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国連開発計画(UNDP) 駐日代表事務所 
ニュースレター32号(2014年12月24日) 

UNDP駐日代表事務所が定期的に発刊するニュースレターです。世界の開発や平和構築現場でのUNDPの活動や日本とのパートナーシップ、日本政府拠出によるUNDPの開発プロジェクト、日本人職員の活躍などを紹介していきます。

ヘレン・クラークUNDP総裁来日報告

ヘレン・クラークUNDP総裁が11月16日から18日まで、外務省と国際協力機構(JICA)が共催する国際協力60周年記念シンポジウム「成長と貧困撲滅-日本のODAに期待される役割」において基調講演を行うため来日しました。また、この機会に、日本とUNDPのパートナーシップの更なる強化を目的として、日本政府関係者、国会議員及び経済界と会談を行った他、メディアと精力的にインタビューを行いました(続きはこちらから、写真特集はこちらから)。

国際協力60周年記念シンポジウムでヘレン・クラークUNDP総裁が基調講演

今年は日本政府が政府開発援助(ODA)を始めて60年の節目となります。外務省・JICA主催の国際協力60周年記念シンポジウムにおける、ヘレン・クラークUNDP総裁の基調講演では人間の安全保障、防災、ネリカ米など多岐にわたるテーマについて言及しました。基調講演の日本語訳(仮訳)はこちらから、当日の動画はこちらからご覧いただけます。

UNDPが〝透明性〟のグローバル・リーダーに

今秋発表された有力なグローバル・ランキングで、UNDPは最も透明性の高い援助機関として認められました。この「2014年援助透明性指数」は今年、UNDPが国際基準を超える情報の公開を行ったことを「素晴らしい業績」と称え、全世界68の援助機関の総合評価で第1位に認定しました。透明性の提唱と測定を行う非営利組織「Publish What You Fund」は「UNDPが組織の情報公開の質を大幅に改善したことは称賛すべきだ」と述べています(続きはこちらから)。

UNDP邦人職員リレーエッセイ「開発現場から」第29回 UNDPイラク事務所 横井水穂さん

 「UNDPのここでの役割は何か」イラク・クルド特別自治区の州都・、エルビルのきらびやかなショッピング・モールに足を踏み入れた時、ある種の戸惑いを感じました。深夜まで開いている何でも揃うスーパーマーケットや、おしゃれなカフェ。たくさんの高層ビルの建築が進行中で開発援助など要らないような発展振り。たった1軒ですが、夜景が素敵な日本料理レストランもあります。2013年5月にアフリカ南部の小国・マラウイから赴任してきた私は、軽いカルチャーショックを覚えました(続きはこちらから)。


日本政府拠出、東ティモールにおける平和構築事業:フォーラムシアター

家庭内暴力や紛争予防のための演劇を通じた啓発、平和構築事業、フォーラムシアターをご存じでしょうか。UNDP東ティモール事務所が、日本政府から支援を得て実施するフォーラムシアターの取り組みを紹介する動画(日本語字幕付き)を作成いたしました。フォーラムシアターがどのように東ティモールの若者、そして演劇に参加した人々を巻き込み、自分たちで社会問題を解決するための気づきの機会を提供しているかを紹介しています(動画、詳細はこちらから)。

日本とUNDPがニジェールの安全強化支援で協働へ

日本政府とUNDPは12月16日、ニジェール国内とサヘル地域を平和と安全の強化に向けて支援する協定に署名しました。UNDPとニジェール欧州連合文民ミッション(EUCAPサヘル・ニジェール)は、日本からの170万米ドルに上る支援を受け、ニジェール当局の協力のもと、警察やその他機関に訓練と機材提供することで、民生および治安上の危機に対する地域の対応能力強化に努めます。また、同取り組みは、紛争予防、社会統合の推進、コミュニティと警察・軍隊との間の信頼強化に向け、コミュニティ・レベルでの対話に向けた取り組みも支援します(続きはこちらから)。


ウガンダで手洗いと衛生管理を促進し、健康リスクと闘う ~サラヤが「ビジネス行動要請(BCtA)」に参加~

洗浄剤、消毒剤などの衛生製品を製造・販売するサラヤ株式会社(以下、サラヤ)は、ウガンダにおける予防可能な病気の拡大を防ぐ取り組みで、「ビジネス行動要請: BCtA」に参加しました。サラヤは、同社のアルコール手指消毒剤を普及させることによって、東アフリカ地域での感染症の拡大を防ごうとしています。2016年までに、同社はウガンダにおける、医療従事者のコンプライアンスレートの向上と、現地生産・販売の拡大をめざしています(続きはこちらから)。

西アフリカにおけるエボラ流行へのUNDPの対応

UNDPは、エボラ対策を強化し、その影響を緩和するため、ギニア、リベリア、シエラレオネの3か国において、プログラムと予算の再調整を行いました。これによりUNDPは、エボラの流行を封じ込める取り組みの支援と、影響を受けた国々、コミュニティ、個人の迅速かつ持続可能な立ち直りの確保という、2分野に尽力しています。全体的な取り組みはこちらから、リベリア等での取り組みを紹介する動画はこちらからご覧いただけます。

近藤哲生UNDP駐日代表、講演のご案内

国際協力分野でキャリア構築のご関心のみなさま、1月31日(土)午後1時~、東京都新宿区のJICA地球広場で近藤哲生UNDP駐日代表がグローバル人材をテーマに講演をします。日本国際連合協会・東京本部が主催するシンポジウム「なりわい=職=としての国際協力へのアプローチ」の一環で、ほかにJICAの若手職員も登壇します。ニューヨーク、タイ、コソボ、チャドなど世界の開発現場で働いてきた近藤駐日代表から直接、キャリア構築の話が聞ける貴重な機会です。ぜひ、お越しください。シンポジウムの詳細&お申し込みはこちら、近藤駐日代表の紹介はこちらから。

【参加者募集】1/26(月)BOP・インクルーシブビジネス支援セミナー

本年1月開催の前回につづき、UNDPが共催し、「BOP・インクルーシブビジネス支援セミナー」(主催:貿易・産業協力振興財団、後援:経済産業省)が2015年1月26日に開催されます。今回は、持続的なビジネスの実現をめざした「社会性と経済性の一致」をテーマに、先行企業による事例紹介、中小企業や金融機関等によるパネルディスカッションが行われます。セミナー後には、政府・国際機関関係者も参加する名刺交換会・懇親会が開催される予定です。BOPビジネスを推進されている企業、また関係者の皆様のご参加をお待ちしております(参加費無料)。詳細とお申込み方法(2015年1月19日まで)はこちらから。

UNDP駐日代表事務所Facebook 「いいね」5000達成!!

UNDP駐日代表事務所のFBページへの「いいね」が11月に5000を達成いたしました!!2013年春にスタートし、UNDPの途上国での活動、日本とのパートナーシップ、邦人職員の活躍など数々のニュースをご紹介してきました。投稿ごとのいいね!、シェア、コメントなどを通じて、皆さまと交流ができることをいつも楽しみにしています。これからも皆さまに〝ホット〟で役立つ話題や情報をお届けできるように日々精進してまいりますので、引き続き応援いただけますよう、よろしくお願いいたします。

UNDPの活動紹介パンフレット改訂のご案内

パンフレット「UNDPの組織と活動概要」(4ページ)の最新版が完成しました。このパンフレットはUNDPの活動をご紹介するために広く配布しているもので、UNDPの歴史から、重点活動分野、活動地域、親善大使等を分かりやすくまとめております。また日本におけるUNDPと政府、国際協力機構(JICA)、民間企業、市民社会との連携についても紹介しております。パンフレットのPDF (4.3MB)は こちらからご覧/ダウンロードいただけます。

ミレニアム開発目標パンフレット改訂のご案内

UNDP駐日代表事務所が毎年、制作しているパンフレット「ミレニアム開発目標(MDGs)」の最新版が完成いたしました。2015年を達成目標期限とする、MDGsの進捗やMDGs達成に向けたUNDPの取り組み、ポスト2015開発アジェンダ(2015年以降の開発目標)策定プロセスなどご紹介しております。PDF版をこちらからご覧/ダウンロードいただけます。

発行元:国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所 
住所: 
〒150-0001
 
東京都渋谷区神宮前5の53の70 UNハウス8階 
公式ウェブサイト:www.jp.undp.org

本メールは event.japan@undp.org よりevent.japan@undp.org 宛に送信しております。
東京都渋谷区神宮前5丁目53の70 UNハウス8階 国連開発計画(UNDP)


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