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第71号【2025年6月5日】
ランドスケープ経営研究会(LBA) 会員のみなさま、おはようございます。
いつもLBAの活動にご協力頂きましてありがとうございます。
 
6月に入り、蒸し暑い日が増えてきました。
本州でもそろそろ各地の梅雨入りのニュースが聞かれ始める頃です。
 
それでは、今月のメルマガは以下の内容でお届けします。
― LBAメルマガ【第71号】の内容 ―
 
・LBA関連情報1
 ~LBA会員が造園学会賞を受賞~
 
・LBA関連情報2
 ~LBAアワード 第1回視察報告~
 
・ランドスケープ関連業界の最新動向
 
どうぞご覧ください!
Photo by Tunafish on Unsplash
LBA関連情報1
~LBA会員が日本造園学会賞を受賞~

LBAの萩野一彦代表幹事、佐藤留美幹事、町田誠特別参与が、以下の共著作にて2024年度日本造園学会賞を受賞されました。

おめでとうございます!

受賞対象:『生まれ変わる公園 公園リノベーションの指南書』執筆者一同

(代表:平田富士男)

 

LBA会員担当章:
第4章 公⺠連携の萌芽を⾒極めよう!

〜⾝近な公園の課題と公⺠連携リノベーションの萌芽〜

【町田誠】


第8章 まちづくりを公園から広げよう!

〜まちづくりに貢献する複数公園の一括指定管理手法とリノベーション〜

【佐藤留美】


第11章 エリアマネジメントへ展開させよう!

〜ランドスケープ経営で公園リノベーションからエリアマネジメントへ〜

【萩野一彦】

写真1枚目:受賞対象の著作、写真2枚目:造園学会全国大会での受賞式の様子、写真3枚目:賞状

本書は、日本造園学会のなかに設けられた「都市公園リノベーション計画技法研究推進委員会」(LBAからの執筆者3名のほか金清典弘会長、川尻幸由事務局長も委員会メンバー)における議論をもとに、各著者がその実務経験等に基づき執筆したものです。

 

この研究推進委員会は、新設公園の計画の技法とは異なるリノベーションの計画技法を体系的に明らかにしていくことを目的として2021年4月に設立したものです。


なお本書とLBAは、編著者である造園学会研究推進委員会の立ち上げの約一年前まで遡ります。

代表者である平田富士男兵庫県立大学名誉教授とLBAの金清会長、萩野代表幹事、川尻事務局長らによって、研究推進委員会の趣旨や本書のテーマに繋がる基礎的議論がなされ、そののちに委員会の設立から書籍化に至ったものです。
 
LBAの活動の基本となる公園と街の関係づくりについての現在の位置を確認するための基礎的文献となるものですので、どうぞ会員の皆様もお手に取っていただければと思います。

 

<取り扱いサイト>

Amazon
https://www.amazon.co.jp/生まれ変わる公園--公園リノベーションの指南書--MyISBN-デザインエッグ社-平田-富士男-他/dp/4815038929


楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/17670409/生まれ変わる公園--公園リノベーションの指南書--MyISBN-デザインエッグ社-平田-富士男-他

 

日本造園学会100周年記念全国大会 学会賞等表彰式・受賞講演 ~百の景を称える
https://tokyo-2025.jila-zouen.org/award/


日本造園学会賞
https://www.jila-zouen.org/jila_awards/jila_award_winners
(学会賞2024年度のページは未設置です)

LBA関連情報2
~LBAアワード 第1回視察報告~
LBA2025総会時に「LBAアワード」設立の趣旨・概要を説明しておりますが、これはランドスケープ経営に秀でた成果を上げているプロジェクトを探索し、秀でた能力を有する人材との交流を広げることを目的として、立ち上げたものです。 
 
このアワードでは、公募による選考はせず、LBA会員がメンバー同士で推薦し合って対象を決め、LBAメンバーが実際に現地に出かけ、体験・体感し、人と出会い、関係構築を行うことを重視しています。

今回はその現地視察の第1回目として、4月に実施した鶴見「みどりのルート1」の視察の様子をご報告します。 
「鶴見 緑のルート1」現地の様子
無機質だった横浜市鶴見区北寺尾の国道1号沿いを、みどり豊かなまちなみに変貌させた
地主であり、(一社)鶴見みどりのルート1をつくる会代表理事でもある髙田房枝さんにこれまでの取組や活動にかける思いをお聞きしました。

かつては緑の多い地域でしたが、国道工事で開削され緑は失われ、大きな看板が並ぶ道となってしまい、何とか緑豊かなまちを取り戻したいとの思いから、高田さん所有地の店舗開発の際に既存樹木の保存など環境への配慮を要望し、それが実現されました。
 
それをきっかけに近隣店舗への働きかけ、横浜市の助成金の活用など事業者、住民を巻き込んでの取組が、現在の緑が連なる国道へと変えたのです。
 
びっくりドンキー、木曽路、ガストなど、看板が並ぶ北寺尾の国道1号沿いですが、どの店にも植物があり、左右にみどりが連なる道と変わりました。
 
一人の強い思い、行動が多くの関係者の共感を得て実現できた素晴らしい事例といえます。
 

なお、この視察の詳細は後日グリーン情報誌に掲載され、LBAホームページでもリンクしますので、そちらをご覧ください。

 

次回は「沿線丸ごとホテル」の視察を7月に行います。
 
LBAでは今後もこのように会員が興味を持った取り組みについて主たる人物及び関係者を訪ねて学び、交流する企画を行います。
会員の皆さまには、是非このような面白い取り組み、アワード候補の推薦をお願いいたします!

ランドスケープ関連業界の最新動向
~各種イベント情報・公募情報

<各種イベント・セミナーなどの開催予定等>(日付は開催日)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<国内の公募情報等>(日付はリンク先記事の公開日)
 
 
 
 
 
 
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Photo by ayumi kubo on Unsplash
二十四節気「芒種 (ぼうしゅ)」6/5~6/20頃
 

二十四節気が小満から芒種へと変わりました。
 
「芒 (のぎ)」とは、麦や稲など、イネ科植物の穂先にある針のような毛のこと。

芒があることによって、動物に食べられてしまうことを防いだり、動物の毛に絡まることで、種子を遠くに運んでもらうことができるそうです。

 

昔から「芒種」の時季は、この “芒” のある植物の種を蒔いたり、麦の刈入れや田植えを行う目安とされてきました。

日本では育てた苗代を田植えする方法が一般的ですが、この苗代は寒さに弱いため、芒種の時期が適しているのです。

 

お米に関しては、昨年秋の米不足、価格高騰などもあり、気になっている方も多いのではないでしょうか。

 

お米の生産者には、田植えが始まったばかりの今年産のコメを確保しようと注文が殺到しているそうです。

 

今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

次号は、7月7日に配信予定です。

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