第34号【2022年5月9日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、おはようございます。
日頃から本研究会の活動にご参加・ご支援くださり、誠にありがとうございます。
 
連休も終わり、今日から平常モードで一週間が長く感じる…という方も多いのではないでしょうか。
この時期によく聞く「五月病」という言葉。
予防には、ストレスをためないことがいちばんだそうです。
好きなことをしたり、好きなものを食べたり、そして同じ境遇の仲間同士で悩みを共有することも、効果的とのこと。
今週は初夏の陽気を感じながらできるだけゆったり過ごして、心身のストレスを少なくしたいですね。
 
それでは、今月は以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第34号】の内容 ―
・LBA関連情報1
 ~2022年度LBA総会開催のご報告~
 
・LBA関連情報2
 ~2022年度LBA講演会『マチミチコンペin大宮ウォーカブルシティ報告』~
 
・ランドスケープ関連業界の最新動向
 ~各種イベント情報・公募情報~
 
・Park-PFI関連情報
 ~静岡市城北公園Park-PFI事業関連記事のまとめ~
 
それでは、どうぞご覧ください!
Photo by Aki Nakazawa on Unsplash

LBA関連情報1

~2022年度LBA総会開催のご報告~

2022年度総会については、426日(火)に「ハイブリット出席型バーチャル総会」として開催されました。

 

<開催概要>

1.開催日時:2022年4月26日(火)午後3時から午後3時40分
2.開催場所:大正記念館(清澄庭園)及びWEB 
3.出席会員数と総会の成立  
会員総数85個のうち出席62個(会場&WEB30、書面表決26、委任状6)で、総会は成立
 
4.議事の結果
第1号議案 2021年度事業報告及び収支決算承認の件:全員一致で承認可決
第2号議案 2022年度事業計画及び収支予算承認の件:全員一致で承認可決
第3号議案 役員選任の件:全員一致で承認可決
総会後、新たに選任された幹事会で、互選により代表幹事に萩野一彦氏が選出されました。
また、金清会長に諸事情がある場合には萩野代表幹事が代行することとなりました。
新役員は以下の通りです。
info@lba-j.org

LBA関連情報2

~2022年度LBA講演会『マチミチコンペin大宮ウォーカブルシティ報告』~

2022年度総会に引き続き、LBA講演会が下記の通り開催されました。
今年は、LBAの作品が優秀賞を受賞した「マチミチコンペin大宮ウォーカブルシティ」に関する講演及び報告が行われました。
2022年2月に行われた「マチミチコンペin大宮ウォーカブルシティ」モデルプロジェクト部門 受賞式の様子
<開催概要>
日時:2022年4月26日(火) 16:30~18:15
場所:大正記念館&WEB
主催:ランドスケープ経営研究会
参加者:48名
 
<プログラムと概要 > 
 
1.コンペの概要と今後の事業展開
まずは、さいたま市大宮駅東口まちづくり事務所の大沼 朋哉氏によるご講演。
大宮のウォ―カブルなまちづくりの推進に向けては「地域と協働のまちづくり」「今後の公共空間」「行政主導に因らないまちづくり」が求められていることが、「マチミチコンペin大宮ウォーカブルシティ」につながっているということをご紹介頂きました。
そのような背景から、今回のコンペでは大宮駅周辺ウォーカブル推進戦略の策定に向けて中長期的視点での「モデルプロジェクト部門」と、自分がプレイヤーになる「プレイヤー部門」の2つを同時に行うコンペとなったようです。

コンペの結果を受け、「プレイヤー部門」では全受賞者に呼びかけ実践プロジェクト会議を開催し、意見交換の場を持ちという新たな試みも行っているとのこと。
今後の展開として推進戦略策定後におけるクリエイティブな推進体制を構築し、「ミチが変わればマチが変わる」にもとづいて、大宮は新しいウォ―カブルなかたちをつくっていく、そしてチャレンジできるまち、チャレンジする人を応援するまち目指しているということをお話頂きました。
 
2.LBA応募作品紹介
 
続いて、コンペのモデルプロジェクト部門で優秀賞を受賞した作品「ニワノナカニアルマチ」についての紹介として、LBAから萩野一彦氏、甲斐徹郎氏が登壇しました。
いたるところに何かの行為を行う場所のある大きなニワのあるマチを目指し、ウォ―カブルのエリアを氷川参道の東の見沼まで広げ、そこで「3つの空間的プロジェクト」と「自律的まちづくりの組織化」の提案を行ったそうです。
「3つの空間」は氷川参道、山丸公園、セントラルパーク(構想)で、そこの立地特性を生かした社会実験についての提案。
そして「組織化の提案」は、面的に、時間軸を入れて動的にまち全体が変容していく仕掛けをどうやってつくるかというもの。
当日は、ウォ―カブルなまちを自己組織化させるステップについても具体的に紹介され、自律的に「ウォーカブルなまち」が育ち続けることになっていく過程について共有されました。
モデルプロジェクト部門の作品の詳細はこちらからご覧ください!
 
更に、樋口採土氏によりプレイヤー部門に応募し最終審査に残った受賞作品「『ミズミチ』ヨリドコロ・イドコロ・ヨイトコロ」の紹介が行われました。
氷川参道が大宮のまちの形成における軸となること、古く歴史を遡ると水がその形成に大きく関わっていることがわかり、”水“をテーマとしたイベントを考えたそうです。    また、氷川参道を維持するシステムが必要で、ミズ・ミチの小さなイベントから「豊かさ」がまちへ広がり、人が集まり、智恵とお金がうまれ、自律化されていくということも提案していることが共有されました。
プレイヤー部門の作品の詳細はこちらからご覧ください!
 
3.意見交換                   
最後に、参加者を交えた意見交換が行われました。
コンペが行われた2つの部門それぞれの今後の展開や、大宮のまちづくりに関するLBAの今後の関わり方等について議論が行われました。
LBAは今回組織の枠を超えた個人の集まりでコンペに応募しましたが、今後はLBAはプレイヤー(民間事業者)を束ねる地域プロデュース支援組織となることの可能性や、コンサルよりではなく民間事業者も取り込んだ全方位的な取組みを行うことの検討についても話題に上り、今後の展開への期待が高まりました。
 
今後もまたこのメルマガなどで会員のみなさまに情報を共有してまいります!

ランドスケープ関連業界の最新動向

~各種イベント情報・公募情報

Photo by  Unsplash
<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 
 
 
 
 
Park-PFI関連情報
 ~静岡市城北公園Park-PFI事業関連記事のまとめ~
Park-PFI制度を活用し再整備の計画が進められていた静岡市の城北公園。
先日、スターバックスの出店辞退が報道され、その経緯や公園を取り巻く状況に注目が高まっています。
全国で着実にPark-PFIの事例が増えていますが、色々な示唆を与えてくれる事案です。
様々な視点からの記事をまとめました。
 
(日付はリンク先記事の公開日)
【静岡市公式HP】
 
【地元メディア、関連事業者等】
 
 
 
<Park-PFIレポートを随時受付け中!>
LBAメルマガでは会員の皆様から、Park-PFIなどにまつわる公園訪問レポートを募集しています!
 
皆さまからのレポートをメルマガ上でシェアすることで、各地のPark-PFIの事例を旅するとともに、コロナ禍の公園の様子について取りまとめ、意見交換などにつなげていければと思っております。
お寄せ頂くレポートは、もちろん最新事例でなくても構いません。
皆さまがお仕事や普段の生活の中で訪れたことのあるPark-PFI事例を、ぜひお送りください!
 
<レポート募集 概要>
(上記のフォームから送信できない場合は、下記要領で作成し、メールでお送り頂いても構いません。email: info@lba-j.org )
 
記載頂きたい事項
・ご所属、氏名
・ご所属および氏名のメルマガへの掲載可否(掲載不可の場合はペンネームを記入してください)
・本文の書式は自由です(100~400文字程度を目安としてください)
・事例の様子がわかる写真を2枚程度添付してください
 
<テーマ例>
・最新のPark-PFI事例に行ってきました!
・以前話題になっていたPark-PFI事例の今…!
・まさにPark-PFIの取り組み進行中の公園の「Before」の姿
 
などなど…
 
お気軽に投稿ください。皆さまからのレポートをお待ちしています!
Photo by Vicky T on Unsplash
第二十一候「竹笋生 (たけのこしょうず)」
 

間もなく七十二候は立夏の末候、タケノコがひょっこりと顔を出す頃となりました。
やや遅く感じられるかもしれませんが、実はタケノコにも種類があり、収穫期も少しずつずれてきます。
 
最も多く出回っている中国原産の孟宗竹は春先の3月中旬から、日本原産の真竹は5~6月に旬を迎えます。
 ですので「竹笋生」の竹笋とは、真竹だと考えられています。

 

竹冠に旬と書く筍は、まさに旬を感じる野菜の代表。
その旬は非常に短く、食べごろは土から顔を出してからわずか10日程と言われ、上旬・中旬・下旬と月を10日間に分けるのも、筍の旬からきているそうです。
 
タケノコの成長スピードは、2~3ヶ月で20メートルもの高さになり、ピーク時には1日に80~100センチも伸びるといわれています。
竹には60個ほどの節がありますが、この節の数は、タケノコの時から変わらず同じ。
それぞれの節に成長点があり、それらが同時に成長するため、竹は驚異的な速さで伸びていくそうです。

 

今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

次号は6月6日に配信予定です。
お問合せ
ご感想やご意見、各種お問合せなどは、 info@lba-j.org までメールをお送りください。
配信停止
メルマガの配信停止のご要望は、info@lba-j.org までメールをお送りください。
「LBAメールマガジン」はランドスケープ経営研究会が運営しています。
無断転載はご遠慮ください。

ランドスケープ経営研究会
Landscape and Business Development Association, Japan

〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-3-7 近江会館8階
tel:03-3662-8270 fax:03-3662-8268 e-mail:info@lba-j.org
© 2019 ランドスケープ経営研究会


東京都中央区東日本橋3-3-7 近江会館8階 中央区 東京都 Japan


配信停止