持続可能な開発目標(SDGs)採択までの道のり
21世紀の国際社会の目標として貧困削減などを目指す「ミレニアム開発目標(MDGs)」が今年達成期限を迎えるにあたり、2015年8月2日、MDGsの代わる今後の目標として国連加盟国は「持続可能な開発目標(SDGs)」の最終文書に合意しました。貧困や環境など17の目標と169項目の具体的な達成基準が盛り込まれています。SDGsは9月の国連総会で正式に採択され、2016年から2030年の新たな国際目標となる予定です (続きは こちらから)。
日本政府拠出 ネパール震災早期復旧プロジェクト
2015年4月25日に発生したネパール大震災に対応して、国連開発計画(UNDP)ネパール事務所では日本政府からの資金拠出約100万ドルを受け、震災で最も大きな被害を受けた地域の3つの郡において、早期復旧を支援するプロジェクト「ネパール震災早期復旧プロジェクト」を実施しています (続きは こちらから)。
UNDP総裁、新たな開発資金枠組みで進展中のグローバル課題と リスクに対する考慮を呼びかけ
ヘレン・クラークUNDP総裁は7月にエチオピアで開催された第3回開発資金国際会議で、普遍的なポスト2015開発アジェンダ策定に向けて、新たな資金枠組みが、貧困や環境破壊、自然災害に対する脆弱性、さらには長引く紛争を根絶するという課題に取り組む国々を大胆かつ実質的に支援できるものになるべきと訴えました(続きは こちらから)。
UNDPと日本、イラクの安定化と復興に向けて協力
国連開発計画(UNDP)と日本政府は、イラクの武装勢力の占拠から解放された新規解放地区の安定化と復興を促進するため、計100万米ドルの緊急無償資金協力協定に合意しました。この資金は、イラク政府の指導下でUNDPが管理する「即時安定化資金(FFIS)」を通じて運用されます(続きは こちらから)。