第30号【2022年1月13日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
 
鏡開きも過ぎ、既に慌ただしく通常モードに入ったという方が多いかもしれません。
今年最初のメルマガは、ちょうど30号となりました。
これからもみなさまの目に、心にとまるような記事をお届けしていきたいと思います。
 
それでは、今月のメルマガは以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第30号】の内容 ―
・LBA関連情報1
 ~金清会長年頭ご挨拶~
 
・LBA関連情報2
 ~各部会長ご挨拶~
 
・LBA関連情報3
 ~第2回 LBAサロン「アドベンチャーを通じたコミュニケーションの場」のご報告~

・ランドスケープ関連業界の最新動向
 ~各種イベント情報・公募情報~
 
それでは、どうぞご覧ください!
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LBA関連情報1

~金清会長より年頭ご挨拶~

明けましておめでとうございます。

なかなか収まらないコロナ禍の影響の中、集まって活動することや対面での直接コミュニケーションをとることはできておりません。
しかしながら、WEBを活用した会議やセミナーにも慣れて、遠隔地の方や多種多様方々との意見交換をしやすくなってきてもおり、新しい交流の形への取組がはじまっています。

また、コロナ禍において「みどりの価値」は再認識され、活用の幅も広がっています。
みどりという環境基盤をベースに、社会基盤+経済活動を含めた総合的な展開に向け、幅広く異業種間交流などの輪を広げたいと思います。

より豊かな暮らしを実現できるよう、みどりの価値の活用を一緒に提案・実行して参りましょう。

会長 金清典広

LBA関連情報2

~各部会長よりご挨拶~

<第一部会(Park-PFI企画活用部会)>

新年あけましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍の影響を受け、本来の活動ができずに残念な一年でありましたが、本年はその反省の元、リモートによる活動も検討してゆきたいと思います。
一方、第一部会の活動から始まった「さいたまプロジェクト」の活動は年末にマチミチコンペへの参加し、着実に充実した内容に進化してまいりました。
今後、部会全体の活動内容をどのようにして充実したものにするか、皆様と一緒に考えてゆきたいと思いますので、本年もよろしくお願いいたします。

第一部会 部会長 二宮晴夫
 
 
<第二部会(パークファンド部会)>

新年明けましておめでとうございます。
昨年もコロナ禍の中でありましたが、定期的に部会活動を続けてくることが出来ました。
11月には、部会活動報告会にてその活動報告をさせて頂きましたが、昨年度より進めてきた「あたらしい生活の様式とみどりの処方」と言うパンフレットが完成しました。
このパンフレットは、コロナ禍を受けた屋外空間としての公園や緑地の役割を再認識し、新しい生活様式に対応したまちづくりにどう繋げていくかと言った行政に向けた提案を盛り込んだものとなっています。
年度末へ向けての多忙な時期となりますが、このパンフレットの活用と今年度のテーマの一つであったクラウドファンディングの実践に向けての検討を引き続きメンバーの皆さんと共に取り組んで行きます。
今年も宜しくお願い致します。
 
第二部会 部会長 鈴木綾
 
 
<第三部会(都市農地及び私的領域のオープンスペース活用部会)>

恭賀新年
今年は、生産緑地の「2022年問題」の年です。
従前に危惧されていた生産緑地解除による開発用地の供給増加で不動産市場に大きな影響を与えるとの見方は、かなり限定的に済みそうです。
首都圏1都3県では2022年に優遇措置の期限が切れる生産緑地面積の8割近くの所有者が延長を申請しているとの新聞報道もあり、国が進めた「生産緑地での行為制限の緩和」や「特定生産緑地指定の創設」等の対策が功を奏したと言えるでしょう。
同時に、基礎自治体や生産緑地所有者が都市における農地を再評価した節目のスタートを切ったと捉えることができます。
今後は、借り手の付きにくい農地の対応や農と暮らしを組合せた都市空間づくりの実現が重要となってきます。会員共々部会活動を通じて、この実現に寄与できれば幸いです。
本年もよろしくお願いいたします。

第三部会 部会長 落合直文
 
 
<第四部会(コミュニティ部会)>
 
新年あけましておめでとうございます。
第4部会では、今年も「コミュニティ」をテーマにLBAとしての可能性を追求していきたいと思います。
第4部会のことを改めて説明させていただくと、部会が目指すことは、公園の指定管理者などが主催者となって企画実施するイベントとは異なり、主体形成された個人と個人が出会い相互に連携しながら、共有の「場」を暮らしの一部として使いこなす日常を生み出すことです。
そうした暮らしを生み出す上で重要となるのが、自律的な「コミュニティ」の存在であると捉えています。
そうした観点から捉えると、ランドスケープの仕事は、「コミュニティ」が機能するフィールドを整えることです。そして、ランドスケープに関わるクリエイターは、自身の「コミュニティ」についてのリテラシーを高めることが求められます。
LBAの存在は、それぞれの会員が所属している組織の枠を超えて多彩なクリエイターが出会うことのできる「コミュニティ」だという側面があります。そうした「コミュニティ」としての個々の能力の出会いは、組織を超えたクリエイティビティを発揮する可能性を広げるはずです。
第4部会では、今年もそうしたLBAの可能性を追求していきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
第四部会 部会長 甲斐徹郎

LBA関連情報3
~第2回 LBAサロン「アドベンチャーを通じたコミュニケーションの場」のご報告

LBAでは会員相互の情報交換・交流の場としてサロンを開設しています。
サロンは会員間の気軽な情報交換、交流の場として、会員が業務や活動の事例紹介や可能な範囲でのノウハウの開示などの話題を提供いただき、それをもとに気楽に話し合える場となるものです。

好評を頂いた第1回につづき、去る12月13日に第2回LBAサロンを開催いたしました。
今回は対面・オンライン併用での開催となり、会場で3名、オンラインで17名、計20名のみなさまにご参加頂きました!
株式会社プロジェクトアドベンチャージャパン ホームページより
<開催概要>
日時:令和3年12月13日(月) 17:00~18:30
会場:CLA会議室(オンライン併用)
主催:ランドスケープ経営研究会(LBA)
話題提供者:小澤 新也 様(株式会社プロジェクトアドベンチャージャパン)
 
最初にプロジェクトアドベンチャージャパンについての紹介がありました。
会社はアメリカのNPOからライセンス契約をして誕生したもので、「器の大きな人間社会の実現」をミッションに掲げていらっしゃいます。
Bring The Adventure Home! のビジョンをもって、アドベンチャー教育の普及、アドベンチャー施設の施工、アドベンチャー施設の運営を行っているとのこと。

「プロジェクトアドベンチャー」とはアドベンチャーを通じてその体験の振り返りから内発的学び・気づきを促す学びのシステムで、学ぶ(アドベンチャー体験を基にした体験学習プログラム普及)、創る(アドベンチャー施設施工のトータルプロデュース)、遊ぶ(PANZAの運営)に取り組んでいるそうです。
 
また、この日サロンのメインとなったのは「ジップライン」の計画です。
ジップライン(ZIP-LINE)とは、架け渡されたワイヤーロープを滑車(プーリー)にて滑り降りる遊びのこと。
ジップラインの導入に向けた条件(高低差、地形、風)、運営トレーニングの詳細、アフターケア(定期検査など)、器具、ブレーキシステム、ワイヤーロープなど細かい技術的なことなどを解説頂きました。
 
その後、質疑応答と意見交換が行われました。
参加者のみなさまからは都内の都市公園におけるP-PFIとしての導入可能性や、リース会社などとの連携の様子、施設の運営体制などについての質問があり、具体的な取組みについて更に解説を頂きました。
 
今回は国内ではまだ馴染の薄いアドベンチャー施設について、魅力をたっぷり語って頂く機会となりました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!

ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<Park-PFIレポートを随時受付け中!>
LBAメルマガでは会員の皆様から、Park-PFIなどにまつわる公園訪問レポートを募集しています!
 
コロナが落ち着いてきて、話題の公園に行ってみました!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
 
皆さまからのレポートをメルマガ上でシェアすることで、各地のPark-PFIの事例を旅するとともに、コロナ禍の公園の様子について取りまとめ、意見交換などにつなげていければと思っております。
お寄せ頂くレポートは、もちろん最新事例でなくても構いません。
皆さまがお仕事や普段の生活の中で訪れたことのあるPark-PFI事例を、ぜひお送りください!
 
<レポート募集 概要>
(上記のフォームから送信できない場合は、下記要領で作成し、メールでお送り頂いても構いません。email: info@lba-j.org )
 
記載頂きたい事項
・ご所属、氏名
・ご所属および氏名のメルマガへの掲載可否(掲載不可の場合はペンネームを記入してください)
・本文の書式は自由です(100~400文字程度を目安としてください)
・事例の様子がわかる写真を2枚程度添付してください
 
<テーマ例>
・最新のPark-PFI事例に行ってきました!
・以前話題になっていたPark-PFI事例の今…!
・まさにPark-PFIの取り組み進行中の公園の「Before」の姿
 
などなど…
 
お気軽に投稿ください。皆さまからのレポートをお待ちしています!
Photo by Michael Hoyt on Unsplash
第六十九候「雉始雊 (きじはじめてなく)」
 

まもなく七十二候が小寒の末候に変わり、雉のオスがメスを求めて鳴き始める頃となりました。
 
雉のメスは全体的に茶褐色をしていますが、オスは目の周りに赤い肉腫があり、深緑色を主色とした長く複雑美麗な羽をもっています。

 

雉は日本の国鳥で、古名をキギスまたはキギシといい、それが転じて「キジ」になったそうです。
宮廷や貴族の間では美味なるものとして好まれ、雉子の切身を焼いて熱燗の清酒をかけた「御雉子 (おきじ)=雉子酒」は、天皇が正月の祝いに用いたとされています。

 

この小寒が過ぎると、いよいよ大寒を迎えます。

寒さはこれからが本番ですが、雉その一声にそっと耳を澄ましてきた言葉に、春を待つ心を感じますね。

 

今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

次号は2月7日に配信予定です。
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