行動の癖がいつも建設的ならいいのですが、必ずしもそうでないのが現実です。むくれたり怒ったり、自分を責めたり責任転嫁をしたり、行き過ぎた完璧主義で自分に圧をかけるのは、自分が苦しいだけではなく、大切な人との人間関係を壊すことにもなりかねません。
ですが、自分の行動癖を一方的に嫌い、その行動を情けなく思う必要はありません。なぜかといえば、 さんが持っている「行動の癖」は、今までのxxさんをしっかりと守ってきた最強のサバイバル戦略だからです(アドラ-心理学ではこれを「ライフスタイル」と呼んでいます)。
小さいころ、 さんがむくれたり悲しい顔をすると、周りの人が さんの言うことを聞き、要望を満たしてくれたのなら、 さんにとって「むくれること」は(少なくとも当時の さんにとって)とても効果的な戦略だったはず。
逆に自分の意見を言わず、黙っている方が安心できる(波風を立てない方がいい)という体験をしてきたなら、どんなに不服であっても「とりあえず我慢して何も言わない」「自分のせいにしておく」という対応が、その当時の環境で生き延びるための最善の戦略になります。
あるいは親の前で「良い子でいること」で親の愛情を感じることができたのなら、「良い子でいること」をサバイバルスキルとして身につけていくわけです(私の場合は」学校の生成が良いと親に認められる」という経験を繰り返したので、成績重視の完璧主義者になりました…)。
つまり、自分が今持っている行動の癖は、 firstname さんが小さいころから、周りの環境を観察し、ときには傷つきながら、必死に練り上げてきたカスタムメイドの戦略なのです。
ですので、行動の癖を嫌うのではなく、むしろ「よく頑張ってきたね」「しんどかったよね」とご自身をねぎらって頂きたいと思います。