第74号【2025年9月5日】

ランドスケープ経営研究会（LBA) 会員のみなさま、おはようございます。

いつもLBAの活動にご協力頂きましてありがとうございます。

 

9月に入りました。

日中はまだまだ暑い日も多いですが、日暮れの時間は確実に早まり、秋が近づいていることが感じられるようになってきましたね。

8日の未明から明け方には全国で皆既月食が観測できるようです。

少し涼しくなってきた夜風にあたりながら、天体観測はいかがでしょうか。

 

それでは、今月のメルマガは以下の内容でお届けします。

・ランドスケープ関連業界の最新動向

 

どうぞご覧ください！

LBA関連情報１
～フラワートライアルジャパン見学バスツアー＆異業種交流会のお知らせ～

2027年に横浜市上瀬⾕で開催される国際園芸博を⾒据え、花緑・花卉園芸に関する業界の動きが活発化しています。

LBA ランドスケープ経営研究会においても、去る4⽉21⽇の総会に於いて、ガーデン・ランドスケープ・フラワーの業界・活動・⼈に横串を刺す X-TOLK イベントを開催し好評を博しました。

 

今回はその第⼆弾の企画として、 近年新しい品種や技法の開発の著しい花卉⽣産業界最⼤級の屋外型⾒本市『フラワートライアルジャパン 2025 秋』の実⾏委員会と協⼒の上で「⾒学バスツアー＋異業種交流会」を開催致します。

 

現地でのリアルな花卉・園芸⽣産物や技術の視察は新鮮な知⾒をもたらし、出会いや交流がケミストリーを⽣み新たなビジネスの種が芽⽣えるものと確信して⽌みません。

 

会員の⽅々はもちろん、少しでも花卉園芸分野に関心がある方など、多くの方々のご参加をお待ちしています。ぜひご参加ください！

 

・開催日：2025年9月24日（水）

・見学会（雨天決行、参加無料）：FTJ（フラワートライアルジャパン）見学バスツアーは集合10：20、解散15：50（JR「茅野駅」東口出口）

・交流会（参加費5,000円）：FTJ異業種交流会は16：00～19：00（茅野市民館内 カフェ・アンダンテ）

 

※当日のスケジュール、会場の案内図など詳細はこちらをご覧ください。

 

・参加申込　締切 9月15日（月）先着20名

こちらのGoogleフォームよりお申込みください。

フォームがご利用頂けない場合は「info@lba-j.org」までご連絡ください。

LBA関連情報２
～みどりの体感ワークショップのご報告～

「ひとは体感に従う」という行動原理があります。
そして「みどり」には、その体感に働きかけ、人の行動を自然に引き出す力があります。

 

ランドスケープ経営研究会（LBA）は、そうした「みどり環境」が人に与える影響を、実際に体験しながら探る「みどりの体感ワークショップ」を7月25日に大宮の街の真ん中で開催しました。

 

真夏日となったこの日（最高気温34.1度）、みどりとミストを組み合わせて、クーラーを超える涼しさと快適さを目指した空間を実現。

この空間は「門街涼風（すずかぜ）ラウンジ」と名付けられ、7月19日から27日まで、お休み処としても一般公開されました。

このワークショップは「おおみや街もり倶楽部」が主催する「大宮門街 涼風ラウンジ」の一環で、都市の外部空間における緑の快適性向上効果を体感しながら学ぶことを目的として行われました。
当日は、LBAや街もり倶楽部のほか学生や市民など約20名の方々が参加されました。

 

ワークショップは2段階の構成となっており、前半の講義では、LBAの開発WG長である甲斐徹郎氏が熱伝導率や気温・表面温度・体感温度の違いなど科学的根拠に基づく緑の効果を解説しました。

 

後半は参加者が市内5地点（門街交差点、体感ブース、氷川参道など）で温度を測定しました。
緑の少ない場所では表面温度が50℃超、緑に囲まれた場所では33℃程度といった顕著な差が確認され、数値と肌感覚の両面から緑の快適性を実感することができました！

体感ワークショップの参加者からは、「都市デザインや環境づくりの方向性を考える上で有益だった」との声が寄せられました。

甲斐氏は、都市空間を快適にするには緑を活かすリテラシーが必要だとし、今後も啓発活動を続けるということです。

 

イベントは来年度も開催予定で、LBAとおおみや街もり倶楽部は、氷川参道のような快適な緑空間を都市部に創出し、都市部の緑地が健康増進や交流促進に果たす役割の検証を続けるとのこと。

また、今回の体験やアンケート結果は、今後のまちづくり提案に生かしていく方針ということでした。

 

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました！

ランドスケープ関連業界の最新動向
～各種イベント情報・公募情報～

＜各種イベント・セミナーなどの開催予定等＞（日付は開催日）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

＜国内の公募情報等＞（日付はリンク先記事の公開日）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二十四節気「白露 (はくろ)」9/7～9/21頃

まもなく二十四節気が処暑から白露へと変わり、朝の草花に露が宿り始める頃となりました。

 

朝の光に白く輝く露のことを、古の人は「白露」と表現しました。
白露は、露の美称「しらつゆ」のことで、秋の季語でもあります。

「露華 (ろか)」「露珠 (ろしゅ)」「銀露 (ぎんろ)」「月露 (げつろ)」「月の雫」
 
これらはすべて、きらきらと輝く露の美しさを表したもの。

文字を見るだけで美しく涼しげな感じがしますね。

 

この時期に旬をむかえる食べものの一つが梨です。

実は梨の旬は品種により異なり、早いものだと8月から出荷されるそうですが、特に9月は梨の味にコクが加わり、『旬の中の旬』ともいえるほど、おいしいそうです。

 

みずみずしく、シャリシャリとした食感がくせになる梨。

日本で栽培されている果物の中では最も古く、弥生時代の遺跡からも梨の種が見つかっているとのこと。

 

今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

次号は、10月6日に配信予定です。

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