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第54号【2024年1月10日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。 
 
また、石川県能登地方で発生した地震により、被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 
地域の自然環境と歴史文化を読み解き、空間を創出し、過去から未来へつなげていくランドスケープ分野は、防災減災、また、復旧復興に大きな役割を担っています。
会員のみなさまの中にも、既に今回の地震に関連して何かしらの活動を始めている方も多いのではないでしょうか。
 
それでは、今年最初のメルマガは以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第54号】の内容 ―
 
・LBA関連情報
 ~金清会長年頭ご挨拶~
 
・ランドスケープ関連業界の最新動向
 
・ランドスケープ関連情報
 ~過去の震災とランドスケープに関する記事・書籍等~
 
それでは、どうぞご覧ください!
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LBA関連情報
~金清会長年頭ご挨拶~

新年あけましておめでとうございます。
                 
昨年、世界ではロシアとウクライナの戦争、パレスチナとイスラエルの問題、ともに終わりの見えない状況が続いています。

また、あらゆる社会の側面において分断と対立の構図が起きています。

環境破壊が要因ともいえる気候変動は自然災害の多発とエネルギー問題を引き起こし、人類が生存し続けるための基盤となる地球環境は限界に達して生物多様性・自然資本の喪失の危機にあります。

 

一方で新型コロナのパンデミックは終焉し、社会活動も平常を取り戻してきています。
国内に目を向けると、新型コロナは5類感染症に変更され社会活動も活発化し、観光面ではインバウンドが増加し賑わいを見せています。


環境面では我が国でも気候変動による自然災害が多発していることや生物多様性喪失の危機から、環境省ではネイチャーポジティブ宣言をし、生物多様性の保全・回復をめざしています。

国交省ではグリーンインフラ推進戦略により自然機能を活用したインフラ整備、持続可能で魅力ある都市・地域づくりを進めています。

日本政府はGX(グリーントランスフォーメーション)を掲げ脱炭素社会の構築を進めています。


このようにみどり(グリーン:自然)に対して様々な取組が行われているように、みどりの価値がより多面的に社会的認知をされていることを示しています。

 

LBAでも2年ほど前から、みどりの持つ多面的な機能は教育、経済、健康、福祉などに活用されることを提案しています。

昨年はとくに健康・福祉面での取り組みについて議論してきました。

それらはみどりがウェルビーイングの向上に大きな役割をもつことに着目したものです。

WHOではデータに基づいてそれを実証しています。

LBAの活動もウェルビーイングをキーワードに分野や立場などあらゆる垣根を超えた連携と協力のもと、みどりの多面的活用へ取組んでいきます。


近年、部会活動の一部停滞、セミナー等への会員参加の減少などの傾向がみられ、現在、部会活動の在り方や実効性のある組織体制の見直しを考えています。

 

皆様にとって実のある会となるよう努めますので、ご協力とご支援、活動への積極的な参加をお願いして新年のご挨拶とさせていただきます。

 

ランドスケープ経営研究会会長 金清 典広

ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 
 
 

ランドスケープ関連情報
~過去の震災とランドスケープに関する記事・書籍等

過去の震災に関するランドスケープの観点からの言説や記事のうちWebで閲覧できるものと、関連書籍の情報を中心に集めました。
 
ランドスケープ分野でどのような取り組みを進めていくべきか、改めて考えさせられます。
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<Park-PFIレポートを随時受付け中!>
LBAメルマガでは会員の皆様から、Park-PFIなどにまつわる公園訪問レポートを募集しています!
 
皆さまからのレポートをメルマガ上でシェアすることで、各地のPark-PFIの事例を旅するとともに、最新の公園の様子について取りまとめ、意見交換などにつなげていければと思っております。
お寄せ頂くレポートは、もちろん最新事例でなくても構いません。
皆さまがお仕事や普段の生活の中で訪れたことのあるPark-PFI事例を、ぜひお送りください!
 
<レポート募集 概要>
(上記のフォームから送信できない場合は、下記要領で作成し、メールでお送り頂いても構いません。email: info@lba-j.org )
 
記載頂きたい事項
・ご所属、氏名
・ご所属および氏名のメルマガへの掲載可否(掲載不可の場合はペンネームを記入してください)
・本文の書式は自由です(100~400文字程度を目安としてください)
・事例の様子がわかる写真を2枚程度添付してください
 
<テーマ例>
・最新のPark-PFI事例に行ってきました!
・以前話題になっていたPark-PFI事例の今…!
・まさにPark-PFIの取り組み進行中の公園の「Before」の姿
 
などなど…
 
お気軽に投稿ください。皆さまからのレポートをお待ちしています!
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第六十八候「水泉動 (しみずあたたかをふくむ)」
 

七十二候が小寒の次候に変わり、地中で凍っていた泉が融け動き始める頃となりました。


これから、1年でもっとも寒い季節である「大寒」がやってきますが、目には見えなくても自然界は春に向けて確実に動いています。

 

寒餅、寒天、干し芋、高野豆腐、葛粉など、寒さは色々なものを美味しくしています。

十分な寒さがないとカビが生えてしまったり、しっかり固まらなかったり…

日本にはこの寒さなくしては完成しない伝統食がたくさんあります。

 

また、寒い時期だからこそ魚は脂がのって美味しくなり、ほうれん草や白菜などの野菜は寒いほど甘みが増します。

この白菜には体を温める作用があり、特にビタミン豊富な豚肉とあわせると、風邪の予防や初期症状にとても効果があると言われています。 

 

この時期ならではの食を楽しみつつ、健康維持にしっかりつなげて寒さを乗り切りたいですね。

 

今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

次号は、2月5日に配信予定です。
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