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第52号【2023年11月7日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、おはようございます。
 
11月に入りました。
良く晴れた日の朝の寒さは、もう冬の訪れが近いことを気づかせてくれます。
朝に白湯など温かい飲み物をゆっくり飲むと消化器から体を温める事ができ、代謝や免疫力のアップに効果的なのだそうです。
 
それでは、今月のメルマガは以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第52号】の内容 ―
 
・LBA関連情報1
 ~開催間近_LBAフォーラムのご案内~
 
・LBA関連情報2
 ~LBAサロンのご報告~
 
・ランドスケープ関連業界の最新動向
 
・ランドスケープ関連情報1
 ~都市の緑3表彰 決定~
 
・ランドスケープ関連情報2
 ~2023年度グッドデザイン賞 発表~
 
それでは、どうぞご覧ください!
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LBA関連情報1
 ~明日開催_LBAフォーラムのご案内
今年度のLBAフォーラムの開催が迫ってきました。
会場での対面、オンライン併用のハイフレックス方式での開催となります。
会員、非会員とも参加可能で、学生の方々のご参加も歓迎です!
 
<開催主旨>

コロナ禍を経験し新しい日常へと歩み始めた私たちはこれまで以上に「健康」や「幸せ」を強く求める時代を迎えており、社会の様々な場面で「健康」や「Well-being」への関心が語られています。
また、以前より「健康増進」に大いに効果があると言われてきた公園をはじめとした緑とオープンスペースについては、これまで以上に「健康」や「Well-being」に関する貢献の期待が高まっています。
ランドスケープ経営研究会では、こうした背景のもと、「健康」や「Well-being」が持つ本来的な広義な意味を踏まえ、「健康」「福祉」「よりよく生きる」「生活の向上」などの為の取り組みを広く緑とオープンスペースの領域で展開する提言として、パンフレット『あたらしい生活の様式とみどりの処方』を発行致しました。
そこで今回のフォーラムでは、こうした状況を踏まえ『これから「健康」や「Well-being」を通して、「ランドスケープ経営」と建設分野のみならず福祉・教育・観光・地域振興・コミュニティづくりなどの関連分野との連携を、具体的にどのように図っていくか』というテーマについて考えてみたいと思います。

 
<開催概要>

テーマ:「健康 × GI × ランドスケープ経営」

日時:令和5 年11 月8日(水) 15:00~17:30 (オンライン併用)

会場:清澄庭園「大正記念館」(東京都江東区清澄3-3-9)(オンライン併用)

主催:ランドスケープ経営研究会(LBA)

共催:(一社)日本公園緑地協会、(一社)ランドスケープコンサルタンツ協会

後援:(一社)公園管理運営士会、全国1級造園施工管理技士の会(一造会)

 

参加費:フォーラム…LBA会員:無料、非会員:3,000円、学生:無料

交流会(会場のみ)…LBA会員・非会員・学生とも:3,000円

定員:200名

CPD:申請中

 

申込期限:令和5 年10 月31日(火)まで。→期限を過ぎていますが申込可能です!

 

申込・参加方法: 申込フォーム(Peatix)で、お申込みいただくと会場参加・オンライン参加に関わらず、オンライン(Zoom)アクセス先をご覧いただけます。

会場参加の方は会場にお越しいただき、オンライン参加の方はZoom でご参加ください。

 

(申込フォームが使用できない場合は,氏名,所属を明記の上,下記問合先までMail を送信してください)

 

問合先:ランドスケープ経営研究会:矢部 TEL03-3662-8270 / Mail info@lba-j.org

 

当日のプログラム、登壇者紹介など、詳細はこちらをご覧ください。

LBAのホームページにも開催案内を掲載しています。

 

皆様のご参加をお待ちしています!

LBA関連情報2
 ~LBAサロンのご報告
去る10月17日、今年度1回目のLBAサロンが開催されました!
 
<開催概要>
テーマ:街の魅力を創出するスケートボードの未来

話題提供:北島 宗和 様(Chees 代表)

日時:令和5 年10 月17 日(火) 18:00~19:30 (オンライン併用)

会場: ㈱トーシンコーポレーション1 階FIVE TREES(オンライン併用)

主催:ランドスケープ経営研究会(LBA)

参加者:32名(うち会場14名)

 

今回のサロンのテーマは、東京オリンピックを契機に国民的関心が高まったスケートボード。

スケートボードのスクール、施設マネジメント、イベントに取り組み、東京オリンピックでは閉会式のスケートボードセクションの演出も手掛けられたChees代表の北島宗和様にスケートボードを通じた新しい都市のオープンスペースと魅力づくりについて話題提供をしていただきました。
最初に自己紹介から始まり、スケートボードについては主に以下の4点についてお話し頂きました。

1.スケートボードとは何か?
「スケートボードの本質とは「挑戦」することである。」
年齢や肩書に関係なく、さまざまな立場の人が自由に挑戦し表現を称えあう文化
NBD(NeverBeenDone)誰もやったことがない、スケーターにとって最も大切な精神。
好奇心を持って町のなかで色々挑戦したりすると町の見え方も変わってくる。スケートボードは新たな視点をもたらしてくれます。


2.スケートボードがもたらすメリット10か条
①ストレスの解消
②社会性が非常に高い
③手ごろなホビーになる
④環境に優しい移動手段
⑤筋肉を強化
⑥優れた湯酸素エクササイズ
⑦身体の協調性を高められる
⑧安全な転び方が学べる
⑨忍耐力を鍛えられる
⑩ポジティブシンキング


3.プロスケーターの実情
1960年代は黎明期でプロコンテストで活躍するスケーターとのエンドースメント契約中心からスキルの表現に注目、1990年代は雑誌やビデオの数が主となる価値の変化があった。
プロスケーターなるまでのルートはフロー/アマ/プロ3段階となっており、それにショップスポンサーが加わる。収入はスポンサーからの収入とプロコンテストの賞金で平均年収は3万ドル(450万円)


4.スケートボードの今(海外と国内の事例)
海外事例
・ボルドー(フランス):スケータバニズム(スケーター+アーバニズム)
・コペンハーゲン(デンマーク):コペンハーゲンオープンを毎年開催
・バルセロナ(スペイン):世界で最も有名なスケートシティ
国内事例
・大阪府松原市:「スケボーのまち まつばら」づくり
・新潟県村上市:村上スケートボードコミッション基本計画
・国交省都市局:居心地が良く、歩きたくなるグランドレベルデザイン

最後の言葉として次のように締めていただきました。

「スケートボードは単なる流行ではありません。世界を変えると信じています。スケートボードと真摯にむきあうことで人間力を向上させることができます。」

北島氏による話題提供を頂いた後は会場からの質疑応答です。

当日は主に、日本と海外や、都市部と地方部によるスケートボードを取り巻く状況の違い、また、音に対する理解の仕方、などについても解説して頂きました。

 

グラウンドレベルのデザインにあたり、スケートボードOKな空間とそうでない空間の設えに関しては、計画段階からスケーターに相談するのがよいというアドバイスも頂きました。

管理者とスケーターとのコミュニケーションを深めることで解決できる問題が多いそうです。具体的な事例として、八王子市では2つの公園を計画し、1つはスケボー全面禁止、もう1つはスケートボード全面解放にしたとのことでした。


来る11月12日には、日本スケートパーク協会が八王子市(@北野清掃工場バックヤード)で社会実験を行う予定があり、ぜひきてほしいとのご案内も頂きました!

サロン後に会場ではビールを飲みながら更なる意見交換、交流を深めることができました。

ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ランドスケープ関連情報1
~都市の緑3表彰 受賞者決定

去る10月16日、令和5年度の年の緑3表彰「第43回緑の都市賞」「第34回緑の環境プラン大賞」「第22回屋上・壁面緑化技術コンクール」の受賞者が発表されました!
受賞者のみなさま、誠におめでとうございます。
 

各賞の概要と受賞者の一覧はこちら (プレスリリース)

 

これらは、公益財団法人都市緑化機構が、人々の暮らしに潤いと安らぎを与え、地球温暖化の抑制や生物多様性の保全に寄与する都市の緑地保全と緑化推進の普及啓発を目的とした3つの表彰事業「都市の緑3表彰」を実施しているものです。

ランドスケープ関連情報2
~2023年度グッドデザイン賞 発表

今年もグッドデザイン賞各賞が発表されました。
応募件数は5,447点、その中から1,548点が受賞したという結果でした。
受賞作品には、後に振り返った時、新たな時代が作られ転換点となったと評価される力のあるデザインが含まれている、とのこと。
 
神戸市の東遊園地がベスト100に選出されるなど、前回に引き続きランドスケープ関連の受賞も多くみられます。
そこで受賞事例の中から広くランドスケープ、建築、まちづくりなどに関連するテーマのものをピックアップして特集します。
 
<グッドデザイン大賞>
地域の人たちが気軽に立ち寄ることができる縁側のような老人デイサービス。高齢者や子供、地域住民の誰にとっても居場所であり、困ったときに助け会える福祉の地域拠点。
 
<グッドデザイン金賞>
 
<グッドフォーカス賞 [地域社会デザイン]>
 
<グッドフォーカス賞[防災・復興デザイン]>
 
<ベスト100>
公園×まちづくり関連
 
建築×まちづくり関連
 
プロダクト関連
 
その他サービスなど
 
<Park-PFIレポートを随時受付け中!>
LBAメルマガでは会員の皆様から、Park-PFIなどにまつわる公園訪問レポートを募集しています!
 
皆さまからのレポートをメルマガ上でシェアすることで、各地のPark-PFIの事例を旅するとともに、最新の公園の様子について取りまとめ、意見交換などにつなげていければと思っております。
お寄せ頂くレポートは、もちろん最新事例でなくても構いません。
皆さまがお仕事や普段の生活の中で訪れたことのあるPark-PFI事例を、ぜひお送りください!
 
<レポート募集 概要>
(上記のフォームから送信できない場合は、下記要領で作成し、メールでお送り頂いても構いません。email: info@lba-j.org )
 
記載頂きたい事項
・ご所属、氏名
・ご所属および氏名のメルマガへの掲載可否(掲載不可の場合はペンネームを記入してください)
・本文の書式は自由です(100~400文字程度を目安としてください)
・事例の様子がわかる写真を2枚程度添付してください
 
<テーマ例>
・最新のPark-PFI事例に行ってきました!
・以前話題になっていたPark-PFI事例の今…!
・まさにPark-PFIの取り組み進行中の公園の「Before」の姿
 
などなど…
 
お気軽に投稿ください。皆さまからのレポートをお待ちしています!
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第五十五候「山茶始開 (つばきはじめてひらく)」
 

まもなく七十二候が立冬の初候に変わり、山茶花 (サザンカ)の花が咲き始める頃となりました。
この山茶 (ツバキ) とは、"椿 (ツバキ)" でなく、ツバキ科の「山茶花(サザンカ)」のことを指しています。

 

山茶花という漢字は「山に生え花を咲かせる茶の木」ということで、その昔、葉の部分をお茶として飲んでいたことに由来すると言われています。

今でも、鹿児島、宮崎県地方では古くよりサザンカの新芽を製茶して飲む習慣を持つ地域があるとのこと。

 

また、種子からはツバキと同様にオレイン酸を豊富に含む良質な油がとれ、乾燥を防ぎ肌を柔らかくする効果があることから、化粧石鹸やマッサージオイルなどに利用されてきたそうです。

 

ここ数年、化粧品や食品などは、サスティナビリティや健康など様々な面から植物由来のものが改めて見直されています。

季節に合ったの植物の利用には、昔の人々の知恵が詰まっていますね。

 

今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

次号のメルマガは、12月5日に配信予定です。
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