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国連開発計画(UNDP) 駐日代表事務所 ニュースレター42号(2016年10月27日)

UNDP駐日代表事務所が定期的に発刊するニュースレターです。世界の開発や平和構築現場でのUNDPの活動や日本とのパートナーシップ、日本政府拠出によるUNDPの開発プロジェクト、日本人職員の活躍などを紹介しています。

紺野美沙子UNDP親善大使 ケニア視察

2016 年8月、第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)を前に、ケニアを公式訪問した紺野美沙子UNDP親善大使。ケニアにおける国連や日本政府の開発プロジェクト、日本企業やNGOの取り組み、気候変動の影響などを視察しました。ケニアの魅力や国際協力が現地場で生きている様子をたっぷり知っていただける動画をご覧いただけます。また視察内容を紹介したプレスリリースは こちらから、なんとかしなきゃ!プロジェクトの学生レポーターが執筆した報告書は こちらから。ぜひご覧ください。

第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)

8月27、28日にケニアで開催された第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)は、閉会式で「 ナイロビ宣言」が採択されて無事に終了しました。共催機関であるUNDPはヘレン・クラーク総裁、アフリカ局長をはじめ多くの幹部職員が参加し、スピーチ、本会合での協議、ナイロビ宣言作成に参画しました。また、今回は70を超える日本企業も本会合に参加し、UNDPと連携をする企業も多く議論に参加しました。TICADについては こちらから。

アフリカ人間開発報告書2016発表

第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)の会場内でUNDPのアフリカ人間開発報告書『アフリカにおけるジェンダー平等と女性のエンパワーメントの促進』の発表会が盛大に開催されました。ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領はじめ各国首脳、岸田外務大臣、北岡伸一JICA理事長にもお越しいただき、スピーチをしていただきました。アフリカ人間開発報告書については こちらから。

ハイチのハリケーン被害復興に向けて募金開始

ハイチでは今月上旬、大型ハリケーン「マシュー」の直撃で、何百人もが命を落とし、多くの人々が避難を強いられています。UNDPでは、 こちらのサイトから、復興のための募金を受け付けております。みなさまからのご協力、お待ちしております。

UNDP邦人職員リレーエッセイ「開発現場から」 スーダン・エルファシャ事務所 天野裕美さん

もっと学びたい、成長したい、社会の役に立ちたいと願っている若者たちが、チャンスをもらえず、無為に時間と若さを無駄にして過ごしていくことは、非常にもどかしいものです。そして、こういった現実に失望した若者が争い事に参加し、犯罪に手を染めていくことは、珍しいことではありません。若者たちが、視野を広げ、自分の能力を十分に発揮できる「チャンス」を得られるよう手助けしたいと思い、2013年3月から、UNDPスーダン事務所で「生計復興プログラム:青年ボランティア・ダルフール復興プロジェクト」に従事しています。 (続きは こちらから)。
難民と移民に関するサミット

現時点で、世界で難民の数は約2100万人にものぼります。今年9月の国連総会の「難民と移民に関するサミット」で、ヘレン・クラークUNDP総裁は、持続可能な開発のための2030アジェンダと持続可能な開発目標(SDGs)はこれらの大量の人の移動に対応するための枠組みを提供している、と訴えました(続きは こちらから)。
ビジネスでSDGsの達成を目指す イノベーション・プラットフォーム「SHIP」を設立

企業による持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みを後押ししようと、Japan Innovation Network(JIN)とUNDPは、三菱総合研究所の協力のもと、イノベーション・プラットフォーム「SDGs Holistic Innovation Platform(SHIP)」を設立しました。SHIPは、SDGsの達成を日本発のビジネスで目指すイノベーション・プラットフォームで、8月にはTICADが開催されたナイロビへの視察ツアーも実施しました(続きは こちらから)。
UNDPと日本のパートナーシップ~イラク編

日本政府は、ISILから解放された地域に緊急支援を行うため、UNDPのイニシアティブである即時安定化資金(FFIS)に200万米ドルを追加拠出しました。これを含めると、2016年度の日本のFFISを通じての支援は1800万米ドルにのぼります (続きは こちらから)。
UNDPと日本のパートナーシップ~タジキスタン編

タジキスタン共和国において、北岡元在タジキスタン日本国大使とUNDPタジキスタン事務所代表との間で、約11億7200万円の無償資金供与「災害リスク削減と対応能力強化事業 」に関する署名式が行われました。この事業は、タジキスタン国内における災害リスクの調査、災害早期発見・ 伝達機能の強化、中央政府だけでなく地方政府も巻き込んだ災害危機管理の整備、タジキスタン災害救助隊の能力強化、そして隣国のアフガニスタンと国境を越 える協力による災害時の迅速な救助体制の構築などを盛り込んでいます (続きは こちらから)。
UNDPと日本のパートナーシップ~レバノン編

日本政府からの100万米ドルの拠出金により、UNDPは農業用地への水の配水効率を上げるため、セメント製の11キロにおよぶ農業用水路を建設します。この事業により、水の供給が60%向上し、その結果農業生産率が30%向上すると見込まれています。また、500人の農民に対し、農業ビジネスだけでなく、保険や医療保障へのアクセスなどの協同組合制度に関するトレーニングも実施しています。これによって、1100人のレバノン人と800人のシリア難民が直接的な恩恵を受けました(続きは こちらから)。

グローバルフェスタ2016に出展

10月1、2日に東京のお台場で開催された日本最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタ2016」にUNDPもブース出展しました。2030年までの国際的な目標-持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて思いを書いていただく〝SDGsメッセージボード〟へのご参加、紺野美沙子UNDP親善大使のケニア視察の動画のご視聴、UNDPの活動のご説明など、ご来場いただいたみなさまと直接の交流も楽しませていただきました。今後もUNDPは様々なイベントを企画していきます。当日の写真特集は こちら

ソーシャルグッド・サミット2016東京ミートアップ

ソーシャルグッド・サミット2016 東京ミートアップ、今年も多くの皆様にご参加いただき、大盛況のもと終了いたしました。ソーシャルメディアやITやテクノロジーを使って、社会を大きく変えた事例発表をいただきました。また、初めての試みで、参加者全員を交えたオープンダイアログを開催し、登壇者と参加者がグループに分かれて直接議論、意見交換する時間も設けました。 写真アルバムは こちらから。また学生レポーターによるまとめ記事は こちらからご覧いただけます。

ニコライ・コスター=ワルドーがUNDPの親善大使に

HBOのテレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』で世界的に有名なデンマークの俳優、ニコライ・コスター=ワルドー氏は、ニューヨークで開催中の世界初のアマチュア女子サッカー・ワールドカップで審判を務め、UNDP親善大使としての活動を開始しました (続きは こちらから)。
メディアの中のUNDP~UNDPの組織改革編

マイケル・オニール対外関係・アドボカシー局長のインタビュー記事が国際開発ジャーナル10月号で紹介されました。UNDPの組織改革、ビジネスを通じての持続可能な開発目標(SDGs)達成についてなど言及しています。著作権上の許可を取り、記事をPDF公開しています。 こちらからご覧いただけます。
メディアの中のUNDP~アフリカ開発編

近藤哲生UNDP駐日代表が8月に日本経済新聞の朝刊「私見卓見」にアフリカ開発と民間企業の役割をテーマに寄稿しました。著作権上の許可を取り、記事をPDF公開しています。 こちらからご覧いただけます。

メディアの中のUNDP~国際キャリア編


槌谷恒孝UNDPコンゴ民主主義共和国の職員の記事が『国際キャリアガイド2016~17』で紹介されました。自身のキャリア形成、国連職員のやりがいについて語っています。著作権上の許可を取り、記事を公開しています。 こちらからご覧いただけます。

UNDP年次報告書2015/2016 刊行

UNDPの年次報告書2015/2016 が発刊されました。私たちの活動指針、この1年間の取り組み、予算など細かく紹介されています。 こちらからご覧いただけます。日本語版も11月頭に刊行され、UNDP駐日代表事務所のウェブサイトで公開いたします。
発行元:国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所
住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5の53の70 UNハウス8階
公式ウェブサイト: www.jp.undp.org
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