」があることも知りました。先輩が怖い、どう接していいかわからない…新しい交友関係の中で戸惑っているのに、それに加えての上下関係です。複雑な人間関係に心が大きく乱れ、揺れています。勉強とクラブ活動のバランスのとり方も、まだよくわかっていません。

 

身体にも少しずつ変化が出てきました。女の子は胸が膨らみ、男の子は今までなかったところに体毛が生えてきたり。そんな自分が何となく恥ずかしい。変わっていく身体にも大きな戸惑いを感じています。

 

定期テストをやりますと言われても、何をどのくらい勉強すればいい点を取れるのか、感覚が全く掴めません。だから、どう準備をしていいかもよくわからない。そんな中、手探り状態で定期テストに挑んだのです。その結果は惨敗でした。

 

 

…如何ですか?こんな風に想像すると、   さんがこの子にかける声がけの内容は大きく変わりませんか?

 

 

例えばこんな言葉が出てくるかも知れません:

 

  • 新しいことだらけの毎日なのに、本当に良く頑張ったね!
  • クラブと勉強の両立って、大変だよね!
  • 初めての定期テストだもの、準備も難しかったよね!
  • ママ(パパ)はいつもあなたの味方だよ!

「いかがでしょうか、もしも自分だったら」vs「もしも自分がこの人だったら」の違い、お判りいただけたでしょうか?

 

本当に共感するということは、このように「もし自分がこの人だったら」という目線で相手のことを想うことなのです。

 

冒頭にも書いたように、私たちは「もし自分だったら」の観点で相手を見ることを「共感」と勘違いしていることがとても多いもの。相手の話を聴いた後、相手を批判したくなったり、自分のやり方を押し付けたくなったりしたら、「自分だったら目線」で見ている可能性が高いと思います。そんな時は是非「もしも自分がこの人だったら目線」に意識的に切り替えてください。

 

共感に大切なのは「想像力」です。自分がこの人だったら何を見、何を聴き、何を感じているか、想像力の翼を思い切り広げて、考えてみて下さいね。

次回のメルマガでは、共感力アップに必要な想像力も含め、共感力を育む方法をいくつかご紹介したいと思います。

 

暑い日が続きます。   さん、くれぐれもお体ご自愛下さいね。それではまた来週、お会いしましょう!

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