1.違いは「未来の自分を幸せにするか否か」-中・長期的視点があるかどうか
とてもシンプルに説明すると、
- 自分に優しくすることは、休んだ後「前に進む力/明るい未来に向かう自分」が戻る行為
- 自分を甘やかすことは、一時的に楽だが、中・長期的には「動けなくなる/自分に不利になる」方向に導く行為
です。
行為自体は同じでも、その結果が中/長期的に自分にどんな影響があるか、これがやさしさを甘えを分ける決め手になり、マインドフル・セルフ・コンパッションではこの2つを明確に区別しています。
2.どう見分ければいいの?
見分け方を理解するのに役立つのが、心理学でよく使われる「耐性の領域」という概念です。これは前々回のメルマガでご紹介したコンセプトなので、記憶に残っているかも知れませんが、私たちは、
安全ゾーン(安心している状態)
挑戦ゾーン(成長が可能になるチャレンジ領域)
圧倒ゾーン(ストレス過多)
の3つを行き来しながら生活しています。
安全ゾ-ンではリラックスし、のんびりと心身の充電ができます。
挑戦ゾ-ンでは今までの自分の限界を(少しでも)超えるので、多少の負荷はかかりますが、まさにその負荷によって今以上の自分になれるチャンスが生まれてきます。
圧倒ゾ-ンではストレスレベル/負荷が高すぎて、バーンアウトや極端な疲労といった心身の健康が損なわれる可能性があります。
理想的なのは、圧倒ゾ-ンに入ったらすぐに安全ゾ-ンに戻り、自分をしっかり休ませてから挑戦ゾ-ンに入っていく、という流れです。
この耐性の領域を使って優しさと甘やかしを説明してみますね。