第35号【2022年6月6日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、おはようございます。
日頃から本研究会の活動にご参加・ご支援くださり、誠にありがとうございます。
 
6月に入り、そろそろ梅雨入りの気配ですね。
夏へ向けて様々な場面で「3年振りの〇〇」という言葉が多く聞かれるようになってきました。
少しずつですが生活も人々の気持ちも、元に戻ってきているように感じます。
 
それでは、今月は以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第35号】の内容 ―
・LBA関連情報1
 ~6月19日の日本造園学会全国大会ミニフォーラムにLBAが協力~
 
・LBA関連情報2
 ~第2部会のパンフレットが造園学会誌で紹介されました~
 
・ランドスケープ関連情報
 ~2022年度各学会の大会開催スケジュールまとめ~
 
・ランドスケープ関連業界の最新動向
 ~各種イベント情報・公募情報~
 
それでは、どうぞご覧ください!
Photo by David Todd McCarty on Unsplash

LBA関連情報1

~6月19日の日本造園学会全国大会ミニフォーラムにLBAが協力~

今月開催される日本造園学会全国大会(@北海道)でのミニフォーラムに、LBAが協力しています!
大会に参加される皆さんは、ぜひお運びください。
 
大会参加申し込みはこちらから。6月12日まで申し込み可能です。
 
<開催概要>
2022年度日本造園学会全国大会ミニフォーラム(研究推進委員会フォーラム5)
「都市公園リノベーションの計画技法の体系はいかにあるべきか」
 
日時:6月19日(日)16:45-18:15
場所:北海道大学
 
<目的>
今後、我が国の都市公園事業は「新設」が減少し、「リノベーション」に置き換わっていくものと考えられる。ランドスケープ界においては、その事業量を確保していくためにこの「リノベーション事業」を計画的に事業化し、着実に実施していく体制整備が必要となっている。
このようななか、近年各地でリノベーション事業が進められるようになってきたが、その事業経緯を見ると新設公園のようにマスタープランから始まる計画的な整備というよりも、その現場ごとに生じた事情などをきっかけに事業化されたものが多く、どのような計画手法でリノベ事業化の対象地を選定し、どのように計画内容を検討し、どのように実現していくのか、体系的に確立したものがない。
さらに、リノベーション事業は、更地に計画し、建設していく新設事業とは異なり、既存の公園施設を作り替え、さらに多様な主体を巻き込み新たな機能を発揮させていくものであり、事業・計画手法の内容が多様化、高度化して各自治体の現場では手探りで事業が進められている。
そこで、本研究推進委員会ではリノベーションの計画技法を体系的に明らかにしていくことに取り組んできたが、これまでの検討内容を会員と共有し意見交換を通じてさらにその内容を深めるべくこのフォーラムを企画する。
 
<主な参加者と役割>
・事例の整理から見た現行のリノベーション事業の業務内容とそこでの課題
 平田富士男氏(兵庫県立大学)

・リノベーション事業を計画的に事業化させるためのマスタープラン策定と推進のあり方
 今西良共氏(岐阜県立国際園芸アカデミー)

・多様な主体を巻き込み、できる限り多くの公園の価値向上を図る制度運用のあり方
 町田誠氏((一財)公園財団)

・歴史を積み重ねた文化資産としての公園の現在価値を向上させる大プロジェクトの計画管理手法と民間事業連携のあり方
 米田剛行氏(東京都公園緑地部公園建設課)
 
以上の話題提供をもとに議論を進め、新設の計画技法との差異の明確化し、これからのリノベーションの時代において、ランドスケープ界が取り組むべき計画技法研究のテーマの抽出を行う
 
<連携する団体>
ランドスケープ経営研究会、日本造園学会都市公園リノベーション計画技法研究推進委員会

LBA関連情報2

~第2部会のパンフレットが造園学会誌で紹介されました~

info@lba-j.org
2022年4月に発行された日本造園学会による学会誌「ランドスケープ研究」Vol.86.01.p60「連載:社会連携の最前線から」にLBAの活動が掲載されました!
第2部会によるパンフレット「あたらしい生活の様式とみどりの処方」の編纂について2頁にわたり紹介されています。
 
このメルマガではパンフレットについて度々ご紹介してきましたが、LBA会員以外の方々にひろく届く記事になっております。
造園学会員の方々は、お手元の学会誌をぜひご覧ください!

ランドスケープ関連情報
~2022年度各学会の大会開催スケジュールまとめ

LBA関連情報で造園学会全国大会の内容をご紹介しましたが、各学会とも今年度はようやく対面開催が再開される様子です。
これまではオンラインで参加できる便利さはあったものの、やはり普段会えない人たちと対面で顔を合わせる良い機会になりそうです。
参加を予定されている会員の方々もいらっしゃるのではないでしょうか。

ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 
 
 
 
<Park-PFIレポートを随時受付け中!>
LBAメルマガでは会員の皆様から、Park-PFIなどにまつわる公園訪問レポートを募集しています!
 
皆さまからのレポートをメルマガ上でシェアすることで、各地のPark-PFIの事例を旅するとともに、コロナ禍の公園の様子について取りまとめ、意見交換などにつなげていければと思っております。
お寄せ頂くレポートは、もちろん最新事例でなくても構いません。
皆さまがお仕事や普段の生活の中で訪れたことのあるPark-PFI事例を、ぜひお送りください!
 
<レポート募集 概要>
(上記のフォームから送信できない場合は、下記要領で作成し、メールでお送り頂いても構いません。email: info@lba-j.org )
 
記載頂きたい事項
・ご所属、氏名
・ご所属および氏名のメルマガへの掲載可否(掲載不可の場合はペンネームを記入してください)
・本文の書式は自由です(100~400文字程度を目安としてください)
・事例の様子がわかる写真を2枚程度添付してください
 
<テーマ例>
・最新のPark-PFI事例に行ってきました!
・以前話題になっていたPark-PFI事例の今…!
・まさにPark-PFIの取り組み進行中の公園の「Before」の姿
 
などなど…
 
お気軽に投稿ください。皆さまからのレポートをお待ちしています!
info@lba-j.org
Photo by Alberto Ramos on Unsplash
第二十六候「腐草為蛍 (くされたるくさほたるとなる)」
 

まもなく七十二候が芒種の次候に変わり、草の中から蛍が舞い、明りを灯しながら飛び交う頃となりました。

古くは、暑さに蒸れて腐った草や竹の根が、蛍になると信じられていたそうです。

世界で2000種以上いるホタルの仲間は、実は陸生の方が圧倒的に多く、幼虫期を水中で過ごす水生のホタルは5種しか知られていません。
日本では46種のホタルが確認されており、水生のホタルはゲンジボタル、ヘイケボタル、クメジマボタルとイリオモテボタルの4種類です。
なんと希少な水生の5種のうち4種が日本で生息しているのですね。
 
水生ホタルの幼虫は成長すると水中から土手に這い上がり、土にもぐりこみ、数週間さなぎの期間を過ごします。
 
幼虫たちは、土がやわらかくなる雨の日に水から上がってくることが多いそうです。
そしてホタルが羽化するのは、ちょうど梅雨の始めごろ。
土が乾いて固くなっていると出てこれなくなってしまうこともあるとか。
 
梅雨の雨はホタルにとっても大事な条件だと思うと、これから来る雨の季節も違った心持ちで過ごせそうな気がします。

 

今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

次号は7月5日に配信予定です。
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