第10号【2020年5月7日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、こんにちは!
日頃から本研究会の活動にご参加・ご支援くださり、誠にありがとうございます。
昨年度の夏から始まったこのメールマガジンが、今月で第10号となりました!
今後記事に取り上げてほしい内容や部会活動のPRなど、随時ご意見・情報を受け付けております。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

それでは、今月は以下の内容でお届けします!
― LBAメルマガ【第10号】の内容 ―

・LBA関連情報1
 ~2020年度定時総会の開催報告~

・LBA関連情報2
 ~日経BP 新・公民連携最前線 PPPまちづくり第12回が掲載されました~

・ランドスケープ関連業界の最新動向
 ~各種イベント情報・公募情報~

・ランドスケープ関連情報
 ~特集「With コロナ」 から 「After コロナ」を見据えた公園・公共空間~

それでは、どうぞご覧ください!
Photo by Jerry Wang on Unsplash

LBA関連情報1
 ~2020年度定時総会の開催報告

去る4月27日、2020年度の定時総会が開催されました。
今年の総会は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響を受け、初の書面評決となりました。

<開催報告>

「ランドスケープ経営研究会(LBA)」の2020年度定時総会を新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、2020年4月27日に書面表決により行いました。
その結果、下記4つの議案すべてにおいて過半数以上の賛成が得られ、承認されましたので、ここにご報告させて頂きます。

書面表決行使書を実際に返信された方は、全会員92のうち65で、全ての議案について可(承認)を選択されています。また、今回、返信されない場合は承認とさせていただいておりますので、結果的には全会一致で承認となりました。

【第1号議案】 2019年度事業報告及び収支決算の件 :可決承認
【第2号議案】 研究会設置期間延長の件       :可決承認
【第3号議案】 2020年度事業計画及び収支予算の件 :可決承認
【第4号議案】 役員選任の件            :可決承認


なお、新役員(監事及び監事)は下記のとおりになりました。今後も、部会活動をはじめ、その他の事業活動を積極的に推進していく所存でおりますので、ますますのご支援、ご協力をお願いいたします。

幹事 植田 直樹 (株)三菱地所設計 
幹事 小澤 新也 (株)プロジェクトアドベンチャージャパン
幹事 落合 直文 (株)文化環境設計研究所
幹事 甲斐 徹郎 (株)チームネット
幹事 川尻 幸由 個人会員((株)エイト日本技術開発)
幹事 木田 幸男 東邦レオ(株)
幹事 佐藤 留美 (特非) NPO birth
幹事 鈴木 綾 (株)あい造園設計事務所
幹事 須田 泰彰 (株)マインドシェア地域マーケティング部
幹事 高井 譲 個人会員
幹事 二宮 晴夫 (有)アトリエハル
幹事 萩野 一彦 (株)ランドプランニング
幹事 本郷 壮一 西武造園(株) 
監事 塚原 道夫 (株)塚原緑地研究所 
監事 皆木 信介 (株)オオバ

以上.

LBA関連情報2
 ~日経BP 新・公民連携最前線 PPPまちづくり第12回が掲載されました~

「日経BP 新・公民連携最前線 PPPまちづくり」では、公園など都市のオープンスペースのサステナブルな利活用について考えていくシリーズ「公園が変わる! 街が変わる!」が連載されています。
記事はLBA幹事の一人であり、NPO法人NPO birth事務局長の佐藤留美氏によるもの。
第11回から3回にわたって、公園と地域をつなぎ、公園における市民の活動をサポートする「パークコーディネーター」の役割について解説されています。

2020年4月27日に最新記事「第12回 パークコーディネーター~市民とともに、公園と地域のポテンシャルを掘り起こす~(2) 」が日経BP 新・公民連携最前線 PPPまちづくりに掲載されました!

前回(第11回)は、そもそも「パークコーディネーター」とはどんな存在で、公園の運営においてどのような役割を果たしているのか、いくつかの事例を通して紹介されていました。
第12回となる今回は、東京都内の多くの公園にパークコーディネーターを派遣しているNPO birthの佐藤留美事務局長が、パークコーディネーターが市民とともに企画をつくり上げていくプロセスを紹介しています。

記事はこちら

ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

緊急事態宣言の継続するなかゴールデンウイークが終わりましたが、今日からも在宅勤務が続く方も多いのではないでしょうか。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響は続いているものの、一時は中止が相次いだ各種イベントもオンラインによる開催が増え、前向きなインプットやディスカッションの機会が増えてきています。
bench accounting C3V88BOoRoM unsplash
<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
2020年5月26日 NPO法人コンパス・地域経営支援ネットワーク オンライン講演会「三つの現場報告から見える未来」

2020年5月24日 Community Roots Forum 2020〜あたらしい福祉・まちづくりの仕掛け人たち〜(オンライン)

2020年5月23日 市民社会は巨大建築を作れるかー国会議事堂から新国立競技場へー

2020年5月22~24日 日本造園学会 2020年度全国大会「地域経営とランドスケープ」

2020年5月20日 パークコンテンツ研究会 2020年度第1回ゲストウェビナー「ニューヨーク市の公園政策」

2020年4月1日~6月30日 公益財団法人都市緑化機構 都市の緑3表彰 【第40回 緑の都市賞】【第31回 緑の環境プラン大賞】【第19回 屋上・壁面緑化技術コンクール】募集

<各種イベント・セミナーなどの開催中止・変更等>(日付はリンク先記事の公開日)
2020年4月21日 日本造園学会 2020年度 日本造園学会全国大会のご案内(第三報)
 
2020年4月20日 日本建築学会 2020 年度日本建築学会大会(関東)の開催について

2020年4月8日 日本都市計画学会 Asian-Pacific Planning Societies 2020国際会議(Tainan)の中止

<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
2020年4月23日 千葉市 千葉公園の再整備に向けたマーケット型サウンディング調査結果

2020年4月20日 松阪市 松阪市森林公園の指定管理者公募に向けたサウンディング型市場調査

2020年4月17日 泉大津市 「ヘルシーパーク」設計プロポ参加者を募集 ー新型コロナで公募期間延長ー

2020年4月16日 長久手市 リニモテラス公益施設(仮称)指定管理業務に関するサウンディング型市場調査の実施

2020年4月14日 静岡市 城北公園Park-PFI 公募時期を延期

2020年4月10日 東大阪市 東大阪市花園中央公園エリア官民連携魅力創出整備事業の指定管理予定候補者の選定結果

2020年4月5日 町田市 芹ヶ谷公園と国際工芸美術館を一体整備へ Park-PFIは検討中

ランドスケープ関連情報
~特集「With コロナ」から「After コロナ」を見据えた公園・公共空間~

新型コロナウイルス(COVID-19)によってあらゆる社会システムが変革を迫られているなか、公園や公共空間、都市空間に関しても議論や提言、提案が本格化しています。
そこで、「With コロナ」そして「After コロナ」の視座のもと、様々な方面からの最新情報や提言から読み物、気軽に視聴することのできる動画までを集めてみました。

Photo by Kate Trifo on Unsplash
<世界の記事・情報>

2020年4月27日 nydailynews:NYC to close up to 100 miles of streets during coronavirus outbreak: Mayor de Blasio(ニューヨーク市が歩行者空間確保のため市内道路の最長100マイルで自動車を通行禁止へ 公園内部や隣接区域が中心)
日本語訳はこちら→学芸出版 まち座>ニュース>海外ニュース

2020年4月26日 The Globe and Mail:Ontario declares community gardens an essential service, allows immediate opening(カナダ・オンタリオ州が生活必需サービスとしてコミュニティガーデンの開園を許可)
日本語訳はこちら→学芸出版 まち座>ニュース>海外ニュース

2020年4月21日 the Guardian:Milan announces ambitious scheme to reduce car use after lockdown(イタリア・ミラノ市が市中道路の再編計画を公表 都市封鎖解除後の生活復旧期を見据え自転車・歩行者空間を拡張)
日本語訳はこちら→学芸出版 まち座>ニュース>海外ニュース

2020年4月20日 Colossal:Bright Tape Promoting Social Distancing Transforms Public Architecture in Singapore(シンガポールの公共空間を変える、ソーシャルディスタンシングを促進する蛍光テープ)
日本語訳はこちら→学芸出版 まち座>ニュース

2020年4月21日 The San Francisco Municipal Transportation Agency (SFMTA) :Slow Streets Program to Help With Social Distancing(ソーシャルディスタンシングを支援するスローストリートプログラム)

2020年4月10日 TheCityFix:How Will COVID-19 Affect Urban Planning?(新型コロナウイルス感染拡大により今後の都市計画に求められる5つの視座 アメリカの学際機関による提言記事)
日本語訳はこちら→学芸出版 まち座>ニュース>海外ニュース

2020年4月8日 Reuters:Singapore ramps up rooftop farming plans as virus upends supply chains(シンガポールが屋上農園の拡大促進等を含む計画を発表)
日本語訳はこちら→学芸出版 まち座>ニュース>海外ニュース

2020年4月1日 Los Angeles Times:Coronavirus stay-at-home orders have reduced traffic accidents by half(外出禁止令によりカリフォルニア州の交通量・交通事故件数が激減)

2020年3月30日 Outdoor Play Canada:Should I go outside in the COVID-19 era?(COVID-19時代に外に出るべきでしょうか?)

2020年3月30日 世界都市公園機構(WUP):A Statement from the Chair of World Urban Parks - #NatureNeverCloses(議長声明)

2020年3月19日 Project For Public Spaces(PPS):YOU ASKED, WE ANSWERED: HOW CAN PUBLIC SPACE MANAGERS HELP FIGHT COVID-19?(パブリックスペースの管理者はどのようなCOVID-19対策ができるか?)
日本語訳はこちら→ソトノバ>ワールド・トレンド>【速報翻訳】PPSが推奨するパブリックスペースのための7つのCOVID-19対策

The National Park Service:Find Your "Virtual" Park

New York City Department of Parks & Recreation:parks@home

Photo by Jordan Hopkins on Unsplash
<日本国内の記事・情報>

2020年4月27日 公園からの健康づくりネット:新型コロナウィルス感染症と公園

2020年4月27日 公園からの健康づくりネット:公園を管理される方々、報道機関の方々へ 新型コロナウィルス感染症対策 公園で今できること

2020年4月23日 公共R不動産:コロナ以降のランドスケープを考える|ハビタ的 都市のつくりかた

2020年4月19日 NHK News Web:都内の公園 緊急事態宣言後 人出増加の所も ビッグデータ分析

2020年4月16日 World Urban Parks ジャパン:COVID-19を拡げない公園の使い方

2020年3月25日 ソトノバ:【速報翻訳】PPSが推奨するパブリックスペースのための7つのCOVID-19対策(再掲)


<各種SNS、noteなど>

2020年5月3日   泉山塁威:コロナショックで失った都市のプレイス!これからのぼくらの居場所

2020年4月30日 饗庭伸:余剰と公共空間の再配分-COVID-19と都市計画 その3

2020年4月29日 村山顕人:都市計画研究ノート No.2

2020年4月26日 村山顕人:都市計画研究ノート No.1


2020年4月26日 饗庭伸:コンパクトシティはどうなるんだろう-COVID-19と都市計画 その2

2020年4月24日 饗庭伸:都市のコードを書き換える-COVID-19と都市計画 その1


2020年4月23日 泉山塁威:アフターコロナで都心と地方の変わる/変わらないこと

2020年4月23日 松田ひろみ:休校キッズの毎日の過ごし方 遊び・お出かけ編

2020年4月4日   泉山塁威:COVID-19対応でのパブリックスペースInstagramアカウントからのメッセージ

2020年3月24日 セントラルパーク(@centralparknyc):OVID-19に対するメッセージ動画


<動画>

「「ウィズコロナ,アフターコロナのパブリックスペースアクション」 ソトノバTABLE 33」(YouTube)

「妄想プレイスメイキング! ソトの場所をアップデート:ソトノバTABLE#32」(YouTube)

「オソトでどうなの?川ろうぜ!チャンネル 公共空間とアフターコロナを考える」泉山塁威(ソトノバ)×山名清隆(SCOP)×岩本唯史(水辺総研)(YouTube)
Photo by Utsman Media on Unsplash
第十九候「蛙始鳴 (かわずはじめてなく)」

七十二候が立夏の初候に変わり、野原や田んぼで蛙が鳴き始める頃となりました。
蛙の声が響くようになると、野山の若葉もみずみずしく輝いて、まもなく本格的な夏が訪れます。

蛙は生まれてから別の場所へ移動しても、その後必ずもとの生まれた池に戻ってくることから「帰る=蛙 (かえる)」と呼ばれるようになったといいます。
「無事帰る」「お金が帰る」などにつながることから、古くから縁起が良いとされてきました。


人々が外出を控えているなか、季節は着実に春から夏へと移り変わっていますね。
”Stay Home"しながらも、窓から見える樹木の緑色が濃くなってきていたり、ベランダに出たときの空気が室内よりもふわっと暖かい日があったりと、初夏の訪れを感じます。

今月も最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました。

次号は6月5日に配信予定です。
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