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第48号【2023年7月5日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、おはようございます。
 
7月に入り、あちらこちらで色とりどりの七夕飾りを目にするようになりました。
蒸し暑い日々が続きますが、風に揺れる七夕飾りの涼しげな様子を目にすると、少し爽やかな気分になりますね。
例年まだ梅雨真っ最中の7月7日、天の川を見るのはなかなか難しい時期ですが、今年はどんなお天気になるのでしょうか。
 
それでは、今月のメルマガは以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第48号】の内容 ―
 
・LBA関連情報
 ~2023年度第1回幹事会開催報告~
 
・ランドスケープ関連業界の最新動向
 
・ランドスケープ関連情報
 ~第40回全国都市緑化仙台フェア訪問レポート~
 
それでは、どうぞご覧ください!
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Photo by Chan Hoi on Unsplash
LBA関連情報
 ~2023年度第1回幹事会開催報告~
去る6月29日、2023年度の第1回幹事会がオンラインで開催されました。
当日は、LBA全体の年度活動計画に加え、第1~第4各部会の活動計画や、LBAフォーラム、サロン、セミナー等のイベント企画について話し合いが行われました。
 
今後のイベントについては、決まり次第、順次こちらのLBAメルマガやHP等でご案内します!

ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 
 
 
 

ランドスケープ関連情報
~第40回全国都市緑化仙台フェア訪問レポート

2023年4月から6月まで、仙台市にて第40回全国都市緑化フェアが行われていました。
会員の皆様の中にも、参加した、或いは現地を訪れたという方も少なくないのではないでしょうか。
既にフェアは終了してしまいましたが、今回は現地に行きそびれたという方へ向けて、主にメイン会場の様子をお届けしたいと思います。
1枚目:メイン会場の様子。中央が大花壇「たなばた飾り、遠景に仙台市街のマンション等高層ビルを臨むことができる。
筆者が現地を訪れたのは6月初旬の平日。仙台はまだ梅雨入りしておらずお天気に恵まれましたが、お昼頃には既に夏のような日差しと気温でした! メイン会場は仙台の中心市街地からやや離れているものの、多くの市民の方々が訪れており、注目の高さがうかがえました。仙台駅周辺からメイン会場までの主な通り(青葉通、定禅寺通など)も「まちなか会場」として美しい花や緑を楽しむことができたことも、効果を発揮していたのかもしれません。 メイン会場となったのは、伊達政宗で有名な青葉城址(青葉山公園)のふもとであり、仙台を代表する川の広瀬川沿いのエリア。仙台らしいロケーションを生かした会場デザインや視点場の設定があちらこちらで見られました。
メイン会場案内図_出展:https://sendai-feelgreen.jp/place/#area
メイン会場はいくつかのエリアに分かれており、会場入り口付近には仙台七夕まつりを想起させる竹細工等を使用したウェルカムガーデン、フェアの総合案内所として新築された仙臺緑彩館、雨庭とともに青葉山の豊かな自然を再現したもりの庭園が広がります。
 
さらに、仙台に今も残る“居久根(イグネ)”をモチーフにした杜のリビングガーデン、1枚目の写真にもある大花壇、その奥には造園団体・企業や全国の自治体による出展花壇・庭園エリアと続きます。
2枚目:ビジターセンターとしての仙臺緑彩館の様子。CLTなど木質材料が多く用いられ温かみのある雰囲気。(筆者撮影)3枚目:仙臺緑彩館に隣接するもりの庭園。地形と水系、植生と居場所、景観と環境、などランドスケープデザインの視点がわかりやすく解説されている。(筆者撮影)

メイン会場から見上げることのできる青葉城址には、有名な伊達政宗公の騎馬像があります。ただ、その騎馬像を見るには青葉城の本丸跡、標高約130mの東と南を断崖が固める天然の要塞まで観光用バスなどで登らねばならず、観光客や市民にとっては気軽には訪れることのできない場所でもありました。

 

そこで今回のフェアに合わせ、メイン会場からその騎馬像を見ることのできるように断崖の樹林の一部伐採が行われたそうです!

仙台に10年近く住んでいた経験のある筆者にとっては、とても新鮮な風景でした。

ただ、現地には特に案内などは見当たらず、この貴重な風景に気づいた方はどれくらいいたのでしょうか…!?

4枚目:写真中央、断崖の樹林の一部が伐採され城址の石垣が見えている様子。小さく伊達政宗公の騎馬像が見える。
一方、青葉山だけでなく、広瀬川もメイン会場の重要な景観要素。
川沿いを散策できる遊歩道とその両側に美しい花壇も整備され、季節の花々、広瀬川、仙台市街地を一望できる風景には、これまでとは一味違った新しい仙台らしさを感じました。
5枚目:広瀬川沿いの散策路の様子。(筆者撮影)6枚目:川沿いのデッキは訪れた人々の心地よい休憩スペースになっていた。(筆者撮影)
フェア終了後のメイン会場については、市民や仙台を訪れた人が親しむことのできる新しい杜の都のシンボルとなる公園として生まれ変わる、という方針が公開されています。
杜の都仙台の新たな魅力となりそうな今回の会場、また今後も訪れてみたいと感じました!
 
<関連Webサイト>
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皆さまからのレポートをメルマガ上でシェアすることで、各地のPark-PFIの事例を旅するとともに、最新の公園の様子について取りまとめ、意見交換などにつなげていければと思っております。
お寄せ頂くレポートは、もちろん最新事例でなくても構いません。
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・ご所属および氏名のメルマガへの掲載可否(掲載不可の場合はペンネームを記入してください)
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などなど…
 
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Photo by Arry Yan on Unsplash
第三十候「半夏生 (はんげしょうず)」
 

七十二候が夏至の末候に変わり、半夏が生え始める頃となりました。

半夏とは、別名カラスビシャクと呼ばれています。

あまり馴染みのない植物ですが、現在でも漢方として活用されています。


半夏生は、中国から伝わった暦「七十二候」の一つでもありますが、日本独自の暦「雑節」の一つでもあります。

 

農作業を行う上で重要な意味を持つ雑節の半夏生は、田植えを終える目安とされてきました。

天候不順などでどんなに作業が遅れたとしても、半夏生以降は田植えを行わないようにしていたそうです。

というのも、半夏生以降に植えられた稲は秋までに十分実らず、収穫にはつながらないとのこと。

そこから「半夏半作」と言われ、平年の半分ほどの収穫になってしまうから、この日までに田植えは終わらせよう!という目的で半夏生を設けたのだとか。

 

一方、半夏生は「物忌みの日」とも呼ばれ、「天から毒が降る」と言われてきました。

そこから、「働くことを控える」「井戸に蓋をする」「この日に収穫した野菜は食べない」などの習慣が生まれたのだとか。

地域によって「竹林に入ってはいけない(埼玉県)」や「妖怪がうろつく(三重県)」など様々な言い伝えがあり、これらは「たくさん働いた農家の人たちが、休息を取るように」という意味が込められているようです。

 

今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

次号のメルマガは、8月5日に配信予定です。
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