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第42号【2023年1月10日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
 
2023年は都市公園制度150周年、関東大震災から100年など、ランドスケープ関連でも大事な節目の年となりそうですね。
この1年がみなさまにとりまして素晴らしいものになりますよう、心よりお祈り申し上げます。
 
それでは、2023年最初のメルマガは以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第42号】の内容 ―
 
・LBA関連情報1
 ~金清会長年頭ご挨拶~
 
・LBA関連情報2
 ~各部会長ご挨拶~
 
・LBA関連情報3
 ~第3回大宮駅周辺ウォーカブル推進作戦会議のご案内~
 
・ランドスケープ関連業界の最新動向
 
それでは、どうぞご覧ください!
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LBA関連情報1
 ~金清会長年頭ご挨拶~
明けましておめでとうございます。
 
新型コロナの影響はだいぶ収まったもののまだまだWEBを活用した会議やセミナーが主体ですが、少しずつ対面での活動も行ってきました。
皆様には今年も引き続きLBA活動へのご理解とご支援をお願いいたします。

昨年はロシアのウクライナへの侵攻が長期化し、その影響は地球人口の増大とあいまってエネルギー問題、食糧問題が顕在し、また自然容量を超える生産活動の拡大は自然災害の多発を招いております。
これらのことは無限に成長していく社会から、有限を意識せざるを得ない社会への転換を余儀なくさせています。

有限の社会において持続可能で豊かな暮らしを実現すること、まさにSDGsの実践といってもよいかと思います。
それは量でなく、限られた中で質を高め、効率性を高めること、それが豊かさの持続につながります。
 
そのためには有限を「シェア」すること、可能な限り分かち合うこと、分担することが大切です。
それには多様な人々のつながり、互いの理解と連携が基盤となります。
私たちの取り組みはみどりを通じて地域社会の発展、人々の豊かな暮らしの実現にあります。
「シェア」をキーワードに皆で一緒にその達成に向け行動していきましょう。
 
会長 金清典広

LBA関連情報2
~各部会長ご挨拶

<第一部会:Park PFI企画活用部会>
新年あけましておめでとうございます。
昨年、個人的には、公園に関する仕事が増え、LBAで関わりましたPFIやPark-PFIの経験、知識が大いに役立った1年でした。
一方、第一部会ではメタバースという新しい技術を活動のテーマにすべく検討を始めました。
当初はシミュレーション技術の一つとして捉えていたレベルでしたが、技術的な面はもちろん、その目的も研究者によって異なるなど、そのテーマの難しさが素人では手を出しにくい領域だと思いました。
仮想空間に入り込むことの良し悪し、人間の体や脳に与える影響、などこれから、研究が進むでしょう。
リアルなランドスケープに関する研究や仕事にとっても、いずれは関わらざるを得ない技術であり、空間であると思いますが、部会でのテーマにするか、1月の第一部会の全体会議で、議論したいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
 
第一部会 部会長 二宮 晴夫
 
<第二部会:パークファンド部会>
新年明けましておめでとうございます。
昨年は長く続くコロナ禍、海外情勢の変化による影響を受けた一年でしたが、これまでと変わらずに部会活動を続けてくることが出来ました。
第二部会としては、一昨年末に発刊したパンフレット「あたらしい生活の様式とみどりの処方」を、自治体の公園関連部局はじめ、ランドスケープ関係者だけでなく建築や都市計画、まちづくりに関わっている方々等、広く知ってもらうため配布を進めてきました。
このパンフレットは、みどりが都市のウェルビーイングをどのように担うことができるのか、それを解くカギを示しています。これからの社会が目指す方向性とランドスケープによる処方をより具体的に示していますので、ご覧になって頂ければと思います。
年度末へ向けての多忙な時期となりますが、このパンフレットの更なる活用と興味を持って頂いた自治体等との連携の実現に向けての検討を引き続きメンバーの皆さんと共に取り組んで行きます。
今年も宜しくお願い致します。
 
 第二部会 部会長 鈴木 綾

<第三部会:都市農地及び私的領域のオープンスペース活用部会>
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルス感染の影響が少し収まってきたものの、部会活動は停滞したままで、都市農地の多面的な価値評価に着目し、「新しい生活様式」の受け皿となる都市農地のあり方の提案のとりまとめも中座したままとなっておりました。
今年度はそれをとりまとめなおし何らかの形で表していきたいと考えております。
今年もよろしくお願いします。
 
第三部会 部会長 落合 直文

<第四部会:コミュニティ部会>
新年あけましておめでとうございます。
第四部会では、今年も「コミュニティ」をテーマにLBAとしての可能性を追求していきたいと思います。
昨年LBAとして応募し優秀賞を獲得した、大宮(さいたま市)でのウォーカブルシティづくりを目指した「マチミチコンペ」ですが、今年はその実践に向けて第四部会として力を注いで参ります。
第四部会の目指すことは、主体形成された個人と個人が相互に連携し、共有の「場」としてのまちを暮らしの一部として使いこなす日常を生み出すことです。
そして、そうした暮らしを生み出す上で重要となるのが自律的な「コミュニティ」です。第四部会では、そうした「コミュニティ」の醸成を大宮で取り組み、その成果をLBAのメンバーの皆さんと共有して行きたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
第四部会 部会長 甲斐 徹郎

LBA関連情報3
~第3回大宮駅周辺ウォーカブル推進作戦会議のご案内

2022年12月3日に開催された「第2回大宮駅周辺ウォーカブル推進作戦会議」の様子
(出典:さいたま市HP https://www.city.saitama.jp/001/010/015/004/009/004/p094092.html)
さいたま市で推進されているウォーカブル政策では、大宮駅周辺が人中心で居心地が良く歩きたくなる「ウォーカブル」なまちとなることを目指しています。
人々が行き交い、様々な出会いと交流が生み出される場所となるような新しいアイデアを募集した「マチミチコンペin大宮ウォーカブルシティ」では、LBAの提案が2つ入賞しました。
 
今年度は、コンペで入賞した作品の提案者や専門家の方々と意見交換を行いながら、
「大宮駅周辺ウォーカブル推進戦略」の作成に取り組んでいくとのこと。
 
そこでこのたび、意見交換の場として「第3回大宮駅周辺ウォーカブル推進作戦会議」が開催されることとなりました。
当日は会場での一般参加も可能とのこと。
会場の参加者とともに議論が行われますので、ご興味のある方はぜひお越しください!
 
<開催概要>
第3回大宮駅周辺ウォーカブル推進作戦会議「わたしの時間がみちるまち、大宮」
 
・日時:2023年1月21日(土)15:00~17:30
・場所:大宮区役所2F 201会議室
・パネリスト:田中元子氏(株式会社グランドレベル)、藤村龍至(UDC大宮)、マチミチコンペ入賞者(モデルプロジェクト部門)
 
詳細はこちらのフライヤーをご覧ください。
 
参加をご希望の方はこちらの応募フォームに入力してください。

応募締め切り:2022年1月20日(金)17:00

ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 
 
<Park-PFIレポートを随時受付け中!>
LBAメルマガでは会員の皆様から、Park-PFIなどにまつわる公園訪問レポートを募集しています!
 
皆さまからのレポートをメルマガ上でシェアすることで、各地のPark-PFIの事例を旅するとともに、コロナ禍の公園の様子について取りまとめ、意見交換などにつなげていければと思っております。
お寄せ頂くレポートは、もちろん最新事例でなくても構いません。
皆さまがお仕事や普段の生活の中で訪れたことのあるPark-PFI事例を、ぜひお送りください!
 
<レポート募集 概要>
(上記のフォームから送信できない場合は、下記要領で作成し、メールでお送り頂いても構いません。email: info@lba-j.org )
 
記載頂きたい事項
・ご所属、氏名
・ご所属および氏名のメルマガへの掲載可否(掲載不可の場合はペンネームを記入してください)
・本文の書式は自由です(100~400文字程度を目安としてください)
・事例の様子がわかる写真を2枚程度添付してください
 
<テーマ例>
・最新のPark-PFI事例に行ってきました!
・以前話題になっていたPark-PFI事例の今…!
・まさにPark-PFIの取り組み進行中の公園の「Before」の姿
 
などなど…
 
お気軽に投稿ください。皆さまからのレポートをお待ちしています!
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第六十八候「水泉動 (しみずあたたかをふくむ)」
 

七十二候が小寒の次候に変わり、地中で凍っていた泉が融け動き始める頃となりました。

 

小寒とは、「寒の入り」といわれ、これから更に寒さが厳しくなるころ。

小寒から節分までの三十日間のことを「寒の内」といい、寒が明けると立春になります。


『みんなのうた』で知られる「北風小僧の寒太郎」。

みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「寒太郎」という名前は、歌になる以前からあった言葉で、寒の入り、つまり小寒の初日を擬人化した表現だそうです。

 

「寒四郎」という言葉もあり、これは寒の入りして四日目のこと。

昔の人はこの日の天候で、今年の麦の収穫を占いました。

晴れると麦は豊作に、雨や雪だと凶作になるとされていたようです。

 
そして「寒九」は寒の入りから九日目(1月13日か14日頃)。
大事な水の日でもあり、「一年でもっとも水が澄む日」、「この日に汲んだ水は腐らない」といわれ、「寒九の水」は薬になるとか、肌がなめらかになるといわれていました。
 
人々は厳しい寒さの中にも微細な変化を感じ取り、春に向けての準備をしていたのでしょう。
 
次号のメルマガは2月6日に配信予定です。
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