第四三候「草露白 (くさのつゆしろし)」
七十二候が白露の初候に変わり、野の草に降りた朝露が白く光って見える頃となりました。
露は夏から秋への季節の変わり目など、朝晩の気温が下がる日によく見られ、秋の季語にもなっています。
また、9月9日は五節句のひとつ「重陽の節句」です。旧暦では菊が咲くころなので、「菊の節句」とも呼ばれます。
菊を飾り、不老長寿を祈る日として親しまれてきました。
まだまだ残暑は厳しい日が続いていますが、秋の気配を生活に取り入れるだけで少し涼しさを感じることができそうですね。
今月も最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました。
次号は10月5日に配信予定です。