国連開発計画（UNDP） 駐日代表事務所
ニュースレター23号（2014年1月27日）

UNDP駐日代表事務所が定期的に発刊するニュースレターです。世界の開発現場でのUNDPの活動や日本とのパートナーシップ、日本政府拠出によるUNDPの開発プロジェクト、日本人職員の活躍などを紹介していきます。

近藤哲生UNDP駐日代表からのごあいさつ

 この度本年１月１日付で駐日代表に就任しました近藤哲生です。国際社会では現在、ミレニアム開発目標（MDGs）が2015年に達成期限を迎えるのを前に、MDGsに続く新しい開発目標、「ポスト2015開発アジェンダ」が協議されています。途上国の開発をめぐる環境はこの十数年間に大きく移り変わっており、新しい開発目標では、国連機関もその役割を柔軟に見直し、新しい協力の方法を提示していくことが求められるでしょう（続きはこちら から）。

UNDP邦人職員リレーエッセイ「開発現場から」　
バングラデシュ事務所　チャカール亜依子さん

みなさん、こんにちは。チャカール亜依子と申します。2012年よりUNDPバングラデシュ事務所チッタゴン丘陵地帯開発ファシリティーというプロジェクト事務所にて、平和構築と開発プロジェクトに係る計画、モニタリング、報告業務 を担当しています。2010年から2012年まではUNDPスリランカ事務所の平和と復興班にジュニア・プロフェッショナル・オフィサー（JPO）として勤務していました（続きは こちら から）。

コンゴ民主共和国：国家警察民主化研修プロジェクト

UNDPは国際協力機構（JICA）とのパートナーシップにより、コンゴ民主共和国（以下コンゴ（民））での平和の定着に貢献すべく、国家警察民主化研修プロジェクトを実施しています。1990年代から続く紛争の影響により、国内の治安維持は急務となっています。ルワンダ、ウガンダ等の隣国と国境を接する東部では、現在でも様々な反政府勢力が住民の生活を脅かしています。また、2006年、2011年に実施された大統領選挙においては各地で暴動が発生し、2006年には大統領候補者の支援者同士の戦闘により首都キンシャサで数十名の死者が出ました（続きはこちら から）。

第11回「貧困との闘い」をスイスにて開催へ

サッカー界の伝説的存在であり、UNDPの親善大使を務めるロナウド氏とジネディーヌ・ジダン氏は、第11回「貧困との闘い（Match Against Poverty）」をスイス・ベルンにあるスタッド・ドゥ・スイス国立競技場で2014年3月4日に開催される旨、本日発表しました。試合の収益は、史上最大規模の台風30号（ハイエン）によって被害を受けたフィリピンの復興支援等に使われます（続きは こちら から）。

2013年12月5日に、東京・渋谷で、「国際ボランティアデー」（12月5日）を記念するシンポジウムが開催され、若者を中心に約150人が参加し、さまざまな形のボランティア活動の紹介に耳を傾けました。「国際ボランティアデー」は1985年に国連によって定められた記念日で、世界の平和と開発の実現のために活動する世界中のボランティアの意義を認知し、さらに推進することを目的として世界中で様々か活動が開催されています(続きは こちら から）。

今月は、中央アジアのタジキスタンでUNVプログラム・オフィサーとして活躍中の佐藤慶一さんのエッセーを紹介します。佐藤さんのUNVとしての派遣は国際協力機構（JICA）からの財政支援によって実現しています（続きは こちら から）。

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