「あの人だけは許せない!」-憎しみ・強い嫌悪感との向き合い方

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   さん、こんにちは!今回もメールを開封していただき、有難うございます。マインドフルネス、セルフコンパッション、アドラー心理学を使って、自由で優しい心を育てるメンタルヘルス講師、ジュバ智子です。

   さん、こんにちは!お変わりなくお過ごしですか?

 

私の日本滞在も半分近くが過ぎました。食べたかったものを食べ、行きたかった場所に行き、会いたかった方々とお会いし、とても充実した、中身の濃い毎日を過ごさせて頂いています。特に講師活動を通して、また様々な学びの場で頂いたご縁に関しては、心から深い感謝を感じています。本当に有難うございます。

 

 

さて、「ブラックな私との付き合い方」というテ-マでお話をしている今月ですが、今回取り上げたいのは「(人に対する)憎しみ・強い嫌悪感」です。記事の後半でお話しますが、私にとって怒りを超えた憎しみは、数十年に渡って私の心に巣くい、私を苦しめた感情の中の「ラスボス」です。

 

とても激しいエネルギーを持つこの感情は、人それぞれの感じ方があり、感情が生まれた背景やその強さも様々なので、特効薬的な対処方法をお伝えすることはできません。一通のメルマガで扱うには、あまりにも重たすぎるのですが、私の経験から私なりの向き合い方・考え方をご紹介したいと思います。

 

繰り返しになりますが、憎しみという感情の複雑さ故、私のご提案する向き合い方がしっくりこない場合も多いと思いますので、参考程度にお読みいただければと思います。

 

常々お伝えしていることですが、感情に良い悪いはありません。ネガティブ感情は特に、自分の中の「不協和音」に耳を傾けて欲しいというとても大切なシグナルですので、丁寧に耳を傾ける必要があります。憎しみも同じで、憎しみを感じる自分にダメ出しをする必要は一切ありません。急いで相手を赦そうと頑張る必要もありません。

 

自分を深く傷つけた相手を赦すことは、時にとても長い時間がかかることもありますし、自分の心の状態によっては(例えばトラウマ体験など)、敢えて憎しみには触れない方が良いこともあるからです。

 

私の経験から言っても、憎しみを消そうと頑張るよりも、自分の中に少しずつ「自分い対する優しさ」と「不完全な自分への理解」を育てていくことが、(遠回りに見えますが)赦しへの最短コ-スである気がします。

 

この点を説明する意味で、少し私のことを書きますね。

私は父親にとても強い憎しみを感じながら何十年も生きてきました。真剣な殺意を抱いたこともあります。父は20年近く前に他界しましたが、存命中は顔を見る度、声を聴くたびに憎しみが沸き上がり、赦すこと等などとてもできる状態ではありませんでした。

 

憎しみという感情に向き合う準備ができたのは、マインドフルネスを使っての感情調整に慣れ、セルフ・コンパッションで自分の痛みを抱きしめることができるようになってからです。

 

マインドフルネスの実践を続けていく中で私が気づいたのは、憎しみの下にはとても深い悲しみがある、ということでした。

 

私が大好きなマインドフルネス指導者であるTara Brachさんは

 

Vengeance is the laziest form of grief.
復讐は深い悲しみを一番楽に表現する方法だ

 

と言いますが、本当にその通りなのです。

 

悲しみが深いがゆえに、深すぎるがゆえに、それに触れることが苦しすぎるがゆえに、悲しみは怒りに、怒りは憎しみに、そして復讐心へと成長します。身を切るような悲しみに触れるより、それを憎しみに変えて相手にぶつける方が、悲しみで充分以上に苦しんでいる自分を傷つけないで済むからです。

 

つまり、憎しみを感じることは、深い悲しみに苦しんでいる自分を救うための、ある意味「自分へ愛の行為」と考えることができるものなのです。

 

そのことが腑に落ちた時、私は父に意識を向けるのを止め、傷ついた自分を優しく抱きしめること、自分の悲しみに触れ、自分の涙を何度でも拭いてあげることに集中しました。父に言って欲しかった言葉、して欲しかったことを、自分で自分に与え続ける中で、父への憎しみは次第に弱くなっていきました。

更に、私自身が母親として不完全であることに気づき、そんな自分も大切にしていくうちに、「私と同じように、父も不完全な親として悩み、苦しんだに違いない」「私には見えなかっただけで、彼は彼なりの重荷を背負って人生を生きていたに違いない」と思えるようになりました。

 

私が私なりに父を理解し、赦すことができたのは、私の「親としての不完全さ」を愛せるようになった時だったと思います。

 

ここでお話したことは、あくまでの私のストーリーで、万人に有効なアプローチかどうかはわかりません。いずれにせよ、傷が深ければ深いほど、赦しへの道のりは長くなるものだと思いますし、許しのタイミングは、どんなに自分をせかしたとしても、早めることはできないと思います。

 

ただ、自分への優しさを忘れずにいれば、いつの日か「もう憎しみを手放してもいいかな」という日がくると私は信じています。

それから最後にもう一つ。赦すということは、相手が自分にしたことにOKを出すということではありません。赦すということは、相手のことを普段考えることなく、もし思い出しても感情が大きく揺れることなく、日々を幸せに生きられるようになることです。相手に対して優しい感情を持てなくても、日常生活を幸せに過ごせれば、それでいい―そのくらいの気持ちでいてよいと思います。

 

憎しみという感情で苦しんでいる方の支えになれたらと思い、書いてみた記事ですが、やはりちょっと重たくなってしまいましたね…ごめんなさい!

 

もし   さんの心が重たくなってしまっていたら、どうか心が軽くなることをしてみて下さい。散歩にでる、スポーツをする、好きなドラマを見る、好きなものを食べる…何でもOKですよ!私もお友達から頂いたスイ-ツでほっこりしようと思います。

 

それでは    さん、また来週のメルマガでお会いしましょう!

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