中西木材メルマガ Vol.39
このたびの台風19号の被害に遭われた皆様には、
心よりお見舞い申し上げます。
被災された皆様が、
一日も早く平常の生活に戻ることができますよう
お祈り申し上げます。



 冒頭の写真はドイツの街の風景
落書き防止のために
あえて作家さんに依頼して
壁に絵を描いちゃうそうです♪

この発想力!!
さすがドイツですね


《 お客様をたずねて♪ 》


~ インタビュー編 ~

前回のメルマガでは
当社のお客様でもあるマエダ木工さんを訪問♪

会社訪問の様子はこちら
今回は
マエダ木工の代表 前田智之さんの
インタビューをお届けします!

福井県生まれの前田さんは、
手工芸と家具工芸の技術を身につけられた
家具のプロフェッショナル。

ドイツ家具マイスターの
Clemens Gerstenberger氏を師事し、
ドイツに1年間の留学経験もおありです。

現在、当社の敷地内に
工場を配備し(本社は京都)
手作りの家具を全国に届けています。

 

 

インタビューでは
前田さんとドイツ留学について、
そしてデザインウッドについて
語っていただきました。



それでは
デザイン家具の本場ドイツで鍛えられた
前田さんの目に
デザインウッドがなぜ選ばれたのか、
その理由をお届けします!

 

Q ドイツへ留学されたそうですが、デザインの本場ドイツはどうでしたか?
  留学経験にてデザインの大切さを改めて認識されたそうですが。

 

前田さん)
向こうに住んでみてわかったのは、日本のデザインとヨーロッパのデザインには大きな違いがあるということですね。
日本でデザインといいますと、どうしても表面的な仕上がりを指すことが多いと思うのですが、向こうでは見た目だけではなく、その商品が人に使われていく中で、いかに利用価値があるのかを重要視します。
また使うだけではなくその地域の中で、その商品がどのようにして作られていくのか、
例えばその地域に昔からある素材を、安いからといってわざわざ外から仕入れるようなことをしても好まれません。
「人に使われていくことや、使う材料選びへの環境的な配慮にまで、全体を通してデザインする。」
そうしたことが文化の中にしっかりと根付いています。

 

ですから、国産の材料を使って家具を作ることは、私もデザインを行うことの一部として考えています。
国産の杉を使っているデザインウッドを選んだのも自然な流れでした。


また大学でも環境について学んでいますので、持続可能な社会という意味でも、国産素材を使うことはデザインの一部だと思います。
自分たちが暮らすとても身近なところに森があり木が育っているのに、あえて海外から輸入した木を使っている。
そして日本の森の手入れが行き届かず荒廃しているという現実はナンセンスに思えます。それでは日本の森がダメになってしまう。
私には日本の環境をかえていきたいという想いがあるのですが、それはデザインウッドが掲げているコンセプトと重なるものでした。

 
Q 家具職人を目指したきっかけは?

(前田さん)
父親が木工の仕事をしていたため、自然とこの仕事につきました。ドイツはマイスター制度という職人を育成するプログラムがあり、家具職人の教育がしっかりしています。
日本で修行したことのあるドイツの方と知り合い、ドイツへ家具の勉強へ一年ほど行きました。
現在では3D図面を駆使して作業をしていますが、向こうでは徹底してハンドメイドの家具作りについて学びました。

 

Q デザインウッドを利用するに当たって利点はどのようなことでしょうか?

 

(前田さん)
縦接ぎがないソリッド材であるというところは大きいです。
元々、杉の板を貼り合わせたものを自分で作っていましたが、縦接ぎがない材料を作るのは自社では難しく悩みどころでした。
家具づくりにとって、大きな板が縦接ぎなしで作れるのは重要なポイントですので、デザインウッドのこの特徴は大変魅力的ですね。


それから、素材が低温乾燥の材料であるところもいいですね。赤の色合いがとても綺麗です。杢目、柾目の指定にも対応してくれますし、サイズの要望にも応えてくれますのでありがたいです。


国産材の使用量をあげることを企業理念として目標としていますので、中西さんのデザインウッドはそうした点でも重宝してますよ。

Q デザインウッドについて

 
(前田さん)
家具作りには赤白ランダムが一番使いやすいです。赤白ストライプのようなデザイン性があるものは、そのデザイン自体が主役になるものにこそ活きてきます。
杉材を扱う中で節がないものだけを使うというのは生産者(中西木材)にも負担がかかるし、いびつさが出てきてしまいますので、そこは自分たちスタッフの目で材料をみて、節はあまり目立たない部位の材料に使い、表にでてくる場所はなるべく無地を使うという工夫をしています。

Q 現在もドイツへのこだわりはありますか?

 

(前田さん)
ドイツ製の物へのこだわりは強いですね(笑)
今年導入しましたCNCの切削機もドイツ製ですし、メガネもベルリンの眼鏡ブランド「
アイシーベルリン」のものをリピートして使っています。
ドイツはモノづくりの国ですし、ピアノ、塗料、木工、キッチン、車など、様々な分野で世界をリードしていると思います。
すべてにおいてしっかりとデザインされているのがドイツ製品の品質のよさ。見た目だけではなく、使われるものとして洗練されていますので、ついついドイツ製の製品を手にすることは多いです。

現在、保育園に納品する家具の製造で大忙しの
マエダ木工さん

貴重なお時間を作っていただき、
本当にありがとうございました。

保育園の家具には当社のデザインウッドも
使って頂いています。

製造を頑張らないと!!
ですね♪
 デザインウッド 》


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