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国連開発計画(UNDP) 駐日代表事務所 ニュースレター45号(2017年4月27日)

UNDP駐日代表事務所が定期的に発刊するニュースレターです。世界の開発や平和構築現場でのUNDPの活動や日本とのパートナーシップ、日本政府拠出によるUNDPの開発プロジェクト、日本人職員の活躍などを紹介しています。今回はUNDPの新総裁、人間開発報告書2016などをご紹介をしています。
グテーレス国連事務総長がアヒム・シュタイナー氏(ドイツ出身)をUNDP次期総裁に任命

国連のアントニオ・グテーレス事務総長はUNDP執行理事会との協議を受け、国連総会議長に対し、ドイツ出身のアヒム・シュタイナー氏を今後4年間、UNDP新総裁として総会が承認することを書面で伝えました。シュタイナー氏は、オクスフォード大学マーティンスクールのディレクター、同大学ベリオール・カレッジのプロフェッショナル・フェローを2016年より務めています。詳細は こちらから。
ヘレン・クラーク総裁への賛辞-UNDPでの8年間の活躍に幕

ヘレン・クラークUNDP総裁の退任にあたり、デンマーク国連常駐代表のイブ・ペテルセン大使は、UNDP執行理事会を代表して声明を発表しました。「クラーク総裁は8年間にわたり、女性、LGBTI、難民、移民、HIV感染者やエイズ患者の権利推進や、環境保護や気候対策、災害リスク削減、民主的ガバナンスなどの分野や、貧しく、社会から隔絶された全世界の人々のニーズに活動と支援を集中してきました」。詳細は こちらから。

人間開発報告書2016刊行記念シンポジウムのご案内(5月18日、東京・JICA研究所)


人間開発報告書2016『すべての人のための人間開発』が今年3月に刊行されたのを受け、UNDPとJICA研究所は、同刊行記念シンポジウム を5月18日(木)、都内のJICA研究所で 開催します。シンポジウムでは、セリム・ジャハンUNDP人間開発報告書室長が基調講演をし、有識者を交えての議論をいたします。詳細は こちらから、人間開発報告書2016については こちらから。

「第1回SDGs×Youth 知ろう。語ろう。見つけよう。」のご案内(5月27日、電通ホール)


2030年以降に世界をリードしていく若者へ向けて「第1回SDGs×Youth 知ろう。語ろう。見つけよう。」を5月27日(土)、東京・電通ホールで開催します。若者にとってSDGsを知り、語り、自分ゴトとして一緒に考えるきっかけになればと、10以上の学生団体が中心になり、UNDPも一緒に企画・実施しています。詳細は、近日中にUNDP駐日代表事務所のウェブサイトにてお知らせします。申し込みは こちらから。

UNDP邦人職員リレー・エッセイ「開発現場から」 UNDPシリア事務所副所長 須崎彰子さん

紛争国シリアに行くためには一度隣国レバノンの首都ベイルートに空路で入国し、陸路でレバノン山脈を越えてシリアに入国する必要があります。2016年1月のシリア着任時に機内から見るベイルートの青い地中海と、雪を頂くレバノン・シリア国境の山々は、2002年にレバノン留学を終えて出国した時と全く変わっていませんでした。ベイルートの喧騒は14年前と同じでしたが、セキュリテイは厳重で、華やかな街に経済の動きは見えず、至るところでシリア難民を目にし、会う人ごとにため息とともに語られたのがシリア紛争と、レバノンを含む近隣諸国への影響でした(続きは こちらから)。

第2回 キルギス発「平和と開発」の現場レポート

UNDPキルギス共和国事務所の二瓶直樹職員による、キルギス発「平和と開発」の現場レポート第2弾。キルギス国内や中央アジア地域の活動現場から情報を発信していきます。今回は、二瓶職員自身もその役職を担う平和構築・紛争予防を推進するための専門家のポストについて紹介します(続きは こちらから)。

UNDPナミビア事務所とYahoo! JAPANが密猟防止パトロールキャンプ建設に関する覚書に署名

UNDPナミビア事務所とヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は今年3月、同国最大級の規模を誇る最も有名な観光地の一つ、エトーシャ国立公園の野生動物保護および密猟防止活動の拡大を目的とした覚書に署名しました。覚書の下、Yahoo! JAPANは、同国立公園の密猟防止パトロールキャンプ建設のために500 万円を寄付しました (続きは こちらから)。

コンゴ民主共和国の無電化地域にソーラー・ランタン900台を配布し、教育支援へ

UNDPとパナソニック株式会社は、コンゴ民主共和国の紛争地域において旧児童兵や国内避難民、帰還民に対する支援として、900個のソーラー・ランタンの配布を開始しました。パナソニックから寄贈を受けたソーラー・ランタンは、同国の北キヴ州、イツリ州、南ウバンギ州の3州において、紛争による影響を受けた無電化地域で職業訓練施設に対して配布されます (続きは こちらから)。
UNDPと日本のパートナーシップ~TICAD VIフォローアップ編

ニューヨークの国連本部でTICADⅥフォローアップ・イベント「アフリカの構造転換を通じたSDGsの達成」が今月、開催されました。イベントでは別所浩郎・特命全権大使・国連連合日本政府常駐代表の基調講演に始まり、ルビー・サンドゥ・ロジョンUNDPのアフリカ局副局長、JICA研究所の北野尚宏所長、コロンビア大学のジョセフ・ステグリッツ教授らが登壇し、アフリカ経済が抱える課題や、アフリカが今後、どのように産業化を進めていくのか議論が行われました。当日の動画を こちらからご覧いただけます。
UNDPと日本のパートナーシップ~ナイジェリア編

ナイジェリア北東部では過激派組織ボコ・ハラムとの紛争により約200万人が住む場所を追われ、500万人以上が深刻な食料危機の下にあります。UNDPは日本政府からの資金をもって2016年3月から同地域における早期復興プロジェクトを実施し、また2017年3月から新たなプロジェクトを開始します。この動画では、紛争で破壊された後にプロジェクトの下で再建された地域の役所の前から、UNDPナイジェリア事務所の野口義明職員がプロジェクト内容を紹介いたします。
UNDPと日本のパートナーシップ~アフガニスタン編

日本政府の支援を受け、UNDPとアフガニスタン内務省は、2013年から約1000人のアフガニスタンの女性警察官の訓練をしました。女性警官が2%未満であり、女性の司法や警察へのアクセスが制限されているアフガニスタンにおいて、女性のエンパワメントの推進とアフガニスタンの法の支配強化に貢献しています。訓練を受け、女性警察官の可能性について力強く語るナビラさんのインタビューをぜひご覧ください。
メディアの中のUNDP~NHK World

NHK World で、UNDPタイ事務所が官民連携で実施する、持続可能なツーリズムのプロジェクトが紹介されました。5分半くらいのアジア特集の中で、UNDPのプロジェクトは2分過ぎから紹介されています。期間限定での公開になります。 こちらからご視聴いただけます。

輝く邦人職員~UNDPネパール事務所  遠藤智夏職員

UNDPネパール事務所の遠藤智夏職員が留学ジャーナルで紹介されました。2015年4月のネパール大地震で自身も被災し、現在はUNDPネパール事務所にて環境・エネルギー・気候変動・防災ユニット、震災復興・レジリエンスユニットの2部署にまたがって業務に従事しています。ぜひご覧ください。 記事は こちらから。

輝く邦人職員~UNDP東ティモール事務所 石田裕一職員

UNDP東ティモール事務所の石田裕一職員が、JICAが発刊する広報冊子「クロスロード」に紹介されました。英語が不得意でTOEIC260点、海外とは縁がないという状態から、石田さんはあることがきっかけで国際協力に興味を持ち、現在UNDP東ティモール事務所の職員として働いています。国際協力に興味のある、青年海外協力隊に関心がある、国際機関へのキャリアステップを知りたいという方はぜひご一読ださい。 記事は こちらから。

輝くユース for 2030~崎元大志さん

2015年12月から2016年3月まで、UNDP駐日代表事務所広報部門でインターンとして活躍し、現在外務省の草の根無償資金プロジェクトでカンボジアにて勤務の崎元大志さん。国連フォーラムにインターン体験記を寄稿くださいました。UNDPでインターンを検討中のみなさま、ぜひご覧ください。記事は こちらから。

SDGsとビジネス

UNDPとJapan Innovation Network(JIN)が運営する「SHIP (SDGs Holistic Innovation Platform)」のディスカバリープログラム・導入編が5月26日(金)、6月30日(金)に都内で開催されます。持続可能な開発目標(SDGs)を事業目標に取り入れ、本業のイノベーション機会とするため、自社が解決すべきSDGsや課題を発見し、ビジネスでどう解決していくかのヒントを得て頂くためのプログラムです。詳細は こちらから。

社会的金融:インドネシア開発の新たな領域


アジア太平洋諸国は、年間約440億ドルの開発資金不足に直面していると推定されており、この不足分を民間資金で補てんする必要性が高まっています。これは、本来利益優先の市場メカニズムに社会的利益を反映させるモチベーションとなりえます。「社会的金融」は比較的新しい概念であり、金融上の利益以外に、社会・環境的便益を生む企業への投資を行う金融スキームのことを言います(続きは こちらから)。

UNDPの出版物のご紹介

冊子「日本とUNDP: 欧州・CIS地域における人間の安全保障の構築」(日本語版)を発刊しました。UNDPと日本政府が同地域で実施する平和構築や防災などのプロジェクトやその根底にある人間の安全保障について紹介しています。日本語版は こちらから。

UNDPの出版物のご紹介

冊子「UNDPアジア太平洋局2015-2016年成果報告書 」(日本語)を発刊しました。同地域における課題、それに対するUNDPの活動など具体的な事例を多く織り交ぜながら紹介しています。日本語版は こちらから。

世界で活躍する日本人国連ボランティアからの現地報告


昨年6月、ヤマハ発動機株式会社は、日本の民間企業としては初めてとなる国連ボランティア計画(UNV)とのパートナーシップ合意書を締結しました。この合意書に基づき、森建二さんがヤマハ発動機からの派遣で、同年8月から2017年7月までの1年間の予定で、UNVを通じてUNDPインド事務所に勤務しています (続きは こちらから)。

発行元:国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所
住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5の53の70 UNハウス8階
公式ウェブサイト: www.jp.undp.org
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