◆ 「感じられない」のは、感覚が麻痺しているだけかもしれない
「自分の価値なんて、感じられない」。そう思える時もあるでしょう。でもそれは、 さんに感じる力が無いからではなく、社会的価値ばかりを追い続けてきた結果、「自分を感じるセンサー」が少し疲れているだけ。
マインドフルネスでは、「今この瞬間の経験に、評価や判断を加えず、ただ気づく」ことを大切にします。これにより、社会の「こうあるべき」からいったん距離を置き、“自分の内側にある静かな声”に耳を澄ませる感覚を育てていきます。
ですので、マインドフルネスの実践を続けていくと、少しずつ、「自分を感じるセンサー」の機能が戻ってくるのです。
◆ マインドフルに“今の自分”を感じる問いかけをしてみよう
たとえば、こんな問いを、ゆっくりと自然な呼吸をしながら自分に投げかけてみてください:
- わたしの体はいま、何を感じている?
- 心の空には、どんな感情が動いている?
- 他人の評価や自分の役割をすべて脇に置いたとき、わたしの中に残るものは何だろう?
なんだか胸がドキドキする、悲しみで心が一杯…どんな状態でもOKです。肩書や評価を外した時に残るものが見つからなくても大丈夫です。これらの問いは、何かを証明するためのものではなく、ただ、“今ここにいる自分”を感じるためのものですから。
Doing(何かをする)ではなく、Being(ただ在る)を味わう小さな練習、この積み重ねが、「私は確かにここに存在し、生きている」「この命はかけがえのないもの、価値のあるものなのだ」という“実感”を静かに育ててくれますよ。