info@lba-j.org
第55号【2024年2月5日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、おはようございます。
 
立春を過ぎ、少しずつ春の気配も感じられるようになってきました。
ご自宅では雛人形を飾ったという方もいらっしゃるでしょうか。
年度末へ向けて慌ただしい時期ですが、ちょっとした季節の変化を感じる時間も大事にしたいですね。
 
それでは、今年最初のメルマガは以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第55号】の内容 ―
 
・LBA関連情報
 ~2023年度第8回LBAサロンのご案内~
 
・ランドスケープ関連業界の最新動向
 
・ランドスケープ関連情報
 ~世界農業遺産「能登の里山里海」~
 
どうぞご覧ください!
info@lba-j.org
Photo by Gennady Zakharin on Unsplash
LBA関連情報
~2023年度第8回LBAサロンのご案内~
今回で8回目の開催となるLBAサロン。
会員間の気軽な情報交換、交流の場として、会員が業務や活動の事例紹介や可能な範囲でのノウハウの開示などの話題をご提供いただき、それをもとに気楽に話し合える場となるものです。

今回は東急㈱植松様より、利用価値が高まっている線路高架下の取り組みに関しての話題提供をお願いできる事となりました。

場所は今回話題提供いただく学芸大学駅にありますトーシンコーポレーション1階FIVE TREES:ビールバーで開催いたします。
 
また、会場に来られない方も意見交換を行っていただけるよう、オンラインと併用といたします。

皆様と有益な時間を過ごしたいと思いますので、多くのご参加をお待ちしております!
 
<開催概要>
日時:2024年年3月6日(水) 18:00~19:30
会場:(株)トーシンコーポレーション1階FIVE TREES(オンライン併用)
主催:ランドスケープ経営研究会(LBA)
話題提供者:東急株式会社 植松 達哉 様
まちづくりに対する思い
従来の手法に感じた違和感をきっかけとして本当に街に必要とされる開発に向き合い、本来関係者だけで考える高架下建物計画を学芸大学のみなさんと共につくるというプロセスに挑戦中。
さらに、高架下から街への波及も視野に地域資源である碑文谷公園の民間活用も並行して進める。
 
学芸大学高架下リニューアルプロジェクト計画
南北約1.2kmの高架下を対象に、2021年より建物の補修や遊休地の活用をきっかけとして始まったリニューアルプロジェクト。学大の住民や事業者、クリエイターと皆さんと取り組んできた「みんなでつくる学大」2024年春から秋にかけて順次開業をしていきます。  

実際に行ったプロジェクト事例
街の住民への突撃ヒアリング「idea CARAVAN」、街の将来を考える「未来作戦会議」、地域のクリエイターによる設計・メディア作成「ローカルプロダクション」、計画中における需要調査・テナント発掘「プレイベント」。 
詳しくはこちらをご覧ください!
<参加申し込み>
参加費:1,000円(会場参加のみ)
参加条件:会場参加は先着15名まで、オンライン参加はZoom配信の視聴環境がある方
問合先:ランドスケープ経営研究会:矢部 TEL03-3662-8270 Mail info@lba-j.org

申込期限:2024年年2月28日(水)まで。

申込方法:会場参加・オンライン参加の希望は申込フォームで選択ください。
※申込フォームが使用できない場合は、氏名、所属を明記の上、Mail を送信してください。

参加方法:申込フォーム送信後、アドレスにZoomのアクセス先などを送信します。
※ご利用のソフト・設定により、迷惑メール等に振り分けられる場合がございます。
届かない場合は、お手数ではございますが問合せ先にご連絡願います。

ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 

ランドスケープ関連情報
~世界農業遺産「能登の里山里海」

2024年1月1日の地震で大きな被害を受けた能登半島。
ここは、2011年6月に新潟県佐渡市の「トキと共生する佐渡の里山」とともに、国連食糧農業機関(FAO)により、日本で初めて世界農業遺産に認定された場所でもあります。
 
現地の一日も早い復興を願いつつ、今月はこの「能登の里山里海」について関連情報を集めました。
世界農業遺産(GIAHS:Globally Important Agricultural Heritage Systems)とは・・・
 
社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、ランドスケープ及びシースケープ、農業生物多様性などが相互に関連して一体となった、世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域(農林水産業システム)であり、国際連合食糧農業機関(FAO)により認定されます。
 
農林水産省HPより引用)
現在、世界で26カ国86地域、日本では15地域が認定されているそうです。
 
過去に震災の被害を受けた熊本県阿蘇地域も、平成25(2013)年に認定されています。
国内の世界農業遺産認定地域の詳細はこちらからご覧いただけます。
 
「能登の里山里海」に関しては、このような紹介がありました。
*急傾斜地に広がる棚田や潮風から家屋を守る間垣など独特の景観を有する。 
*江戸時代から続く揚げ浜式製塩法や海女漁などを継承。
「能登の里山里海」では、長年にわたり農林漁業を核とした独自のシステムを構築し、相互に密接な関係性を保ちながら、現在まで維持・継承されてきました。
 
世界農業遺産認定は、このシステム、すなわち能登の暮らしそのものが、生物多様性を保全し、資源の持続可能な利用をはかる優れたシステムであるとして高く評価されたものであるといえます。
 
このような「システム」の具体的な中身、すなわち資源については「能登の里山里海」世界農業遺産活用実行委員会によるWebサイトで詳細が紹介されています。
 
このような貴重な資源の存在とその価値を知り、理解することが今後の復旧・復興、さらにその先を見据えた未来を考える第1歩となることは間違いないでしょう。
 
<関連機関Webサイト>
 
 
 
<震災関連記事、他>
 
 
 
 
 
 
 
 
<Park-PFIレポートを随時受付け中!>
LBAメルマガでは会員の皆様から、Park-PFIなどにまつわる公園訪問レポートを募集しています!
 
皆さまからのレポートをメルマガ上でシェアすることで、各地のPark-PFIの事例を旅するとともに、最新の公園の様子について取りまとめ、意見交換などにつなげていければと思っております。
お寄せ頂くレポートは、もちろん最新事例でなくても構いません。
皆さまがお仕事や普段の生活の中で訪れたことのあるPark-PFI事例を、ぜひお送りください!
 
<レポート募集 概要>
(上記のフォームから送信できない場合は、下記要領で作成し、メールでお送り頂いても構いません。email: info@lba-j.org )
 
記載頂きたい事項
・ご所属、氏名
・ご所属および氏名のメルマガへの掲載可否(掲載不可の場合はペンネームを記入してください)
・本文の書式は自由です(100~400文字程度を目安としてください)
・事例の様子がわかる写真を2枚程度添付してください
 
<テーマ例>
・最新のPark-PFI事例に行ってきました!
・以前話題になっていたPark-PFI事例の今…!
・まさにPark-PFIの取り組み進行中の公園の「Before」の姿
 
などなど…
 
お気軽に投稿ください。皆さまからのレポートをお待ちしています!
info@lba-j.org
Photo by  Georg Eiermann on Unsplash
第二候「黄鶯睍睆 (うぐいすなく)」
 

まもなく七十二候が立春の次候に変わり、山里ではウグイスが鳴き始める頃となりました。

 

鶯の色といえば、スモーキーな暗緑褐色の「鶯色」が真っ先に浮かびますが、七十二候の「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」には、「黄」がつきます。

 

実は中国を始めとする東南アジアに棲息するのは、鮮やかな黄色の羽を持つ高麗鶯(こうらいうぐいす)。

日本の鶯より大型で、鳴き声もまったく異なり、ホーホケキョではないようです。

中国では黄鳥(こうちょう)、金衣公子(きんいこうし)、鵹黄(りこう)などの名もあり、皇帝の色である黄色であることから尊ばれた鳥とのこと。

 

七十 二候は中国伝来のものなので、この「黄」の文字が残されているのだそうです。

 

今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

次号は、3月5日に配信予定です。
バックナンバー
これまで配信されたメールマガジンのバックナンバーはこちら からご覧いただけます。
お問合せ
ご感想やご意見、各種お問合せなどは、 info@lba-j.org までメールをお送りください。
配信停止
メルマガの配信停止のご要望は、info@lba-j.org までメールをお送りください。
「LBAメールマガジン」はランドスケープ経営研究会が運営しています。
無断転載はご遠慮ください。

ランドスケープ経営研究会
Landscape and Business Development Association, Japan

〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-3-7 近江会館8階
tel:03-3662-8270 fax:03-3662-8268 e-mail:info@lba-j.org
© 2024ランドスケープ経営研究会


東京都中央区東日本橋3-3-7 近江会館8階 中央区 東京都 Japan


配信停止