1.想像力を育む
前回のメルマガでも、共感に大切なのは「想像力」だとお伝えしました。自由でダイナミックな想像力があればあるほど、「もし自分があの人だったら」と考えやすくなるのです。
想像力は誰にでも備わっていますから、「私には想像力がない」なんて悲観しなくても大丈夫!「もし自分があの人だったら」と想像するのが難しいと感じるなら、それは慣れていないだけ。ちょっと練習すればできるようになります。
私がお勧めする練習方法は、映画やドラマ、小説を楽しむことです。自分が登場人物に成り代わって、その世界の中で見聞き、感じてみるのです。
さんが映画やドラマを見て涙が出る時、それは登場人物の気持ちがわかるからですよね?「もし自分があの人だったら」と想像できているので、涙が出るわけです。
例えば、苦労してきた主人公が幸せをつかんだ時、感動する さんの心の中は
…あの人はあんな苦労をしてきた。何度も人に裏切られ、人間不信になるのも当たり前だ。人を信じれないなんて、どれほど辛かったころだろう…そして今、こんな素敵な人に出逢った。本当に嬉しいに違いない!…
というような共感が起きているはず。無意識でしょうが、「もし自分があの人だったら」の想像ができているんです。
私はハリー・ポッターが大好きなのですが、ドラコ・マルフォイ(一応悪役的立場を演じている役柄)にとても共感するんですよ。
悪に徹した冷徹な両親の元、厳しい「悪の伝統観念」を押し付けられて生きてきたドラコの心の中の息苦しさ、そして自分の中に火種のように残っている優しさ(親が否定するもの)に困惑する様子に、深く共感するんです。私もあんな風に育てられたら、きっと彼みたいに苦悩するだろうな、って。
さんも、小説を読んだり、ドラマや映画を見る時、「自分がこの人だったらどんな風に世界を体験するだろうか」と考えてみて下さい。
想像力を育てるとても良い練習になりますよ!