所在地:東京都世田谷区上用賀二丁目1番1号
元々、1940年東京オリンピックに向けて日本の馬術選手を育成する目的で開設されたものです。同大会は日中戦争の影響で中止となりましたが、第二次世界大戦後の1964年東京オリンピックでは馬場馬術競技の会場となりました。
現在は、日本中央競馬会 (JRA) が運営する馬事普及の拠点となっています。
武蔵野の森公園:自転車競技(ロード)
所在地:東京都府中市朝日町三丁目、東京都調布市西町、三鷹市大沢五・六丁目
東京都三鷹市、府中市と調布市にまたがる都立公園です。元々は、1941年に東京調布飛行場として開設されました。
その後、陸軍や米軍の管理を経て1974年に全面返還され、調布基地跡地利用計画としてできた公園です。
所在地:東京都江東区有明一丁目7番
選手村やIBC/MPC(東京ビッグサイト)からも近いウォーターフロントエリアの有明北地区に計画されています。
大会終了後には解体が計画されており、仮説の競技場となっています。
所在地:東京都港区台場一丁目4番地
旧防波堤と台場公園に囲まれている入り江を利用した海浜公園で、潮風公園、台場公園と隣接しています。
かつては貯木場でしたが、1960年代から公園としての整備が開始され1996年に今の形でリニューアルオープンしました。
所在地:東京都品川区東八潮1番地
1974年に開設された公園で、お台場海浜公園と東八潮緑道公園を結ぶ場所に位置します。
海側は全て舗装された遊歩道になっており、観光を楽しむ人の他に、普段から日光浴、ジョギング、サイクリング、釣りをする人が多いようです。
大会用に仮設の競技場が整備されています。
所在地:東京都江東区夢の島二丁目1番4号
1978年に開園した都立公園です。1957年から1967年までごみの最終処分場であった東京港埋立地夢の島を整備して作られました。
当初は上野動物園でのコアラ飼育のため、ユーカリを生産する必要があったことからユーカリ畑がありましたが、現在はその役目を終えているようです。園内にはその名残で日本最大のユーカリ林が見られます。
海の森公園:馬術・カヌー(スプリント)・ボート
所在地:東京都江東区海の森三丁目
1973年から1987年にかけて埋め立てられた1,230万トンのごみと建設発生土の上に立地し、東京都区部で最も広い公園となります。
2007年から本格的に植樹を開始が開始され、30年をかけて完成させる予定になっています。中央防波堤内側埋立地と同外側埋立地の間の水路を利用して海の森水上競技場の建設が行われ、2019年5月までに施設が完成しました。
資源循環型の森作りを目標とするため、公園で使用されている堆肥は都内で剪定した枝葉をリサイクルして作っているようです。
いかがでしたでしょうか?
コロナ禍に入り、「レガシー」という言葉もあまり聞かれなくなったような気がしますが、そもそも公園にはそれぞれ固有のレガシーとも言えるようなバックグラウンドがあることに改めて気づかされます。
ランドスケープの分野が得意とする、長期的な視点でとらえていきたいテーマですね。
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