第21号【2021年4月5日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、こんにちは。
日頃から本研究会の活動にご参加・ご支援くださり、誠にありがとうございます。
 
新年度がスタートし、春本番の陽気が続いています。
なかなか遠出は叶わない状況ではありますが、自宅や職場付近の公園や街路樹が美しい季節です。春の風を感じながら、少しの散歩でも気分転換ができますね。
 
それでは、今月は以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第21号】の内容 ―
・LBA関連情報1
 ~令和3年度定時総会開催のお知らせ~
 
・LBA関連情報2
 ~第4回LBAフォーラムが開催されました~

・ランドスケープ関連業界の最新動向
 ~各種イベント情報・公募情報~
 
・ランドスケープ関連情報
 ~COVID-19 × ランドスケープ特集~

それでは、どうぞご覧ください!
Photo by Shunya Koide on Unsplash

LBA関連情報1
~令和3年度定時総会開催のお知らせ

新年度がスタートしました。会員のみなさまには日頃から当研究会に対し、多大な御協力を賜り御礼申し上げます。
 
さて、令和3年度定時総会は、新型コロナウイルスの状況を考慮し、WEBを主体とした「ハイブリット出席型バーチャル総会」※の開催とさせていただくことといたします。
何卒ご理解願います。
 
なお、昨年度は書面表決により総会のみを行いましたが、今回はWEBを活用することもあり、総会後に講演会を企画しております。
みなさま、ぜひご参加ください。
 
<開催概要>
◆定時総会
日時:令和3年4月28日(火) 15:00 ~16:00
WEB会場:一般社団法人ランドスケープコンサルタンツ協会会議室
 
◆講演会(総会後)16:10~17:30
1.「ポストコロナ社会におけるランドスケープ経営について」
  ⇒表題フォーラムのシリーズ3回分の総まとめ
2.仮題「都市公園リノベーションとPark-PFIの現状」:国交省公園緑地景観課               
 
講演会は無料、非会員の方々にもご参加頂けます。
 
詳細については、後日改めてご案内いたします。
             
※「ハイブリット出席型バーチャル総会」とは?
リアルな総会の開催に加え、総会の会場に在所しない会員が、インターネット等の
手段を用いて、法律上の「出席」をすることができる総会をいう。
 

LBA関連情報2
~第4回LBAフォーラムが開催されました

去る3月31日、第4回LBAフォーラムが開催されました。当日は年度末のお忙しい時期にも関わらず207名の方々にご参加頂き、今回も大盛況となりました。

はじめに、LBA代表幹事の萩野一彦氏から前回フォーラムの振り返りと今回の趣旨説明がありました。

フォーラム「ポストコロナ社会におけるランドスケープ経営を考える」のシリーズ第1弾ではLBAからの仮説の提示などから、withコロナ~ポストコロナ社会でのオープンスペースのあり方について議論が行われたこと、続く第2弾では公園以外の空間、パブリックスペースの使い方が、まちや社会を変えていくことを確認。
そして今回のシリーズ第3弾では、観光とランドスケープ経営と題して、ポストコロナの観光のあり方とそれに必要なオープンスペースの機能や空間のあり方を考えていきたい、ということが共有されました。

この内容を踏まえ、まずは(株)JTB総合研究所 主席研究員の中根 裕氏「ポストコロナ社会に向けた観光のあり方」と題した講演をいただきました。 
 
コロナ禍のこの1年で、マーケットの消費側の動向として、観光や旅行に対しての意識の変化についてアンケートやデータによって説明されました。自然・環境・アウトドアの価値・魅力を改めて見直すことは、安全・安心の対策という視点からコロナをきっかけとした価値として考えるべきであるという問題提起がなされました。

続いて、(株)日本ホテルアプレイザル 代表取締役 北村剛史氏により「 withコロナによって変化した観光行動ニーズ」に関する講演。
 
コロナ感染下における宿泊業の実態と取り組みについて、アンケートやデータ分析から紹介して頂きました。コロナ禍の後、コロナ以前に戻るのではなく、新たなマーケットになること、そしてその変化としては感染対策とくに換気の重要性が宿泊施設の選択に大きな要素となること、更に、景観も付加価値を高めるということをご説明頂きました。

そして、(株)サンガーデン 取締役 土谷美紀氏、高野ランドスケープ(株)代表取締役村田周一氏による「まちづくりと観光の取組み紹介(恵庭花の拠点)」についてのご紹介。
 
北海道は庭、花を楽しむ文化があり、ガーデンアイランドとしての取組から始まり、様々な活動が展開し、花のまちづくりが各地で行われており、その一つとして恵庭の花の拠点があるということを説明頂きました。
これを受けて、恵庭の花とまちづくりについて、それが生まれた背景から、現在に至る30年の歩みについて、市民活動から市の総合計画に取り上げるまでの苦労や取り組みついて具体的に紹介。とくに地元の生活や文化が結果として観光に結びつくという観光とランドスケープのあり方の事例となるということを挙げて頂きました。
 
その後のパネルディスカッションでは、「美しい町で暮らす、そこで観光に取り組むということは素晴らしいと思うが、非常に多くの観光客が来てオーバーツーリズムになったときはどうするのか?」、「総合計画に入ったことで花のまちとしての将来を考えるきっかけになったとおっしゃっていましたが、将来は恵庭をどのようなまちにしたいとお考えでしょうか。」等の質問が挙がり、活発な意見交換が行われました。

ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

Photo by Chris Montgomery on Unsplash
<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 
 
 
 
 

ランドスケープ関連情報
~COVID-19 × ランドスケープ特集

全世界での新型コロナウイルスの感染拡大から早くも1年以上が経過、昨年4月7日は日本では初めての緊急事態宣言が出された日でした。
このメルマガでも昨年春にコロナ関連の記事の特集をしましたが、いま改めて「COVID-19 × ランドスケープ」をテーマに昨年度後半~現在までの情報を一覧でお届け致します。
<世界の動き>
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<国内の動き>
 
 
 
 
 
 
 
<調査レポート・論説他>
 
 
Photo by Gauravdeep Singh Bansal on Unsplash
第十四候「鴻雁北 (こうがんかえる)」

 

間もなく七十二候が清明の次候に変わり、冬鳥の雁が北へ帰って行く頃となりました。
ツバメの渡来とは入れ替わりに、冬を日本で過ごした雁が北のシベリアへと帰っていきます。

 

春の季語に「鳥曇(とりぐもり)」という言葉がありますが、これは雁や鴨(かも)など、春に日本を去っていく鳥たちが北へ向かうころの曇り空のことをいいます。

また、羽ばたく羽の音が風の音に聞こえるため、そのころに吹く風を「鳥風(とりかぜ)」というそうです。
どちらも海を渡ろうとする鳥たちの力強い姿が思い浮かぶ、風情のある言葉ですね。


今月も最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました。

次号は5月6日に配信予定です。
バックナンバー
これまで配信されたメールマガジンのバックナンバーはこちら からご覧いただけます。
お問合せ
ご感想やご意見、各種お問合せなどは、 info@lba-j.org までメールをお送りください。
配信停止
メルマガの配信停止のご要望は、info@lba-j.org までメールをお送りください。
「LBAメールマガジン」はランドスケープ経営研究会が運営しています。
無断転載はご遠慮ください。

ランドスケープ経営研究会
Landscape and Business Development Association, Japan

〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-3-7 近江会館8階
tel:03-3662-8270 fax:03-3662-8268 e-mail:info@lba-j.org
© 2019 ランドスケープ経営研究会


東京都中央区東日本橋3-3-7 近江会館8階 中央区 東京都 Japan


配信停止