第三一候「温風至 (あつかぜいたる)」
夏至が過ぎ、七十二候は明日から小暑の初候に変わります。
この時期は気温があがるとともに温かな風が吹いてくる頃。
温風とは南風のことをあらわしており、この頃に吹く風を「白南風 しろはえ」と呼びます。雲間から差し込む日差しも強くなっていきます。
そして明日7月7日は五節句のひとつ「七夕の節句」ですね。
中国の風習では、はた織りや手芸、書道などの上達を願い、7月7日の夜にお供え物をして織女星を祀ります。
「七夕はなぜ願いごとをするのだろう?」と思っている方も多いかと思いますが、この風習が日本にはいり、現在の短冊に願い事を書く風習に変わっていったようです。
今月も最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました。
次号は8月5日に配信予定です。