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第60号【2024年7月8日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、おはようございます。
 
7月に入り、本格的な雨の季節がやってきました。
今年の梅雨の特徴は、降る時はザッと降り、晴れると危険な暑さが隣合わせとなる「メリハリ型」だそうです。
今週は暑さも少し落ち着き、雨や曇りの梅雨らしいお天気になるようです。
 
それでは、今月のメルマガは以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第60号】の内容 ―
 
・ランドスケープ関連業界の最新動向
 
・ランドスケープ関連情報
 ~パリ五輪直前!セーヌ川の水質浄化特集~
 
どうぞご覧ください!
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ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ランドスケープ関連情報
~パリ五輪直前!セーヌ川の水質浄化特集

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Photo by Grant Van Cleemput on Unsplash
来る7月26日からいよいよパリ2024オリンピックが始まります。
パリでオリンピックが開催されるのは1900年、1924年に続き3回目。
今回は、32競技329種目が実施され、開会式ではパリ中心部を流れるセーヌ川が舞台となります。
開会式では選手らを乗せた船180隻がノートルダム大聖堂やルーブル美術館を見渡す水上をパレードする予定とのこと。
 
このセーヌ川は開会式のほかトライアスロンの競技会場としても予定されており、今回のオリンピックの「心臓」ともいわれるほど大事な場所となります。
 
セーヌ川は前回のパリオリンピックの直前、1923年から遊泳が禁止されています。
パリの排水設備は単管式のため、大雨が降ると過飽和状態になり、余分な水が河川に排出されることによる水質悪化が主な原因とのこと。
 
オリンピック開催が決まって以来、フランスでは国をあげてセーヌ川の水質浄化に取り組んできました。
下水道や衛生設備の改修・清掃、浄化施設や貯水槽の建設など、総額14億ユーロ(約2400億円)の予算を投じた浄化作戦が進められ、うち半分を国が負担しています。
 
このような取り組みにより水質の改善は大きく進んだものの、その安全性への懸念はなかなか払拭されませんでした。
市民からの反発の強まりも受け、水質分析の最新結果が6月14日、はじめてパリ市から発表されたそうです。
 
調査は6月1日〜9日までアレクサンドル3世橋下(実際の競技会場)を含む、セーヌ川の4つのポイントで行われました。
報告によれば、6月1日から8日にかけてのふん便性大腸菌の濃度は、4つの地点すべてで基準を超えていたとか。
ところが最終日の6月9日には、国際トライアスロン・オープンウォータースイミング連盟が大会開催を許可するための基準値を下回ったことが分かりました。
 
パリでは5月に例外的に多い降雨量を記録しており、そのことが分析にとっての不利な要因になったということです。
 
このような結果を受け、パリ五輪委員会は水質が改善されない場合の「プランB」を発表しました。
それは、「競技を数日延期するが、会場は変更しない」という代替案。
 
開催まで1カ月を切り、今後の動向が注目されます。
 
<関連Webサイト>
 
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第三十一候「温風至 (あつかぜいたる)」
 

七十二候が小暑の初候に変わり、熱い風が吹き始める頃となりました。
 
今年はまだ梅雨入りしたばかりですが、例年はこの時節の前後に梅雨が明けることが多いそうです。

梅雨明け頃は、湿った暖かい空気が流れ込みやすいため雷雲が発生しやすく、突然の雷雨、突風が起こることも。

 

夏のお便りである暑中見舞いは、この時期の風習です。

二十四節気の小暑(7/7頃)〜立秋(8/7頃)の前日までを目安に送り、その期間を過ぎてからは残暑見舞いとして送ります。

 

暑中見舞いを贈る習慣が生まれたのは、江戸時代であると言われています。

お盆に先祖の霊に供える品を持って里帰りをする習慣に由来し、そこから「夏の挨拶状」という形が定着したとのこと。

 

暑さが厳しい時期に、普段なかなか会えない方やお世話になった方へ「健康を気遣い元気でいてほしい」という気持ちを伝えるためのものです。

 

その後、明治6年に制定された郵便制度の発達とともに内容が簡素化され、挨拶状のみを送る習慣へと変化していき、大正時代には現在の「暑中見舞い」の形となったそうです。

 

今年も猛暑が予想されていますね。

現代では手紙を送る機会は激減しましたが、普段は会えない方の、夏の健康を気遣う気持ちは昔よりも一層切実になっている気がします。

 

今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

次号は、8月5日に配信予定です。
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