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第57号【2024年4月5日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、おはようございます。
 
新年度に入りました。
LBAでは2024年度も会員の皆様のつながりを大事にしながら、様々な活動を展開していきたいと思います!
 
それでは、今月のメルマガは以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第57号】の内容 ―
 
・LBA関連情報
 ~2024年度定時総会のご案内_第2報~
 
・LBA関連情報
 ~第8回LBAサロンのご報告~
 
・ランドスケープ関連業界の最新動向
 
どうぞご覧ください!
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LBA関連情報
~2024年度定時総会のご案内_第2報~

2024年LBA定時総会を4月23日(火)に南池袋公園内において対面で開催します!


先月に既に案内していますが、総会後の交流会が少し変わりましたのであらためてご案内いたします。

 

今回は役員の改選期であることも含めリスタートにふさわしく公民連携の先進成功事例でもある南池袋公園内のラシーヌを会場に選びました。

 

また総会後の交流会も単なる交流の場ではなく、この先進事例に学び、新体制のスター
トアップとなる企画をいれたミートアップイベントとして、みなさまと自由に語り合い、触れ合える場を考えています!


総会はもちろんのこと、ミートアップイベント(交流会)にも是非ともご参加いただきますようお願いいたします。

<開催概要>

日時:2024年4月23日(火)

   総会 16:00~17:00

   ミートアップイベント 17:00~19:30

場所:南池袋公園内 RACINES FARM TO PARK  

 

なお、ミートアップイベント(交流会)についての詳細な内容はあらためてご案内いたします。

LBA関連情報
~第8回LBAサロンのご報告~

去る3月6日、第8回となるLBAサロンが開催されました。

当日は14名(うちオンライン2名)の方々にご参加頂きました!

 

今回は学芸大学高架下リニューアルプロジェクトについて実際に担当として関わっていらっしゃる東急建設の植松様に話題提供をしていただきました。  
お話は自己紹介、プロジェクトの概要から始まり、計画の基本的考え方となるコンセプト、そしてブロックごとの具体的な計画内容、最後に地域と一体となったプロジェクトづくりまで、とても興味深い、ユニークな取り組みをご紹介いただきました。

<開催概要>

テーマ:「学芸大学高架下リニューアルプロジェクト」
日時:令和6年3月6日(水) 18:00~19:30
会場: ㈱トーシンコーポレーション1階FIVE TREES(オンライン併用)
主催: ランドスケープ経営研究会(LBA)
話題提供者: 東急株式会社 植松 達哉 様

学芸大学高架下リニューアルプロジェクトは、南北約1.2kmの高架下を対象に、2021年より建物の耐震性補修や遊休地の活用をきっかけとして開始されました。

 

中目黒の高架下の経験など従来の手法に感じた違和感をきっかけとして、本当に街に必要とされる開発に向き合い、これまでは関係者だけで考えていた高架下建物計画を学芸大学のみなさんと共につくるというプロセスに挑戦し、さらに、高架下から街への波及も視野に地域資源である碑文谷公園の民間活用も並行して進めているとのこと。
東急の目指す自律分散方型都市構造の実現に向け、高架下約1kmのリノベーションを「地域とともにつくる」という新たな開発プロセスが実践されています。

事業のコンセプトは『南北1kmの " まちの縁側 " 』

場所の縁側、暮らしの縁側、つながりの縁側…という意味が込められており、都会でありながら、住んでいる人が主体の、暮らしのある街を目指しているそうです。

これまでの「最寄り駅」としての役割から、これからは「ジモト」としての役割へ。

すなわち、「通過する場所、利便性、消費空間、家に帰る場所」から「居場所がある、関与できる場所、つながれる場所」、いわゆるサードスペースを創造するものである、とのお話しでした。


高架下はいくつかのブロックに分けられており、それぞれの場所性を生かし計画されています。

例えば、「学大横丁」は既存の飲食店舗をいかしたままで昼間も明るい環境改善が行われています。また、「GAKUDAI PARK STREET」はサービス系のエリアで、朝昼の滞在・学びの場になっているとのこと。更に、「学芸大COLLECTIV」は新築の店舗兼用住宅、コワーキングスペース、日常の催しの場になっているそうです。


地域とともに作る開発プロセスで進めてきたこのプロジェクトでは、企画段階から街の声をリサーチし、計画、設計、工事まで、地域と関り持ったプロセスが特徴となっています。
具体的には、アイデアキャラバン(練り歩きヒアリング)、学大未来作戦会議(町内会/対話)、アイデア実践(社会実験)など地域との関係構築、ローカルプロダクション(地元の建築家に依頼)、イベント(食のイベント、マーケット)の開催、地元のクリエイターの協力でPR活動など、様々な取り組みが行われてきたそうです。

 

質疑応答では、このようなプロセス重視の事業を行った背景や、各プロセスにおいて多様な人が関わる際のコスト、既存の高架下開発の反省点、など具体的な内容について更に深いお話しをお聞きすることができました。


また、サロン後には会場でビールを飲みながら更なる意見交換、交流を深めることができました。

 

次回のサロンもお楽しみに!

ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 
 
 
 
 
<Park-PFIレポートを随時受付け中!>
LBAメルマガでは会員の皆様から、Park-PFIなどにまつわる公園訪問レポートを募集しています!
 
皆さまからのレポートをメルマガ上でシェアすることで、各地のPark-PFIの事例を旅するとともに、最新の公園の様子について取りまとめ、意見交換などにつなげていければと思っております。
お寄せ頂くレポートは、もちろん最新事例でなくても構いません。
皆さまがお仕事や普段の生活の中で訪れたことのあるPark-PFI事例を、ぜひお送りください!
 
<レポート募集 概要>
(上記のフォームから送信できない場合は、下記要領で作成し、メールでお送り頂いても構いません。email: info@lba-j.org )
 
記載頂きたい事項
・ご所属、氏名
・ご所属および氏名のメルマガへの掲載可否(掲載不可の場合はペンネームを記入してください)
・本文の書式は自由です(100~400文字程度を目安としてください)
・事例の様子がわかる写真を2枚程度添付してください
 
<テーマ例>
・最新のPark-PFI事例に行ってきました!
・以前話題になっていたPark-PFI事例の今…!
・まさにPark-PFIの取り組み進行中の公園の「Before」の姿
 
などなど…
 
お気軽に投稿ください。皆さまからのレポートをお待ちしています!
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Photo by  Vince S. on Unsplash
第十四候「鴻雁北 (こうがんかえる)」
 

まもなく七十二候が清明の次候に変わり、冬鳥の雁が北へ帰って行く頃となりました。
ツバメの渡来とは入れ替わりに、冬を日本で過ごした雁が北のシベリアへと帰っていきます。

雁は、家紋に多く使われていたり、和菓子の「落雁」や、高級茎茶の「雁が音 (かりがね)」にも結び付きがあることから、古くから日本人に親しまれてきたことがうかがえます。

 

「雁が音」は、煎茶や玉露を作る際、茶葉をふるい分けたときに出た茎の部分だけを集めて作ったお茶のこと。

 

そのため雁が音には茶葉は入っていませんが、茎の部分には葉よりも甘み、旨み、香りの成分が多く含まれていると言われており、葉を使ったお茶にも負けない味わいがあるそうです。

また、茎の部分は葉の部分と比べて元々カテキンが少ないことから苦みも少なく、茎ならではの青々とした爽やかな香りをもつ、飲みやすいお茶とのこと。
 
昔話に「雁は海で休むための枝をくわえて渡りをする」という言い伝えがあり、その枝とお茶の茎をかけたのが「かりがね」の名の由来だそうです。

 

今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

次号は、5月7日に配信予定です。
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